Day: June 23, 2025

「マウンドにいる時はまるでゴルフの試合」現地実況が大谷翔平を包み込む静寂に驚き

ドジャースの大谷翔平投手(30)は今季2度目の登板を果たし、現地の実況チームもそのプレーに興奮を隠せなかった。大谷は16日(日本時間17日)にパドレス戦で663日ぶりに二刀流として復帰。この日は1イニングを18球で、無安打無失点2奪三振の好成績を収めました。直球の最速は98.8マイル(約159キロ)に達した。現地で実況を担当した「スポーツネットLA」は、「大谷翔平がマウンドに立つと、まるでゴルフの試合のように静かになるんだ。カーショーも試合前に同じことを話していましたが、ドジャースタジアムの静寂はまさにゴルフのようだ」と語りました。大谷はバッティングでも大活躍。第1打席から2打席連続で三振したものの、7回無死満塁の場面で走者一掃の適時三塁打を放ちました。さらに8回1死一塁の場面で、左中間に8試合ぶりとなる26号2ランホームランを打ちました。

** 大谷翔平の本塁打球が少年の涙を誘い、実況の悲痛な声もリピートされる「Oh no~」「Dad~」 **

** 少年の涙に、現地実況も同情を覚えた。試合はドジャースが11-3でリードしていた8回1死一塁の場面、大谷翔平投手(30)が左中間に見事な打球を放ちました。この打球はフェンスを越え、左中間の席にいた尾中亮介さん(43)のグラブに当たり、そのまま外野を転々としました。大谷は二塁で止まったものの、審判団によってビデオ判定が要求され、結果は覆されて8試合ぶりの26号2ラン本塁打となりました。惜しくもホームランボールを直接キャッチできず、テレビの中継映像には号泣する仁くんの姿が映し出されました。この様子を見た現地実況は「Oh no~」「Dad~」「No~」「Oh~」と、何度も悲痛な声を上げました。尾中さんはグラウンド側にグラブを差し出したのではなく、フェンスを越えた位置でボールに接触していたため、プレーを妨害することはありませんでした。

インスタで「ちくしょう」と投稿、キケ・ヘルナンデス リード中の野手登板で失敗しベンチで不満爆発

ロサンゼルス・ドジャースのキケ・ヘルナンデス内野手(33)は、インスタグラムで自身の怒りを示しました。13-3と大きくリードしている状況で、投手陣の休息を考慮し、キケは今季5度目のマウンドに上がりました。しかし、彼は1安打2四球で満塁のピンチを招き、適時打で1点を奪われました。その後、犠牲フライで1アウトを奪取しましたが、再び四球を出したため、アレックス・ベシア投手(29)にマウンドを譲ることになりました。通常、野手が登板するのは大差で負けている状況で使われる作戦です。しかし、救援投手の負担が重いドジャースでは、リード中でもキケが野手投手として起用されることがあります。4月29日(現地30日)のマーリンズ戦、5月31日(同6月1日)のヤンキース戦、そして10日(同11日)のパドレス戦までは、3試合で4回1/3を投げて2失点でした。しかし、14日(同15日)のジャイアンツ戦では、11-0の9回に5失点して途中降板し、アンソニー・バンダ投手(31)と交代。この日も1/3イニングのみでベシアを起用することになり、後味の悪い試合展開となりました。試合後、キケはベンチで不満をあらわにし、インスタグラムには真っ黒な画像に「Damn Hail(ちくしょう)」とだけ投稿しました。

レジェンド左腕カーショー、大谷翔平に感嘆「目の当たりにしているのは本当にすごいことなんだ」

ロサンゼルス・ドジャースの投手、クレイトン・カーショー(37歳)は、大谷翔平(30歳)の2度目の登板に再び魅了されました。メジャーリーグで通算215勝を挙げた左腕のレジェンドは、試合前に「スポーツネットLA」のインタビューに答えました。カーショーは「彼の初登板(16日)の時、観客の雰囲気はゴルフの試合みたいだった。まるで日本にいるような気持ちになったよ」と、大谷が663日ぶりに二刀流として再登板した瞬間について語りました。続けて「そのうち彼が何試合かに1回投げることが普通になっても、最初の数回はやっぱり特別なんだ。だって、ずっと大谷を『最高の打者』と見てきたからね。それが今、最高の投手の1人に挑もうとしているわけだから。毎日その姿を見ることができるのは本当にすごいことなんだよ」とコメントしました。カーショーは20日(日本時間21日)のナショナルズ戦に先発し、5回を2失点で抑え、今季3勝目を挙げました。メジャーでの通算3000奪三振まであと「8」となっています。

