Day: June 24, 2025

大谷翔平に6本差!マリナーズの捕手ローリー、両リーグトップ独走32号2ラン

マリナーズのカル・ローリー捕手(28)が、両リーグトップ独走の32号本塁打を放った。2位のヤンキースのジャッジに再び4本差、ナ・リーグ1位のドジャース大谷とは6本差となった。ローリーは敵地でのツインズ戦に「3番捕手」で出場し、9ー2の9回2死二塁で迎えた第5打席。2ボール1ストライクから2番手左腕ウェンツの高めチェンジアップを捉え、左翼スタンドに4試合連続の2ランを運んだ。ここ6試合で6本と爆発。チーム77試合目で32発は年間67.3本ペースと、驚異的な勢いで量産している。この日は5打数2安打2打点で今季打率2割7分8厘、32本塁打、68打点、OPS1.048となった。

駒大が3季ぶりの東都大学野球1部昇格 日大に2連勝 鳥山穣太郎が2ラン

2部優勝の駒大が1部6位の日大に17安打11得点で快勝。2連勝で3季ぶりの1部昇格を決めた。1点リードされ迎えた2回無死一、三塁。武富航佑内野手(2年=向上)の一ゴロに間に、相手失策も絡み、三塁走者を迎え入れ同点に。なおも1死三塁から、永野陽大内野手(2年=日大三)がスライダーを捉え三塁への適時内野安打で勝ち越しに成功した。流れを引き寄せた駒大打線は、3回も2点。7回には1点を加えなおも1死一塁から鳥山穣太郎内野手(4年=常総学院)の左越え2ラン本塁打に、8回には打者一巡の猛攻で勝利を決定づけた。投げては先発の西村陸努投手(4年=岡山学芸館)から5回途中から本間葉琉投手(3年=羽黒)、7回からはエース仲井慎投手(3年=下関国際)につなぎ試合を締めた。

【横浜】大島秀夫HC、新監督に!「この難局を乗り越えるために、私自身が立ち上がる」

J1リーグで最下位に甘んじる横浜F・マリノスは24日、大島秀夫ヘッドコーチ(45)の新監督昇格を発表しました。19日にパトリック・キスノーボ監督(44)が解任され、それに伴い21日のファジアーノ岡山戦では暫定監督として指揮を執りました。試合では今季初となるアンデルソン・ロペス、ヤン・マテウス、エウベルのブラジル人トリオを3トップに配置し先発起用。しかし0-1で敗れたものの、ホーランドやキスノーボ監督時代には見られなかった躍動感ある攻撃サッカーを展開しました。大島新監督はクラブを通じて次のようにコメントしています。「まず、この難しい局面を打開するためには自分がやるべきだという強い気持ちを持っています。とにかくJ1リーグに残留するためには、我々が何をやるべきかを明確にし、横浜F・マリノスらしい戦いを見せることが重要だと考えています。チームやスタッフだけでなく、ファン・サポーターやパートナー・スポンサー、そして横浜市・横須賀市・大和市の皆さん、マリノスファミリー全員が一丸となって力を結集し、最後にはみんなで喜んでシーズンを終えられることを目指しています。引き続き、熱いサポートをお願いいたします」と述べました。25日にはFC東京との対戦が予定されています(午後7時半、日産スタジアム)。

鈴木誠也、4打数1安打 カブスはヌートバーの先制2ラン含む4被弾でカージナルスに完敗

カブスの外野手、鈴木誠也選手(30歳)は「3番DH」としてスタメン出場し、4打数1安打を記録しました。最初の3打席では、中飛、空振り三振、空振り三振と凡退が続きました。しかし、8回の第4打席では、リリーフ投手オブライエンによる時速99マイル(約159キロ)の内角速球に対して、バットを折られつつも右前打を放ちました。この試合での打率は2割5分6厘でした。チームのカブスは、中盤以降にカージナルスのラーズ・ヌートバー選手(27歳)による先制10号2ランを含む、4本の2ランを打たれ、試合に完敗しました。

