松井秀喜氏、ゲーム内で12球団から1人ずつ選出 「迷いに迷った」巨人からは長嶋さんではなく王さんを選ぶ

元読売ジャイアンツ(巨人)であり、現在ヤンキースのGM特別アドバイザーを務める松井秀喜氏(51)が、YouTubeのパワプロ・プロスピ公式チャンネルに登場しました。ゲーム内で松井氏は、12球団から選ばれた選手たちを「2025OB松井秀喜セレクション」として紹介。この特別なセレクションを記念して、マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターであるイチロー氏(51)と現役時代の思い出を語り合いました。
松井氏は、巨人から選ぶ1人に「王さんにするか長嶋さんにするかで非常に迷いました」と明かしました。ただ、阪神からは個人的にファンであった掛布氏を選んでおり、彼が「4番サードを取っていましたので」と、守備位置の都合も考慮し、三塁手である長嶋氏ではなく、一塁手の王氏を選んだとのこと。通算868本塁打を誇る王氏のシーズン最多本塁打記録55本に因み、自身の背番号を決めていた松井氏は「そういった意味でも、王さんを選ばせていただきました」とコメント。王氏の実績については「説明は不要です」と称賛の言葉を贈りました。
松井氏が中学時代、アッパースイング気味であった彼に、当時のコーチが「王さんを見習いなさい」とダウンスイングするよう指導していたエピソードに話が及ぶと、松井氏は「ありましたね」とその当時を振り返りました。彼によれば、王さんは素振りの際には上からスイングしていたものの、試合では下からスイングしていたと説明。「イメージと実際のスイングが違うことに関して、王さんは天才なんでしょうか?」と隣に座っていたイチロー氏に問いかけると、イチロー氏は「いや、あんたも。ヒデキ・マツイもそのタイプ。自分のことのように言ってないけど」と反論を交え、場を和ませました。