佐久間朱莉が今シーズン3勝目-菅沼菜々との接戦を制す
今シーズンにおいて唯一ツアー2勝を挙げていた佐久間朱莉(22=大東建託)が、4アンダー2ボギーのスコアで70を記録し、トータル11アンダーで今季3勝目を達成しました。この勝利によって通算でも3勝目です。試合は15番ホールまで菅沼菜々(25)と接戦を繰り広げていましたが、16番ホールで菅沼がボギーを出し、残りの2ホールでは佐久間が安定したパーフォーマンスで逃げ切りました。
今シーズンにおいて唯一ツアー2勝を挙げていた佐久間朱莉(22=大東建託)が、4アンダー2ボギーのスコアで70を記録し、トータル11アンダーで今季3勝目を達成しました。この勝利によって通算でも3勝目です。試合は15番ホールまで菅沼菜々(25)と接戦を繰り広げていましたが、16番ホールで菅沼がボギーを出し、残りの2ホールでは佐久間が安定したパーフォーマンスで逃げ切りました。
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が見せた圧巻のピッチングで、ロイヤルズの実況者たちは思わず驚きを隠せませんでした。今季3回目の先発となった大谷は、1回1死一、二塁の場面で、パスクアンティノ選手を101.7マイル(約164キロ)のストレートでダブルプレーに仕留めました。この一球は、大谷自身のメジャーでの最速記録であり、今季のドジャース投手陣においても最速でした。ロイヤルズの実況を担当した「FanDuel Sports Network Kansas City」チームは、大谷のファストボールを目の当たりにして驚愕。「ワオ! 彼がバッターボックスに立つときにエルボーガードなどを装着するのも納得ですね。あの大切な右腕を守るためでしょう。大谷翔平に感動せずにはいられません」と賞賛しました。大谷選手は、27球を投げ2回で1安打1四球無失点1奪三振という成績を残しました。過去には、エンゼルス時代の2022年9月10日(日本時間11日)のアストロズ戦で、101.4マイル(約163キロ)を記録しています。
DeNAのトレバー・バウアー投手(34)が29日に出場選手登録を抹消されました。バウアーにとって、これが今季2度目の抹消です。28日の巨人戦では、6回途中で7安打5失点、6四球を記録し、KOされました。これで自身4連敗となり、今季の7敗目(4勝)を喫しました。12日のオリックス戦以降、バウアーは4連敗を重ねています。ここ4試合で20回1/3を投げ、合計19失点、防御率8.41と調子を崩しています。バウアーが抹消されたことにより、すでに右膝の違和感で6日から登録抹消中のオースティンと共に、DeNA自慢の投打の「最強助っ人」が1軍不在となる苦境に立たされています。オースティンは今季、調子に波があり、打率.211、2本塁打、12打点と振るわずにいますが、昨季は打率.316で首位打者を獲得し、25本塁打、69打点でチームのリーグ優勝に大きく貢献しました。チームは現在、33勝34敗3分けで1つの負け越し。首位の阪神と4.5ゲーム差の4位です。27年ぶりのリーグ優勝を目指す中、バウアーとオースティンという投打の「最強助っ人」なしで戦いに臨むことになります。
阪神タイガースの森下翔太外野手(24歳)が2試合連続で本塁打を打ち、試合の流れを引き寄せました。28日の試合では、5回に先制の2ランを放っていました。試合開始直後、2アウトでランナーなしの場面で、ヤクルトの先発アビラ投手が投じた真ん中付近の変化球を捉え、左中間へのソロホームランとしました。森下選手が2試合連続で本塁打を打つのは、6月7日と8日に行われたオリックス戦(甲子園球場)以来のことで、今月2度目の快挙です。今回も同様、屋外デーゲーム2試合での活躍となりました。
カブスの鈴木誠也外野手(30)が、4試合ぶりに22号2ラン本塁打を放ち、メジャーでの自己最多本塁打記録を更新しました。アウェイのアストロズ戦に「3番DH」として出場。9-2となった8回1死一塁の第5打席で、リリーフ投手グストの甘いスイーパーを捉え、左中間スタンド奥の壁に直撃する飛距離124メートルの大きなアーチを描きました。これで昨シーズンの21本を上回り、メジャーでの自己最多記録を更新しました。また、先発投手マクラーズに対して4回1死走者なしの第3打席では、高めのスライダーを捉えて今季3本目の三塁打を放ち、次打者クロー・アームストロングの犠牲フライでホームインしました。これで2試合連続のマルチヒットを記録しました。1回1死二塁の第1打席ではナックルカーブを打ちゴロ、3回1死走者なしの第2打席ではチェンジアップをファウルフライ、6回無死二塁の第4打席ではスライダーを左飛して、最終的に5打数2安打、2打点、2得点を記録。これで今季の打点は69となり、ナ・リーグで単独トップに復帰。両リーグではマリナーズのローリー捕手と並ぶトップタイです。打率は.261となりました。チームは4本塁打を含む15安打12得点で快勝しました。
阪神タイガースの内野手、植田海(29歳)が、29日に国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たしました。この日のヤクルト戦(神宮)を前に取材に応じ、「自分一人の力ではここまで来ることができませんでした。1軍の試合で起用してくださった監督、コーチ、支えてくれた裏方の皆さん、そして家族に感謝しています。これは努力の証であり、とても嬉しいです」と語りました。植田選手は、近江高(滋賀県)から2014年のドラフトで5位指名を受けて入団し、プロ11年目を迎えています。「辛いことや思うようにいかないことも多かったですが、それでも毎試合に向けて準備を重ね、日々を大切にしてきました」と振り返ります。FA権を行使するかどうかについては「特に今は考えていません。まずは今日の試合に集中したいと思います」と落ち着いてコメントしました。