大谷翔平、新しい球の進化と打席での奮闘 ― 二刀流復活への意図とは/Nobu’s Eye

【ロサンゼルス(カリフォルニア州)22日(日本時間23日)=斎藤庸裕】ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)は、成長中の二刀流プレーヤーとしてチームの大勝に大きく貢献しました。ピッチャーとしては、左打者に対してこれまでとは異なる変化を見せるカットボールを試し、さらにナイター明けのデーゲームで打者としてフル出場しました。メジャーリーグデビュー当時から二刀流を取材し続ける斎藤庸裕記者が「Nobu's Eye」で、大谷選手の意図に迫ります。   ◇   ◇   ◇大谷選手は左打者に対し、新たなカットボールを投げました。MLB公式データサイト「ベースボール・サバント」では、18球中3球がカットボールとして記録されていますが、捕手のラッシング氏によれば4番のロー選手への7球目はスライダーでした。この証言を基に、3番のガルシア選手に投じた2球がカットボールであり、その時のIVB(Induced Vertical Break=インデュースド・ヴァーティカル・ブレイク)の平均値は10.5とされています。手術前の2023年の数値よりも向上しています。一般的にボールの変化は重力の影響を受けますが、IVBは重力を除いた変化量を示し、数値が高いほど球が浮き上がるとされます。つまり、打者にとっては前よりもホップするカットボールと言えるでしょう。前回の登板ではツーシームを8球投げたのに対し、この日はゼロで、代わりに前回は見られなかったカットボールを左打者に使いました。わずか1イニング、18球でも大谷選手の明確な意図が感じられます。復帰登板を果たした5日前の試合では、暴投もありましたが、最速100.2マイル(約161キロ)という速さを見せました。今回はスピードを抑え、制球力も向上しました。「思っていたより早く復帰できたので、今日また投げてみて、明日以降の状態を見て徐々にイニング数を増やし、元の状態以上に戻れるという自信が持てています」。大谷選手は着実に手応えを感じ始めています。1回、先頭打者のエイブラムス選手を一ゴロに打ち取り、前回怠ったベースカバーも確実に行いました。打者としてもこの日は、大差による途中交代も考えられる展開においても全5打席でフル出場しました。ナイター明けのデーゲームでの負担がある中で、いかに効率よく投打のエネルギーを使うかが問われます。二刀流が本来のリズムとはいえ、約1年10カ月のブランクがあります。「リハビリ段階」のプレーが続きますが、常勝軍団と共に勝ちながら進めることが、大きな後押しとなるでしょう。

【阪神】坂本誠志郎が伊藤将司に120キロの“剛速球”を返した理由とは?

あの瞬間には、やはり意味があったようだ。 話題は少し前に遡るが、11日の西武戦(ベルーナドーム)での出来事が記憶に引っかかっている。 白熱した投手戦の中で、坂本誠志郎が突然、マウンド上の伊藤将司に強い球を投げ返した。興味深いその一球について、後日、坂本に尋ねると、彼はニヤリと微笑んだ。 「『ストライクになったらラッキー』って感じだったので。120キロくらいのスピードで投げ返したら、マサシが『えっ!?』ってなってましたね」 要するにこういうことだ。坂本が求めた球が来なかったのに、判定はストライクだった。伊藤が結果オーライな雰囲気を醸し出すのを感じ取り、坂本は強い球を返すことで「しっかり投げろ」というメッセージを送ったのだ。キャッチャーは1試合に3回(延長戦に入ると1回しか)しかマウンドに向かえない。その貴重な3回を温存して意図を伝えるために、あの場で返球を利用したのである。 普段の坂本は、特にランナーがいないとき、捕球後すぐに返球するタイプだ。 「相手に考えさせたくないし、『さあ来い』という状況を作りたくない。テンポを速くしたほうが、ディフェンスがやりやすくなりますしね」 ただし、その間合いも時と場合による。負けている場面で流れを変えたいときは、一気にテンポを速める。逆に、勝負どころや投手がストライクやアウトを急いで欲しがっている時は、あえて時間をかけて返球する。そして、特定のメッセージを投手に伝えたいときには、突然大きなフォームで強いボールを投げ返すこともある。 「野球はただ打つ、打たない、抑える、抑えないだけじゃない。捕手はちょっとしたきっかけで試合を動かすポジションにありますから」 ちなみにこの2人のやりとりには後日談がある。西武戦の後、坂本は伊藤将と食事を共にした。後輩の左腕はその席で「『うわっ、怒ってる』ってビビりました」と振り返ったという。先輩捕手の思いはしっかりと伊藤に伝わっていたようだ。 伊藤将は今季初先発した11日の西武戦で7回2/3を無失点に抑えた。続く18日のロッテ戦でも6回1失点で、自身347日ぶりの白星を手にした。投手を立てながらも、叱咤激励もいとわない。頼りになるキャッチャー、坂本誠志郎の存在感は今季も際立っている。【野球デスク=佐井陽介】

