Day: June 30, 2025

前田健太、後輩の白シャツに直筆「マエケン画伯」期待の若手右腕からのお願いに「どうですか?」

カブス傘下3Aアイオワの前田健太投手(37)が29日(日本時間30日)、自身のインスタグラムで若手右腕に「マエケン画伯」Tシャツをプレゼントしたことを明かした。なんとも言えない絶妙な絵心で「マエケン画伯」と称される前田は、ジャック・ニーリー投手(25)とのツーショットを公開。前田は「僕の絵のことをどこかで知ったみたいで チームメートにお願いされました。笑 どうですか? 本人はめっちゃ気に入ってくれてました」と絵文字を添えて投稿。あごひげと口ひげがトレードマークのニーリーの特徴を捉え、無地の白いTシャツに直筆で似顔絵を描いたようだった。前田はドジャース大谷翔平投手(30)と愛犬デコピンの始球式を描き、その絵がデザインされたTシャツを大谷が着用。3月には大谷がインスタグラムで「マエケンさんこれにサインください。」と投稿していた。前田は28日(同29日)、本拠地コロンバス戦で6回3失点。5月7日にタイガースを自由契約となり、同月16日にカブスとマイナー契約を無心だ。3Aアイオワでは8試合目の先発登板だった。ニーリーは24年にメジャーで6試合に登板している。

ロバーツ監督、佐々木朗希はマイナーでの調整へ「復帰時期は未定」「体全体を強化」

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)が「おはようロバーツ」というABEMAの独占インタビュー企画で、現在離脱中の佐々木朗希投手(23)の復帰に向けたプランについて話しました。佐々木投手は右肩のインピンジメントで5月中旬から負傷者リスト(IL)に入っており、現在はキャッチボールを再開してゆっくりと回復していますが、具体的なリハビリの日程は未発表です。彼は遠征には同行しておらず、ロサンゼルスで調整を進めています。ロバーツ監督は「彼は投球時に完全に痛みが消えることはありませんでしたが、今は良い状態のようです。肩の痛みを和らげるための注射を受け、毎日短い会話を交わし様子を見ています」と状況を説明しました。トレーニング方法も変更し、「ウエートトレーニングを増やし、ストレングス&コンディショニングコーチのトラヴィス・スミスと密にコミュニケーションをとり、佐々木投手専用に組んだウエートトレーニングで体全体の強化を進めています」と笑顔を見せました。さらに、「佐々木選手は(23年の)WBCで投げていた時にはもっと体力があったように見えます。今年は以前のような体力が不足している印象です。そのため、再び体重を増やして体力を強化しようとしています」と述べました。今後の復帰プランについても触れ、「リハビリが必要ですのでおそらくマイナーで調整することになるでしょう。彼の復帰時期は未定ですが、8月下旬には戻ってくることを期待しています。現在はベンチの端で座って、投手や他のチームの打者を観察し、試合を日々見て情報を集めています。選手やコーチとも積極的に交流をしています」と話しました。

【WEリーグ】「4冠目指す」23年W杯代表MF猶本光、三菱重工浦和から日テレ東京Vに移籍

サッカー女子WEリーグにおいて24-25年シーズンで優勝した日テレ東京Vは、30日にMF猶本光(31)が三菱重工浦和から完全移籍で加入することを発表しました。 猶本はクラブを通じて、「日本の女子サッカー界をリードする名門クラブの一員となることができて嬉しく思います。WEリーグ、AWCL、皇后杯、リーグカップの“4冠”を目指すこのクラブで、チームの勝利に貢献するために全力を尽くします」とコメントしています。 猶本は2012年に福岡J・アンクラスから浦和レディースに加入し、2014年にはなでしこリーグでベストイレブンを受賞しました。22-22年のWEリーグでもベストイレブンに選ばれています。なでしこリーグ通算151試合で14得点、WEリーグ通算50試合で15得点を記録しています。また、なでしこジャパンとして23年FIFA女子ワールドカップ(W杯)にも出場しました。 三菱重工浦和は27日、猶本に加え、東アジアE-1選手権に出場する女子日本代表の石川璃音(21)と遠藤優(27)、そして栗島朱里(30)、竹内愛未(19)が移籍の準備のためチームを離れることを発表しました。石川、遠藤、栗島は海外クラブへの移籍が予定されており、竹内も海外移籍の可能性があるとされています。

