【巨人】交流戦最終戦で逆転負け、苦しい借金生活に突入 西舘勇陽は5回途中で6失点のKO

巨人は交流戦の最終戦で逆転負けを喫し、節目で借金生活に入ることとなった。交流戦は6勝11敗1分けに終わり、今季通算では34勝35敗2分けという成績となった。
試合の初回では、2番DHとして出場した坂本勇人内野手(36)が先制の今季1号ソロホームランを打ちました。この一打で18年連続の本塁打を達成し、巨人の選手としては長嶋茂雄の17年連続を超えて歴代単独4位となりました。その後、5回には二塁打、9回には右前打を放ち、今季初の猛打賞を記録。交流戦通算安打も338本となり、西武の栗山巧を抜いて最多記録を更新しました。
チームは2回に4本の安打を集めて2点を追加しましたが、先発の西舘勇陽投手(23)が試合を崩してしまいました。3回までに3-3の同点に追いつかれると、5回に3点を失い降板。交流戦で3勝目を狙いましたが、ロッテ打線に打ち崩されました。
▼坂本は1回に今季初のホームランを達成。これが今季の89打席目での一発となりましたが、シーズン初号としては過去に15年で125打席目、18年で103打席目に次ぐ遅さでした。それでも2008年から18年続けてホームランを記録したことになります。巨人で18年以上連続して本塁打を記録したのは、59~80年の王の22年、63~81年の柴田、01~19年の阿部の各19年に次ぎ4人目となり、58~74年の長嶋の17年を上回りました。
▼坂本はこの日3安打。今季4度目のマルチ安打で、通算671度目となり歴代9位の川上(巨人)に並びました。また、交流戦通算338安打で、西武の栗山の337安打を抜いて新記録を樹立しました。
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