【クラブW杯】BグループでAマドリードが敗退、勝ち点6で3チームが並ぶも…パリSGとボタフォゴが突破

FIFAクラブワールドカップ(W杯)は23日、グループステージの最終戦が行われ、Bグループからパリ・サンジェルマン(フランス)とボタフォゴ(ブラジル)が決勝トーナメント進出を果たしました。2024-25年の欧州チャンピオンズリーグ(CL)を制したパリSGは、シアトル(アメリカ)を2-0で下し、2勝1敗で勝ち点6を獲得しました。シアトルは3戦全敗で今大会を終えました。一方、ボタフォゴはアトレティコ・マドリード(スペイン)に0-1で敗れたものの、2勝1敗で並びました。勝ち点6で並んだ3チームの中で、得失点差によりパリSGが「プラス3」で1位、ボタフォゴが「0」で2位として通過。「マイナス3」のアトレティコ・マドリードは3位で敗退となりました。決勝トーナメント初戦では、パリSGがAグループの2位チームと、ボタフォゴがAグループの1位チームと対戦することになります。

大谷翔平、超レア!愛犬デコピンの遊戯王カードが話題に 始球式のワンシーンをデザイン** **

** ロサンゼルス・ドジャース所属の大谷翔平投手(30)は23日(日本時間24日)、自身のインスタグラムにて、愛犬デコピンが描かれた「遊戯王」カードを披露しました。 「KONAMI」と記された特製ケースを開けると、昨年8月28日に行われたオリオールズ戦(ドジャースタジアム)での始球式のシーンがデザインされた特別な「遊戯王」カードが現れました。 投稿では写真や動画が添えられ「遊戯王×DECOY」と記され、さらに「#俺のターンドロー」とハッシュタグが使用されました。同時に、デコピンの顔をアップした可愛らしい写真も公開されています。 大谷選手は「KONAMI」の野球ゲームアンバサダーとしても活躍中。この貴重なカードの公開は、早朝から多くの日本のファンの関心を集めています。

大谷翔平、ナDH部門で252万1718票獲得しトップ維持 オールスターファン投票中間結果

MLBは23日(日本時間24日)、オールスター戦(7月15日・アトランタ)のファン投票第2回中間結果を公表しました。ドジャースの大谷翔平選手(30)は、ナ・リーグのDH部門で252万1718票を集め、引き続きトップを維持しています。 大谷選手は前回16日の第1回中間発表から約112万票をさらに加え、ナ・リーグ全体でも1位を固守。DH部門の2位であるジャイアンツのラファエル・ディバース選手とは約142万票差、リーグ全体2位である同僚ウィル・スミス選手とも約42万票の差をつけています。他のドジャース選手では、フレディ・フリーマンが一塁手部門の1位に、トミー・エドマンが二塁手部門の2位、ムーキー・ベッツが遊撃手部門の2位、マックス・マンシーが三塁手部門の2位、テオスカー・ヘルナンデスが外野手部門の2位にランクインしています。日本人選手では、カブスの鈴木誠也選手がDH部門で3位に入っています。 ファン投票は2段階で行われ、26日までの1次投票で各リーグで最多得票の選手が先発出場に決定します。各リーグ全体1位以外のポジションで上位2人(外野手は最大6人)が、30日から7月2日までの最終投票へ進出します。ア・リーグではヤンキースのアーロン・ジャッジ選手が全体トップで269万9483票を獲得しました。 【ナ・リーグDH部門】 1位 大谷翔平(ドジャース)252万1718票 2位 ラファエル・ディバース(ジャイアンツ)110万3085票 3位 鈴木誠也(カブス)64万1687票 【ナ・リーグ全体ランキング】 1位 大谷翔平(ドジャース)252万1718票 2位 ウィル・スミス(ドジャース)209万9944票 3位 フレディ・フリーマン(ドジャース)209万5672票 4位 ピート・クローアームストロング(カブス)200万5630票 5位 マニー・マチャド(パドレス)168万3022票

ドジャースのキケ・ヘルナンデス、アンディ・パヘスのオールスターファン投票を呼び掛け

ロサンゼルス・ドジャースの内野手キケ・ヘルナンデス(33歳)は最近、インスタグラムのストーリーズを利用して、オールスターファン投票のナ・リーグ外野手部門で現在7位に位置している同チームのアンディ・パヘス外野手(24歳)への投票をファンに呼び掛けました。現在は「フェーズ1」の投票期間中であり、パヘスは第7位につけていますが、「フェーズ2」に進出するためにはナ・リーグ外野手部門で6位以内にランクインする必要があります。今のところ、6位のダイヤモンドバックスのキャロルとは57,253票の差がついています。今シーズン、パヘスは75試合に出場し、打率が.292、16本塁打、52打点を記録し、チームの打線を支えています。また、守備でも目覚ましい活躍を見せ、佐々木朗希投手が先発した試合では再三にわたって「ホームランキャッチ」を成功させるなど、その強肩と優れた守備力で大いに存在感を発揮しています。