ロバーツ監督「完璧は望めないと思っていたが制球力は最高」大谷翔平663日ぶり投手復帰戦総括

"おはようロバーツ"というドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)への独占インタビュー企画が23日午前8時にABEMAで公開されました。16日(日本時間17日)にパドレスとの試合で663日ぶりに投手として復帰した大谷翔平選手(30)について、ロバーツ監督は現在の評価を語りました。大谷選手は先発し、1イニングを投げて2安打、1失点、28球で降板しました。初球で97.6マイル(約157キロ)を記録し、最速では100.2マイル(約161キロ)をマークしました。先頭打者に不運な右前打で出塁を許し、連打でピンチを迎え1失点しましたが、変化球を効果的に使ってその後の打者を抑えました。ロバーツ監督は「球速が160キロを超えたのには驚きました。それも1回限りではありませんでした。ブルペンやライブBPでもあれほど速い球は見たことがありませんでした」とコメント。ブルペンでは150~152キロが一般的だったそうで、「過度には出してほしくないが、大谷は自身の状態をよく理解しているので心配ない」と、段階を踏みつつスピードを上げていきたい考えを明かしました。1イニング2安打1失点のパフォーマンスについては、「完璧は望めないと思っていましたが制球力は最高でした。直球、ツーシーム、フォーシーム、スイーパーのどれも非常に良かった」と評価。さらに「イニングを重ねる中でさらに良くなるはず。試合後に大谷自身が手ごたえを感じていたことが最も重要なポイント」と安堵の表情を見せました。

【西武】ネビン選手と2026年からの新たな2年契約「欠かせない存在」と高い評価

西武ライオンズは23日、外野手のタイラー・ネビン選手(28)と2026年シーズンから始まる2年契約を新たに結んだことを発表しました。来日1年目のネビン選手は、今季68試合に出場し、チームのクリーンナップとして打率.269、5本塁打、32打点を記録しています。当初は左翼手として起用される予定でしたが、一塁手として定着し、安定した守備でもチームを支えてきました。さらに、その人間性も高く評価されています。球団本部長の広池浩司氏(51)は「彼の思い切りのある打撃、安定感のある守備、さらには献身的でリーダーシップのある人間性を考慮すると、今のライオンズには欠かせない選手です。来季以降も必要な存在と判断しました。契約が早期にまとまったことを非常にうれしく思っています。ライオンズの中心選手として長く活躍してほしいです」とコメントしています。ネビン選手は「日本に来てからずっと自分を信じて支えてくれたチームメートやスタッフ、ファンの皆さんに心から感謝しています。残りのシーズンが素晴らしいものになるよう努力を続け、目の前の試合に集中します。新たな2年が本当に楽しみです」と、契約継続を喜んでいます。監督の西口文也氏(52)も「チームを引っ張る役割を担い、周囲のことをよく考える、まさに手本となる選手です。守備でも打撃でも大きな貢献をしており、『チームのために』という気持ちが表現されている素晴らしい選手です」と評価しています。

東大の渡辺、3試合連続無失点!侍ジャパン大学代表選考合宿紅白戦/詳細

「第45回日米大学野球選手権大会」に出場予定の侍ジャパン大学代表候補として、50人が選考合宿に参加しています。最終日となる本日、午前中に紅白戦が行われ、東大の渡辺尚輝投手(4年=海城)が3日連続で登板し、1イニングを無失点で抑えました。これで3試合連続の無失点を記録し、大いにアピールしました。午後には代表メンバーの発表が行われます。 チーム12345計 A010001 B100102 ※特別ルール 【1回表】 投手は桜井(東北福祉大) 山形 四球 阪上 変化球空振り三振 的場 138キロスライダー空振り三振 大塚 四球 松林 136キロ打ち上げ右邪飛 ※桜井の最速は144キロ 【1回裏】 投手は中西(青学大)...

