【なでしこ】W杯王者スペインに1-3で敗北、田中美南の先制点実らずアウェーで逆転負け

0
202506280000046-w500_0

日本女子サッカー代表「なでしこジャパン」(FIFAランキング7位)は、アウェーでW杯王者のスペイン代表(同2位)と対戦し、1-3で試合を落とした。

主力選手である長谷川唯が体調不良で遠征に参加できない中で、GK山下杏也加をはじめ、4-2-3-1のフォーメーションで試合に臨んだ。DF陣は右から守屋都弥、熊谷紗希、古賀塔子、北川ひかる、ボランチに三浦成美と宮澤ひなた、攻撃陣には右から浜野まいか、松窪真心、藤野あおば、そして1トップに田中美南が配置された。

ボールポゼッションを重視するスペインに対抗し、なでしこは素早い攻撃を心掛けた。前半9分には田中から浜野へのクロスでチャンスを作る場面もあったが、まもなくアクシデントが発生。北川がクリア時に負傷し、急遽宝田沙織が途中出場。古賀が左にスライドする形で対応した。

ボール保持の時間が少ない中、前半30分に田中が相手の攻撃をカットし、浜野へボールを展開。見事なターンを見せ、左足で先制ゴールを決めた。

しかし、スペインの攻撃が一層激しくなり、前半44分には同点に持ち込まれた。後半開始からフォーメーションを4-4-2にシフトし、三浦と藤野を下げてMF長野風花と杉田妃和を投入したが、相手に押し込まれる場面が続いた。

後半17分にも選手交代が行われ、多くの選手が試合に参加。ライトな試合ながら、スペインの猛攻に突破され、1-2とリードを許してしまう。谷川が後半の重要な場面で失誤し、18歳ビッキー・ロペスに得点を許した。

後半29分には田中がチャンスを迎えたが、惜しくもシュートはセーブされる。後半43分には再び失点し、1-3で試合終了。

この試合は2年後のW杯に向けた貴重な経験と位置付けられたものの、連続3戦での敗北となった。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *