大谷翔平が「打者天国」へ 標高1600mの敵地は昨季54号放った伝説の地 24日は試合なし

ドジャースの大谷翔平投手(30歳)は、23日(日本時間24日)は試合がないが、24日(同25日)からロッキーズおよびロイヤルズとのビジター6連戦が始まります。
24日からのロッキーズとの3連戦は「クアーズフィールド」で行われます。この球場は標高約1600メートルの高地に位置しており、空気抵抗が少ないためボールが飛びやすい「打者天国」として知られています。
大谷選手は昨年9月27日(同28日)にこの球場で54号の3ランホームランを放ちました。ドジャース移籍1年目のシーズンでは、7試合で32打数15安打という打率4割6分9厘、3本塁打、11打点を記録しました。メジャー通算では、14試合で54打数22安打の打率4割7厘、4本塁打、14打点という成績を残しています。
現在ナ・リーグ西地区最下位のロッキーズとの対戦成績は通算28試合で106打数42安打、打率3割9分6厘、11本塁打、29打点となっており、メジャー30球団の中でも最も高い打率を誇る相性の良さを見せています。
今季2度目のリアル二刀流として登板した22日(同23日)のナショナルズ戦(ドジャースタジアム)では、1回無安打無失点、2奪三振の成績。打者としては4打数2安打5打点で、第5打席で8試合ぶりの26号2ランを放しました。日米通算300号まで残り1本となり、次の試合での達成に期待がかかります。
試合後、大谷選手は「単純にうれしいですし、まだ1イニングですけど、徐々に増やしていければいいと思っています。5回以上投げられるようになって初めてスターターだと感じるので、そこを目指して少しずつ前に進んでいければいいと考えています」とコメントしました。
また、山本由伸投手(26歳)は25日(同26日)のロッキーズ戦に中5日で先発予定です。