【データ】佐藤輝明が12球団で最速の20号本塁打を達成 阪神選手として10号と20号の両方を一番乗りするのは初の快挙

阪神タイガースの内野手、佐藤輝明(26)が12球団の中で最も早く今シーズンの20号本塁打を達成しました。この記録は2年ぶりであり、彼がプロ入りして77試合目に達成した以前の記録を上回る73試合目での達成です。また、この20号に到達することで、節目の50打点目も記録しました。
8回の一死無走者の場面で、佐藤はカウント2-1から来た中央付近の変化球をフルスイングし、打球はまっすぐに観客席へ。打った瞬間から本塁打を確信し、チームのリードを6点に広げました。
佐藤は8回に両リーグトップとなる20号本塁打を達成しました。これは、阪神選手としては75年の田淵、84年の掛布、85年のバース、90年のパリッシュ、10年のブラゼルに続き、6人目の記録です。さらに、佐藤は5月1日に10号本塁打も両リーグ最速で達成しており、昨年の村上宗隆(ヤクルト)が達成した10号に続いて20号も両リーグ一番乗りの記録に並びましたが、阪神の選手で10号と20号の両方を最速で達成したのは初めてのことです。この試合を含め、佐藤が今シーズンに8回で放った本塁打は9本で、9回の2本を合わせると、8回と9回のみに全打席の半数以上となる11本を記録しています。