【新日本プロレス】棚橋弘至社長、ウルフ・アロンの育成に意欲的 デビュー前から試合観戦プランも

柔道の2021年東京オリンピック男子100キロ級で金メダルを獲得したウルフ・アロン(29)が、新日本プロレスに電撃的に入団しました。
23日、都内で入団会見が行われました。大学時代からプロレスに憧れ、2024年パリオリンピック後にプロレスへの転向を決意したとのことです。オリンピックの金メダリストがプロレスに転向するのは、日本の全競技を通じて初のことです。今月8日に現役の柔道選手として最後の試合を終えた後、既にプロレスの本格的なトレーニングをスタートしており、来年1月4日の東京ドーム大会でのデビューを予定しています。次々とスター選手が退団する中で、棚橋弘至社長(48)はウルフ選手の対戦を強く希望し、大きな期待を寄せています。
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新日本プロレスの棚橋社長は、ウルフ・アロン選手を業界を引っ張るスター選手として育てる意欲を示しました。会見に同席した棚橋社長は「入団したからには、業界の中心となる選手を目指してほしい」と話しました。デビュー戦が棚橋自身の引退試合を行う2026年1月4日の東京ドーム大会に設定されており、「ウルフ選手のデビュー試合、そして私の引退試合を満員にしたい」と意気込んでいます。この興行は、テレビ朝日系の全国ネットで大会当日に中継される予定です。また、「試合を観戦すること自体が学びになる」として、デビュー前から試合会場に帯同させる育成方針を示しました。