Day: June 22, 2025

19歳入谷響、ルーキー一番乗りで初優勝「将来米国で戦える選手になりたい」師匠は中嶋常幸

入谷響(19=加賀電子)が、今季14戦目でルーキー一番乗りとなる初優勝を果たした。2位に4打差の首位から出て4バーディー、4ボギーの72で回り、通算12アンダー、204。強風に苦しめられ、一時は2位に1打差に迫られながらも逃げ切った。ウイニングパットとなるバーディーパットを沈めると、一瞬ホッとしたような笑みを浮かべた。歓声と拍手に軽く会釈。初Vを祝福するために待っていた同期らと祝福のハグを交わし、喜びを爆発させた。首位から最終日に臨んだのは、4月の富士フイルム・スタジオアリス女子に次いで2度目。前回は2位に1打差をつけてスタートしながら4位に敗れていた悔しさを晴らした。優勝インタビューでは「前半はドタバタしながらのプレーになりましたが、後半に気持ちを切り替えてバーディーが取れて、最後の18番でもバーディーが取れたのでうれしかったです。本当に皆さまの応援が力になりました。これからたくさん優勝回数を重ねて、将来米国で戦える選手になれるよう頑張ります。応援をよろしくお願いいたします」とあいさつした。出だしからショットが乱れていた。1番パー5は、ティーショット、第2打ともに左ラフ。第3打でもグリーンに乗せられず、2・5メートルのパーパットを残したが、辛うじてこれを沈めてパーにとどめた。直後の2番パー4では第2打をグリーン手前のバンカーに入れるなどして、4オン1パットでボギーが先行。4番パー3で、ピンまで12ヤードの右ラフからチップインで最初のバーディーを奪ったが、これもティーショットでグリーンを外していた。悪い流れは、なかなか止められなかった。直後の5番パー4は、カラーからパターで打った第3打から“3パット”でスコアを落とし、再びボギーが先行した。ドライバー平均飛距離258・21ヤードという、ツアー2位の飛ばし屋だけに、パー5の7番は伸ばしたかったが、再び3パットで、むしろ落とした。流れが上向きになったのは、前日に自己ベストの29で回ったインコースの後半に入ってからだった。後半最初の10番パー5で、レイアップからの第3打は、ピンまで1メートルにピタリとつくスーパーショットとなった。これを決めて2つ目のバーディー。直後の11番パー3は、2・5メートルの厳しいパーパットを沈め、徐々に初優勝の風を呼び込んだ。小学6年から国内男子ツアーで通算48勝の中嶋常幸に師事し、飛距離という最大の長所を伸ばす指導を受けてきた。前日21日の第2ラウンドの後半は、9ホール中7ホールでバーディーを奪うハーフの自己ベストとなる29で回った。パー3の2ホール以外、本来は正確性に欠けるドライバーをティーショットで握り、果敢に攻めて伸ばした度胸と持ち前の飛距離。両者が融合すれば、ビッグスコアが出るのは証明済みだ。世界最高峰、米ツアーでの活躍が目覚ましい日本人女子プロゴルファー。また1人、将来性豊かな逸材が世間に実力を証明した。◆入谷響(いりや・ひびき)2005年(平17)12月21日、愛知県豊川市生まれ。6歳から始める。昨年11月の最終プロテストは7位で合格。QTランキング18位で今季前半戦の出場権を得た。3月のアクサ・レディース6位を皮切りに、トップ10入りはツアー9番目に多い4度。4月の富士フイルム・スタジオアリス女子は最終日に単独首位で臨み、初の最終日最終組も4位。今季メルセデス・ランキング16位。現在は朝日大2年。師匠は中嶋常幸。家族は両親と兄、姉。160センチ、75キロ。血液型B。

