J3高知の秋田豊監督がパワハラ疑いで休養「こうした申し立てに至ったことを深く反省」

J3高知は29日、秋田豊監督(54)がパワーハラスメントの疑いで同日から休養すると発表した。選手やスタッフから指導に関して、パワハラの申し立てがあった。クラブはただちにヒアリングを実施したが、両者の意見の相違があるため、第三者の弁護士で構成する特別調査委員会を設け、調査することになった。秋田監督は結論が出るまで練習や試合への参加を見合わせる。代わりに神野卓哉ヘッドコーチが指揮を執る。秋田監督のコメントは以下。「まず初めに、私の指導に際し、事実、精神的に傷ついた人たちがいることに関して、申し訳ないことをしたと思っており、深くお詫び申し上げます。私自身はこれまで指導に際し、ハラスメントを意図して行ってきたことはありませんが、結果として、こうした申し立てに至ったことを深く反省し、今後の指導については、精神的に傷つけたり、不快な思いをさせることがないよう、十分に心がけていきたいと思っています。しかし、ヒアリングの中でクラブ側から聞いた申し立て内容は、事実とは異なると感じるものが複数ありました。このことについては、特別調査委員会の調査の中でも、しっかりとお伝えしていきたいと思っております。調査の結果が出るまでは練習並びに試合に参加することはいたしません。せっかくチームも上り調子になってきたところで、このようなことになって本当に申し訳ありません。スポンサーの皆様やサポーターの皆様、選手並びにスタッフに対して、あらためてお詫び申し上げます」秋田監督は日本代表DFとして1998年のワールドカップ(W杯)フランス大会と2002年日韓大会に出場。現役引退後は京都、町田、岩手の監督を務め、今季から高知の監督に就任していた。