【巨人】坂本勇人“長嶋超え”の1号ソロ「仕留めることができてよかった」単独歴代4位の18年連続弾

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巨人の坂本勇人内野手(36歳)が“長嶋超え”となる今季1号ソロ本塁打を放ちました。

スタメンで2番DHとして登場し、1回の1死からロッテの先発サモンズ投手に対して先制の一撃。内角への直球、変化球を見極めて1ボール1ストライクからの3球目、甘く入った146キロの直球を逃さず振り抜くと、ボールは勢いよく伸びて左中間スタンドに入りました。プロ2年目の2008年から続く18年連続の本塁打は、巨人では長嶋茂雄の17年を超え、単独歴代4位となりました。

「一振りで仕留められてよかったです」。今季89打席目で生まれた初めての本塁打は、6月24日に出たシーズン1号としては、2015年5月15日にあったヤクルト戦(東京ドーム)を超える“最も遅い1号”となりました。阿部監督らがベンチで拍手を送り、「ナイスバッティング!」の声を仲間から受けて、坂本選手は笑顔を見せました。

プロ19年目を迎える今季は、開幕から11試合に出場し打率1割2分9厘と不調が続きました。2度の2軍降格と昇格を経験し、6月10日以降の再昇格後は1軍での連続出場が続いていました。スタンスの幅などを試行錯誤しながら改善を重ねた結果、生まれた一発でした。

5回には左中間を破る二塁打を放ち、交流戦での通算安打数を337本としました。今季最終戦で2本を追加し、歴代1位の西武・栗山選手に並びました。困難を乗り越えてきたシーズン前半戦。ついに飛び出した一発と、プロ野球史に残る偉業が、再浮上を図るチームにとって何よりのカンフル剤となります。【阿部健吾】

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