荒木大輔氏が佐々木朗希にアドバイス「マイナーでの役割を果たすべき」

元ヤクルトの荒木大輔氏が「NHKBS」で解説を行い、現在右肩の故障でリハビリ中の佐々木朗希投手(23)について話しました。佐々木は右肩のインピンジメント症候群で試合から離れており、20日(21日)には15日間から60日間の故障者リスト入りとなりました。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)は、90フィート(約27メートル)の距離で投球を開始したことに触れ、「良い兆候だ。彼の表情から嬉しさが伺えた」とコメントしました。現在、肩には痛みがなく、ここから徐々に調整を進めていくことが重要だとも述べています。佐々木はチームに同行し、ベンチから試合を見守っています。荒木氏は「おそらく違和感や痛みはないのでは。少しずつ負荷を上げていければ良いのだが。彼は大谷選手のように打者として出場するわけではないから、しっかりマイナーで準備を整えて欲しい」とアドバイスしました。一方、大谷翔平投手(30)は16日(17日)のパドレス戦で663日ぶりに二刀流として登板し、1回を2安打1失点で最速100.2マイル(約161キロ)を記録しました。22日(23日)のナショナルズ戦では今季2度目の登板が予定されています。

大谷翔平は無安打、ドジャース敗れる…23日午前5時10分から2度目の先発登板へ/詳細

ドジャース大谷翔平投手(30)は、第1打席から中飛、空振り三振、見逃し三振、遊ゴロと無安打だった。 22日(同23日)は日本時間午前5時10分から、今季2度目のマウンドに上がる。 ドジャースは5本塁打を浴びるなどして敗れナショナルズとの3連戦は1勝1敗となった。 2025年全本塁打写真特集 チーム123456789計 ナ0002012207 ド0000110013 【本】ウッド21号、L・ガルシア7号(ナ)、パヘス16号(ド)、ロー11号、12号(ナ)、スミス9号(ド)、エイブラムズ11号(ナ)、Tヘルナンデス14号(ド) 大谷翔平第1打席 1回先頭打者 ナショナルズ投手は右腕アービン 初球、内角やや高め150キロの直球を打って中飛 ドジャース対ナショナルズ 1回裏ドジャース無死、大谷は中飛に倒れる(撮影・滝沢徹郎) ドジャース対ナショナルズ 1回裏ドジャース無死、大谷は中飛に倒れ引き揚げる(撮影・滝沢徹郎) 大谷翔平第2打席 3回1死一塁 ナショナルズ投手は右腕アービン カウント2-2からやや低め136キロのチェンジアップに空振り三振。ベッツも三振に倒れ無得点 ドジャース対ナショナルズ 3回裏ドジャース1死一塁、大谷は空振り三振に倒れる(撮影・滝沢徹郎) 3回、ダグアウトに立つドジャース大谷翔平(AP)...

** セ・リーグに喝!槙原寛己氏「弱いって言われちゃいます」上位6チームをパ・リーグ占める珍事 **

** 元巨人の槙原寛己氏(61)が22日にTBS系の「サンデーモーニング」に出演し、プロ野球の交流戦に関して語りました。現状、交流戦での優勝の可能性はソフトバンクと日本ハムに絞られ、上位6位までをすべてパ・リーグのチームが占めている状況です。槙原氏は「どうした、どうしたって感じですね。セとパの戦力差がなくなってきたと言われていたんですけど、交流戦の後半に入ってからますますその差が目立つようになりましたね。」と解説し、「刺激を与える意味でも、セ・リーグに『喝』。このままだとセ・リーグは弱いと言われてしまいます。」と危機感を示しました。今季ここまでの戦績は、パ・リーグが58勝41敗、2引き分けで、3年連続の勝ち越しが確定しています。20回目となる交流戦で、パ・リーグの勝ち越しは17回目です。21年、22年はセ・リーグが初めて2年連続で勝ち越したものの、23年は2勝差で、24年は1勝差でパ・リーグが勝ち越しました。■交流戦順位 <1>ソフトバンク<2>日本ハム<3>オリックス<4>楽天<5>西武<6>ロッテ<7>広島<7>阪神<9>DeNA<9>中日<11>巨人<12>ヤクルト◆交流戦優勝の行方 優勝の可能性はソフトバンクと日本ハムの2チームに絞られました。首位のソフトバンクは勝利か引き分けで優勝が決定します。負けた場合でも日本ハムが負ければソフトバンクが優勝します。日本ハムは勝利し、ソフトバンクが負ける場合に逆転優勝が可能です。ソフトバンクが負け、日本ハムが引き分けた場合は勝率が並び、得失点率によって優勝が決まりますが、現時点での得失点率はソフトバンクが+238、日本ハムが+121で、ソフトバンクが有利となっています。優勝すれば、ソフトバンクは6年ぶり9度目、日本ハムは18年ぶり2度目の優勝となります。

