【DeNA】バウアーが来日最短7失点でKO 2回は1アウトもとれず「今日は何もない」

DeNAのトレバー・バウアー投手(34)が来日後最短の1回0/3で7失点し、KOされました。これまでのNPBでの最短記録は、今シーズン3試合目となった5月16日の広島戦での2回7失点でした。今季最短記録は、4月16日の巨人戦での5回5失点でした。
バウアーは球団のコメントを通じて「今日は特に言うことはありません。チームが逆転してくれることを願っています」と伝えました。
試合開始から予想外の展開となりました。1回の先頭打者、ロッテの藤原選手を2球目で中飛に仕留め、リズム良く立ち上がったかに見えましたが、それに続く寺地選手に右前打を許し、3番の安田選手には中前への不運なポテンヒットを打たれ、一、二塁のピンチを迎えました。
4番山本選手には、2球目の内角低めツーシームを左翼席に3点本塁打され、悔しさを堪えました。
ここで終わることなく、ルーキーの西川選手の打球は風を受けて左翼フェンス直撃の三塁打となり、2死三塁から友杉選手の左翼への適時二塁打で4失点目。その後も小川選手に中前適時打を打たれました。
1回の立ち上がりが不安定だったバウアーは、6安打5失点を喫し、大量ビハインドを抱える展開となりました。
1回裏に打線が3点を返し、9番のバウアーの打席には代打戸柱選手が準備されましたが、打席は回りませんでした。そのまま2回のマウンドに上がるも、先頭の藤原選手に四球を与え、寺地選手と安田選手の連打で6失点目を喫したところで降板。三浦監督がマウンドに駆け寄り、交代を告げました。
無死一、二塁の場面で堀岡選手にマウンドを譲り、堀岡選手は山本選手を併殺に仕留めましたが、続く西川選手に右前適時打を許し、点差が4点に広がりました。最終的にバウアーは7失点となりました。