【サンクルー大賞】カランダガン、アヴァンチュールを制しG1初勝利!ゴリアットは無念の最下位5着

カランダガン(4歳のセン馬、F・グラファール厩舎、父はグレンイーグルス)が堂々たる走りでG1初優勝を飾りました。ミカエル・バルザローナ騎手が手綱を取り、勝ちタイムは2分28秒28でした。昨年の英インターナショナルS、英チャンピオンS、そして今年のドバイシーマCとコロネーションCで、惜しくもG1・2着が続いていた流れに見事終止符を打った瞬間でした。
レースは5頭が出走し、道中はジュンコ、ゴリアット、アヴァンチュール、カランダガン、イレジンが縦一列で進む展開に。直線に入り、残り300メートル付近でゴリアットが力尽きると、アヴァンチュールとカランダガンの一騎打ちに。しかし、カランダガンが最後の力を振り絞り、アヴァンチュールを大きく引き離しました。
このレースはフランスの上半期の古馬最強を決める重要な一戦。今年はセン馬4頭に牝馬1頭という編成で、牡馬は出走していませんでした。3馬身半差で2着となったアヴァンチュールは、昨年の凱旋門賞で2着に入った実力派の唯一の牝馬でした。3着は逃げ切りを図ったジュンコ、4着はイレジンに。期待されていたゴリアットは失速し、残念ながら最下位の5着でゴールインとなりました。