ロバーツ監督、佐々木朗希はマイナーでの調整へ「復帰時期は未定」「体全体を強化」

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)が「おはようロバーツ」というABEMAの独占インタビュー企画で、現在離脱中の佐々木朗希投手(23)の復帰に向けたプランについて話しました。
佐々木投手は右肩のインピンジメントで5月中旬から負傷者リスト(IL)に入っており、現在はキャッチボールを再開してゆっくりと回復していますが、具体的なリハビリの日程は未発表です。彼は遠征には同行しておらず、ロサンゼルスで調整を進めています。
ロバーツ監督は「彼は投球時に完全に痛みが消えることはありませんでしたが、今は良い状態のようです。肩の痛みを和らげるための注射を受け、毎日短い会話を交わし様子を見ています」と状況を説明しました。トレーニング方法も変更し、「ウエートトレーニングを増やし、ストレングス&コンディショニングコーチのトラヴィス・スミスと密にコミュニケーションをとり、佐々木投手専用に組んだウエートトレーニングで体全体の強化を進めています」と笑顔を見せました。
さらに、「佐々木選手は(23年の)WBCで投げていた時にはもっと体力があったように見えます。今年は以前のような体力が不足している印象です。そのため、再び体重を増やして体力を強化しようとしています」と述べました。
今後の復帰プランについても触れ、「リハビリが必要ですのでおそらくマイナーで調整することになるでしょう。彼の復帰時期は未定ですが、8月下旬には戻ってくることを期待しています。現在はベンチの端で座って、投手や他のチームの打者を観察し、試合を日々見て情報を集めています。選手やコーチとも積極的に交流をしています」と話しました。