【阪神】これは快挙だ!「神ドラフト」同期7人が1軍に大集結!残る1人も絶対的ブルペンエース

阪神の「神ドラフト」組が1軍に勢揃いしました。佐藤蓮投手(27歳)が今季初めて1軍に出場選手登録されました。彼は2020年のドラフトで上武大学から3位指名を受けた右腕投手です。この年の支配下指名では8人中6人が同時に1軍に登録されたことになります。伊藤将司投手(29歳)はローテーションピッチャーですが、登板機会がないため戦略的に登録から外れています。また、石井投手は頭部に打球を受けたため、脳振とう特例で登録が抹消されています。この年の阪神のドラフトは「神ドラフト」としてとても有名です。佐藤輝、伊藤将、中野は1年目から主力選手として活躍。村上は2023年にMVPを獲得。石井も同年に才能を開花させ、今季は絶対的リリーバーとして抑えの役割を担っています。栄枝と高寺も今季は1軍で活躍しています。なお、育成1位指名の岩田も現在ではDeNAに移籍し、1軍で活躍しています。◆阪神2020年ドラフト指名選手一覧1位 佐藤輝明 内野手(26歳=近畿大学)2位 伊藤将司 投手(29歳=JR東日本)3位 佐藤蓮 投手(27歳=上武大学)4位 栄枝裕貴 捕手(27歳=立命館大学)5位 村上頌樹 投手(26歳=東洋大学)6位 中野拓夢 内野手(29歳=三菱自動車岡崎)7位 高寺望夢 内野手(22歳=上田西高校)8位 石井大智 投手(27歳=四国アイランドリーグ高知)育成1位 岩田将貴 投手(27歳=九州産業大学)

東大・渡辺向輝、早大・伊藤樹ら50人が参加 侍ジャパン大学代表選考合宿紅白戦/速報中

「第45回日米大学野球選手権大会」に参加する侍ジャパン大学代表メンバーの選考合宿が行われ、総勢50名が参加しています。二日目はお昼の12時15分から紅白に分かれての試合が2試合行われます。明日の23日も同様に紅白戦が行われ、その後の午後には代表メンバーが発表される予定です。 第1試合 チーム123456計 A0022 B000 ※特別ルールに基づき試合が行われます 【1回表】 投手は岩城(中大) 平川選手、149キロの球を左前にヒット→二盗失敗 榊原選手、148キロの球を中飛 小島選手、113キロの球を中飛 【1回裏】 投手は小中(九共大) 黒田選手、140キロの球を左飛 立石選手、137キロの変化球を中前にヒット 丸山選手、148キロの球で二ゴロ併殺打 【2回表】 投手は岩城(中大) 松林選手、143キロの球を左前にヒット 皆川選手、132キロの球で一ゴロ併殺打...

トミー・エドマンの右肘に直球が命中、ドジャースファン激怒

ロサンゼルス・ドジャースの内野手、トミー・エドマン選手(30歳)が、右肘付近に死球を受けました。エドマンは「9番・二塁手」として先発出場。試合の3回1アウトの場面で、投手アービンの投じた93.5マイル(約150キロ)の速球が、右肘のエルボーガードに直撃したのです。これに対し、観客席からは大きなブーイングが巻き起こりましたが、エドマンは冷静に一塁へと歩を進めました。しかしながら、エドマンが出塁した後、大谷翔平投手(30歳)とムーキー・ベッツ内野手(32歳)は続けて空振り三振に倒れました。ドジャースは16日(日本時間17日)からのサンディエゴ・パドレスとの4連戦で、両チームで合計8つの死球が飛び交う荒れたゲームを展開しました。このシリーズで大谷翔平投手も2つの死球を受け、19日(日本時間20日)には激しい口論が勃発し、デーブ・ロバーツ監督(53歳)とパドレスのシルト監督に1試合の出場停止と罰金が課されました。この日、ロバーツ監督は処分を終えて再びベンチに戻ってきました。

