【横浜】大島新監督初戦は「僕の責任」東京に3失点完敗、“原点回帰”ブラジル人3トップ起用も不発

最下位の横浜F・マリノスはFC東京に0-3で敗れ、3連敗となりました。3試合連続の無得点により、チームの悩みはさらに深刻化しています。
大島監督は「前半から積極的に攻めましたが、0-0で終了し、後半早々に失点したのが本当に痛かった。そこから立て直す力がありませんでした。これは僕の責任です」と語りました。
今回の初戦は監督に就任したばかりの大島氏にとっての挑戦であり、相手のFC東京も同じく17位で低迷していました。J1残留を目指すためには勝ち点3が必要な状況でした。大島監督は前節の岡山戦に続き、ブラジル人3トップを採用する“原点回帰”作戦に挑みましたが、東京が2トップ2ワイドの布陣で押し込む形が続きました。後半も流れは変わらず、6分にFW野沢零にこぼれ球を押し込まれ失点し、反撃もできずに完敗しました。
攻撃に重きを置くブラジル人トリオの起用は守備にリスクを伴います。得点力でカバーし勝利を重ねる姿は見当たりません。2年連続J1得点王のAロペスも今季はPKでの1得点のみで、シュートチャンスも少なく力不足は否めません。
J1残留の一つの目安は勝ち点40。残り17試合でこれを達成するには9勝が必要です。「全力で頑張って前を向いて進んで行きます」と大島監督は自身を奮い立たせました。【佐藤隆志】