【クラブW杯】「世界最高のチーム」パリSG、メッシら先発のマイアミに4発快勝、順当8強

FIFAクラブワールドカップの決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)において、ヨーロッパ王者のパリ・サンジェルマン(フランス)がアルゼンチン代表フォワードのメッシが先発したマイアミ(米国)に4-0で快勝し、ベスト8に駒を進めました。試合は前半に4点を奪って決着。準々決勝ではバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)との対戦が待っています。メッシがかつて在籍していたパリSGを指揮するのはルイス・エンリケ監督で、彼は10年前にバルセロナ(スペイン)をクラブW杯優勝へと導いた経験があります。当時のバルセロナには、今回マイアミで先発したメッシ、フォワードのスアレス、中盤のブスケツ、ディフェンダーのアルバが所属しており、現マイアミ監督のマスケラーノも選手でした。この注目の対決には6万5574人のファンが観戦し、戦前の予想通りパリSGが序盤から圧倒しました。試合開始6分には、左サイドからのミッドフィールダー・ビティーニャのフリーキックをミッドフィールダー・ジョアン・ネベスが頭でゴールに押し込み、リードを奪いました。39分には高い位置でボールを奪取し、再びジョアン・ネベスが押し込んで得点しました。44分にはフォワード・ドゥエの右からのクロスが相手のオウンゴールを誘い、その直後にはディフェンダー・ハキミが攻め上がって4点目を奪いました。後半からマイアミはメッシを中心に反撃しましたが、得点することはできませんでした。パリSGはエースのフォワード・デンベレがケガから復帰し、途中出場して約30分間プレー。後半は無得点に終わりましたが、優勝候補としての地位を確立しました。ルイス・エンリケ監督は「試合の立ち上がりが良く、うまくコントロールすることができた。後半はチャンスが減ったものの、全体的に多くのチャンスを創出できた。全選手の動きに満足している」とコメント。2得点のジョアン・ネベスは「1試合で2ゴールを決めたのは初めてなので、とても嬉しいが、それ以上に勝利できたことが何より」と喜び、「相手が誰であっても自分たちのプレーを貫く。自信を持っている」と語りました。マイアミのマスケラーノ監督はパリSGについて「おそらく世界最高のチームで、素晴らしい監督も持っている。我々は最後まで粘り強く戦った。そんな選手たちを誇りに思う」と述べました。

【阪神】勝利への流れをつかんだサインプレー 大山悠輔「大きかった」過去の経験を生かす

阪神の守備陣の周到な準備が勝敗を分けた。先発の伊藤将司投手(29)は初回、2アウトながら一、二塁のピンチを迎えていた。前の森下翔太外野手(24)がソロホームランで先制した直後で、ここは何としても抑えて流れをつかみたかった。 打者の増田珠外野手(26)に対してカウントは2-2。5球目を投げる前に、一塁手の大山悠輔内野手(30)は一塁ランナーのホセ・オスナ(32)の背後からベースに走り込んだ。 けん制技術に優れた伊藤投手が絶妙なタイミングで一塁に投げた。判定はセーフだったが、大山は即座にベンチにリクエストを要請。結果、アウトに覆った。この好判断について大山は「そうですね、大きかったと思います」と試合を振り返った。 チームとして用意されたサインプレーが功を奏したようだ。2アウトのため、一塁走者は長打が出れば一気に本塁を狙う心理にある。それを読み切ってのプレーだった。 過去の苦い経験が生かされた。12日の西武戦(ベルーナドーム)では、3点を追う状況で8回1アウト満塁、一塁ランナーの佐藤輝明内野手(26)が同様のピックオフプレーでアウトになった。 阪神は交流戦終了後の4日間を使って、2度にわたり室内練習場を閉め切って連係プレーの確認を行っていた。藤川球児監督(44)は詳細については触れなかったが、ピックオフプレーの確認も含まれていた可能性がある。 この1つのプレーにより伊藤将投手は、3回以降無安打で2安打完封勝利を収め、快勝で6月を締めくくった。

大谷翔平、6月を7本塁打で締めくくる 昨年同月には届かずも昨季をしのぐペース

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(30)が、彼の得意とする6月を7本塁打で締めました。6月の最初の一発は、2日(日本時間3日)のメッツ戦での23号でした。その後、11試合にわたり46打席で本塁打が出ず、14日(同15日)に本拠地で行われたジャイアンツ戦の第1打席で24号の先頭打者アーチを放ち、同試合の第4打席で25号ソロ本塁打を記録しました。16日(同17日)のパドレス戦では、663日ぶりに打者と投手両方で出場する「二刀流」が復活しました。「投手大谷」としても再び光を放ち、20日(同21日)に行われたナショナルズ戦では、26号2ランを含む5打点を叩き出しました。二刀流復帰後は4本塁打を追加しました。昨年の6月の12本塁打や、今季5月の15本塁打には届かなかったものの、昨季6月終了時の26本塁打を上回る29本塁打を記録しました。6月の打撃成績は、打率2割7分6厘、7本塁打、17打点、盗塁0、出塁率+長打率(OPS)は.967でした。