【阪神】甲子園バッティングセンターに「魚雷バット」導入 狩野恵輔氏「子どもにもアリ」

甲子園歴史館に併設されているバーチャル・バッティングセンター「BE-STADIUM KOSHIEN」に22日、日米で話題になったトルピード(魚雷)バットが導入された。阪神OBの狩野恵輔氏(42)が試打に臨んだ。ヘルメットをかぶって気合十分にケージに入った狩野氏。やや球速を遅めに設定していたこともあり、最初の数球はタイミングが合わず、なかなか芯をとらえれない。そのたびにバットについた白い打球痕を確認した。極端に細くなっている先端部分を、何度も手のひらで包んで確認した。外角に落ちていく軌道で来た投球には泳がされる格好になり、バットの先にガツン。その瞬間、狩野氏は「痛い! 先に当たると痛いなあ」と顔をゆがめた。10球目、コツをつかんでしっかりと引きつけた。ジャストミートした打球は左中間最深部へ。本塁打の「確定演出」が出て、満足そうにダイヤモンド1周映像を眺めた。狩野氏は感想とともに、これから使用する人にアドバイスを送った。「結構、極端な形で、面白いですね。すごくバットが短く感じる。先に当たると飛びません。ベースに近づいて立った方がいいと思いいます。内角が苦手な人にもいいんじゃないかな。子どもさんにもアリかもしれない。結構振りやすいので。これで打撃が変わる人もいるかもしれないし、練習だけ使うとかいろいろ考えられますよね」と、新鮮な気持ちで汗をぬぐった。【関連記事】阪神ニュース一覧

【全米女子プロ】山下美夢有は2年連続優勝争い参戦「強い風の中でも負けないように」一問一答

昨年2位に入った好相性のメジャー舞台で、山下美夢有(23=花王)が、首位と7打差3位で最終日を迎えることになった。4バーディー、5ボギーの73で回り、通算1オーバーの217で3位。前日の6打差8位から順位は上昇して、日本勢トップに立った。22、23年の日本国内の年間女王。通算13勝、パリ五輪4位の実力をひっさげ、ツアールーキーとして初優勝を目指す。4月のJMイーグルLA選手権で最高の3位に入るなど、8位以内が既に4試合もある。主な一問一答は次の通り。-1日を振り返って山下 ちょっと前半は(4つボギーが先行し、3つ)落とす展開で、なかなか苦しかったが、後半は粘ってバーディーが11番できて、そこからいい流れで(2つ)取り返すことができたのでよかった。-強風での経験は山下 (過去3回出場した)全英女子オープンの時くらい。特に意識はしていないが、でも持ち味としているフェアウエーキープは外したくないので、ショットの精度も大事。あとは風の読み、グリーン上の難しさがあるので、そのへんしっかり攻略して明日も頑張りたい。-15番などあと少しでイーグルの場面もあった山下 全体的にショットのリズムが良かったので、後半取り返すことができた。この強い風の中でも負けないように頑張る。【全米女子プロ】スコアはこちら――>>

今永昇太、24日からのカージナルス4連戦で復帰へ 「彼の次の登板はメジャー」カウンセル監督

左太もも裏の張りで負傷者リスト(IL)入りしているカブスの今永昇太投手(31)が、23日(日本時間24日)から行われるカージナルスとのアウェイでの4連戦で復帰の見込みです。今永は20日(日本時間21日)に傘下3Aアイオワで3回目のリハビリ登板を行い、4回1/3を投げて72球、被安打2、無失点、2四球、8奪三振の好投を見せました。 シカゴの「マーキースポーツ・ネットワーク」によると、クレイグ・カウンセル監督は21日(日本時間22日)の試合前会見で「すべて順調だ。今永は復帰の準備が整っている。セントルイスでチームに合流する予定だ」と話し、具体的な復帰日は明示しませんでしたが、「彼の次の登板はメジャーの試合になる」と述べました。 今永は今シーズン、メジャーで8試合に登板し3勝2敗、防御率2.82を記録しています。5月4日のブルワーズ戦で登板中に左太もも裏を痛め、翌5日からIL入りしていました。