27日に行われた日本ハム戦(ベルーナドーム)で熱中症のため途中退場した西武の今井達也投手(27)が、29日に本拠地で行われた試合前練習に復帰しました。彼は外野を走ったり、キャッチボールをしたりと軽いメニューをこなし、時折笑顔を見せる場面もありました。練習終了後、西口文也監督(52)は「彼自身も『大丈夫』と言っているし、心拍数を上げて走ることにも問題はなかった」と語りました。そして、来週4日から始まるソフトバンク(みずほペイペイドーム)との3連戦での登板を明言し、「ドームでの試合だから特に球数制限は設けない」と話しました。今季6勝している今井は、27日の日本ハム戦で先発しましたが、4回途中で退場。直前にはマウンド付近でしゃがみ込むシーンもあり、その後、都内の病院で熱中症と診断されました。
DeNAの三浦大輔監督(51)が試合前、前日に6回途中7安打5失点6四球でKOされトレバー・バウアー投手(34)について語った。会話を交わしたかと問われると「まだ話してないです。これからです。今回だけじゃなくて、試合が終わった後で話とか、次の日とかね、それは変わらずやっていこうということです。内容は言わないですよね。どんな話したんですかって聞かれても、いろんな話」と語った。バウアーはこの日の試合前練習では、グラウンドに姿を見せなかった。前日はバウアーの激しい口調で、DeNAのベンチ内が一瞬凍り付くシーンがあった。KO後、マウンドを降りベンチに戻った後、大原コーチに激しい口調で何かを訴えると、ベンチの選手、コーチらも視線を向け、異様な空気が漂った。話の内容について、バウアーは「個人的な内容の話です」と口を閉ざし、大原コーチは「言える内容でもないですけど、あれがあったから別にどうのこうのっていうものではなくて、彼と話して解決する問題なんで、そんなにあれが悪いわけでもないのかなと思います」と説明していた。【関連記事】DeNAニュース一覧
DeNAのトレバー・バウアー投手(34歳)が29日に出場選手登録を抹消されました。バウアーにとって、これは今季2回目の抹消です。バウアーは28日の巨人戦で、6回途中で7安打5失点6四球を許し、ノックアウトされました。これで自身4連敗となり、今季は7敗目(4勝目)を記録しています。12日のオリックス戦から自ら4連敗し、22日のロッテ戦では2回途中で7失点でノックアウトされ、2試合連続での乱調となりました。試合後、バウアーは「いろいろ試してはいるが、まだうまくいかない。奪三振率は高いのに、ヒットを多く打たれることの関連性が全くわからない」と困惑を表明しました。また、「このような失望感は、過去にも経験はあるが、その時は徐々に解決策が見えてきた。しかし、今回は全く先が見えず、過去にない経験をしている」と述べ、不安を口にしました。さらに、ハンセル・マルセリーノ投手(23歳)も29日に出場選手登録を抹消され、その代わりに同日の巨人戦で先発するジャクソンが登録されました。育成出身のマルセリーノは、5月に念願の支配下登録を果たし、19日に1軍初昇格しました。プロ初登板となった20日のロッテ戦では、ソトへの頭部死球で危険球退場という苦いデビューとなりましたが、28日の巨人戦では1回を無失点に抑えました。
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(30)は、今季3度目のマウンドに上がり、2イニングを1安打、1四球、無失点、1奪三振で終えました。 初回、安打と四球を許し1死一、二塁のピンチを迎えましたが、パスクアンティノ選手に対して、160キロを超える速球を連発。2ストライクから今季球団最速の101.7マイル(約164キロ)の速球で二ゴロの併殺に打ち取りました。 大谷選手は今季初めて2回まで投げ、3者凡退で試合を締めくくりました。2回を27球で、1安打、1四球を与えつつも無失点、1奪三振。投じた直球10球のうち、5球が160キロを超えました。 【大谷の一問一答】 -コントロールを振り返って 「細かいところは別として、積極的にゾーンを攻めた感じです」 -二刀流に慣れるのは時間がかかりそうか 「今日はヒットがありませんでしたが、打撃のアプローチとしては結果が伴わなかったですね。基本的にはバッティングとピッチングを分けて考えるので、今日はピッチングはよくて、バッティングは期待通りではなかったですね」 -100マイルを投げられるのはリハビリの過程で想像できたか 「実践で早めに短いイニングで慣れることが、球速を上げるのに良いと感じていました」 -2度の肘の手術ということで、それまで投げていた球が戻ってくるかという心配は 「1回目より感覚は良かったので、自信はありました。まだ投げ方に改善の余地があるので、これからですね」 -打席は慌ただしそうだったが、万全の準備はできたか 「ピッチングをやっているので、分けて考えると自然に感じます」 -球宴のホームランダービーは出るか 「現在のルールではかなり厳しいので、今のところチャンスはないかなと思います」 -縦のスライダーとプレートを踏む位置について 「その方が抑えられると判断しました」 -ケガの再発に対する恐怖は感じていない 「まだ思い切り投げようとは思っていませんが、ランナーがたまるとどうしても打たれたくないという気持ちが自然に出てくる感じです」...