鈴木誠也2発で大谷翔平に続き日本人2人目3年連続20本、2失策に「申し訳ないという気持ち」

カブス鈴木誠也外野手(30)が今季4度目のマルチ本塁打で3年連続20本塁打に到達した。日本人選手で3年以上連続で20本以上は、ドジャース大谷翔平投手(30)に続く2人目で、元ヤンキース松井秀喜の2年連続を抜いた。本拠地でのマリナーズ戦に「3番右翼」で出場し、0-2の1回2死走者なしの第1打席で左翼スタンドへ弾丸ライナーの19号ソロ。2-5の5回2死一塁の第3打席では左翼外野席上段にたたきこむ20号2ラン本塁打を放ち、4打数2安打、3打点。守備では3回にフライの捕球ミス、5回にゴロの捕球ミスで2失策を記録したが、バットでミスを取り消した。シカゴの地元中継局「マーキースポーツ・ネットワーク」など現地メディアの囲み取材で、今季の積極的な打撃について「申し訳ないなという気持ちがあったんで、何とか打つ方でしっかり返せたらなという思いではいましたけど」と振り返り、守備について問われると「風が吹いていようが、エラーはエラーなんで。風があるのは分かっていることなんで、打球がどっちにいくかはある程度予想しながらはいくんですけど、結果、ミスになっちゃいました」と話した。【動画はこちら】鈴木誠也、高々と打ち上げ左翼席へ運ぶ20号2ラン MLB公式Xも注目――>>

大谷翔平の二刀流の活躍にロバーツ監督は目を細める「雑音が少し収まることを望んでいる」

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(30歳)は、バッターとピッチャーとして同時に試合に出場し、投手としては1回を無安打2奪三振で抑え、「1番DH」として出場した打者としては、26号の2ランホームランを含む4打数2安打5打点と大活躍しました。彼の二刀流での活躍により、ナショナルズとの3連戦でも優位に立ちました。 試合後、ドジャースのロバーツ監督は大谷のピッチングについて評価し、「球のキレやそれぞれの球種の制球力が以前よりも格段に改善された。全体的に非常に良かった」と賞賛しました。前回同様に1イニング限定の起用でしたが、投球数は復帰戦の28球から18球に減少しました。現在、1イニングのみで制限していることについて同監督は、「彼もこの制限に納得してくれていると思う。彼とは頻繁に話し合い、彼自身のコンディションをしっかり理解しながらチームの方針を尊重してくれています。焦らずに進めていきたいです」と述べました。 この日は打者として、無死満塁の場面で右翼線に3点適時三塁打を放ち、さらに5打席目には左中間への26号2ランを披露しました。「フォアボールを選んだ打席(3打席目)も良かったし、三塁打やホームランを打てている時はコンディションが非常に良いという証です。登板日の打撃に関する外野の声が少しでも静まればと願っている」とコメントしました。

大谷翔平選手が再び歴史的快挙を達成 2年ぶり2度目の登板試合で26号ホームランと今季6本目の三塁打** **

** ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が新たな歴史を作りました。本拠地で行われたワシントン・ナショナルズ戦で、右肘の手術を経て復帰後2度目の登板に成功。1回を無安打無失点、無四球で2奪三振、わずか18球で降板しました。打者としては8回に8試合ぶりとなる26号2ランホームランと今季6本目の三塁打を記録し、4打数2安打、5打点と目覚ましい活躍を見せました。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、大谷選手が登板した試合でホームランと三塁打を放ったのは、2023年5月15日にエンゼルス所属時に行われたボルチモア・オリオールズ戦以来2度目とのことです。少なくともこの125年間(近代野球が始まって以降)で、これを2度以上達成したのは大谷選手が史上初めてだと言われています。さらに、1番打者がシーズン79試合目で26本塁打に到達したのは、1996年のブラディ・アンダーソン(当時オリオールズ所属)に並ぶ最多記録となっています。