ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(30)は、今季3度目のマウンドに上がり、2イニングを1安打、1四球、無失点、1奪三振で終えました。 初回、安打と四球を許し1死一、二塁のピンチを迎えましたが、パスクアンティノ選手に対して、160キロを超える速球を連発。2ストライクから今季球団最速の101.7マイル(約164キロ)の速球で二ゴロの併殺に打ち取りました。 大谷選手は今季初めて2回まで投げ、3者凡退で試合を締めくくりました。2回を27球で、1安打、1四球を与えつつも無失点、1奪三振。投じた直球10球のうち、5球が160キロを超えました。 【大谷の一問一答】 -コントロールを振り返って 「細かいところは別として、積極的にゾーンを攻めた感じです」 -二刀流に慣れるのは時間がかかりそうか 「今日はヒットがありませんでしたが、打撃のアプローチとしては結果が伴わなかったですね。基本的にはバッティングとピッチングを分けて考えるので、今日はピッチングはよくて、バッティングは期待通りではなかったですね」 -100マイルを投げられるのはリハビリの過程で想像できたか 「実践で早めに短いイニングで慣れることが、球速を上げるのに良いと感じていました」 -2度の肘の手術ということで、それまで投げていた球が戻ってくるかという心配は 「1回目より感覚は良かったので、自信はありました。まだ投げ方に改善の余地があるので、これからですね」 -打席は慌ただしそうだったが、万全の準備はできたか 「ピッチングをやっているので、分けて考えると自然に感じます」 -球宴のホームランダービーは出るか 「現在のルールではかなり厳しいので、今のところチャンスはないかなと思います」 -縦のスライダーとプレートを踏む位置について 「その方が抑えられると判断しました」 -ケガの再発に対する恐怖は感じていない 「まだ思い切り投げようとは思っていませんが、ランナーがたまるとどうしても打たれたくないという気持ちが自然に出てくる感じです」...