Day: June 22, 2025

【DeNA】ウィック選手の快挙!3者連続3球三振で「イマキュレートイニング」達成—史上22人目の偉業

DeNAベイスターズのローワン・ウィック投手(32)が、日本プロ野球史上22人目となる3者連続3球三振で「イマキュレートイニング」を達成しました。試合は9-10と激戦の中、ウィック選手は1点を追う8回に登板。先頭打者のロッテ山本選手を155キロの速球で見逃し三振に仕留めると、続く西川選手を3球連続のストレートで空振り三振。最後に代打の藤岡選手を156キロのストレートで見逃し三振に仕上げました。これは、DeNAの球団としては24年ぶり4人目の快挙であり、今シーズンではヤクルトの石山投手に続き2度目の達成です。◆イマキュレートイニングとは 大リーグでは、1イニングで3者連続3球三振を「イマキュレートイニング」と表現します。「イマキュレート」には「完全無欠」や「汚れのない」という意味があります。▼1イニング3者連続3球三振=ウィック(DeNA) 22日のロッテとの第3戦(横浜スタジアム)の8回に、山本、西川、藤岡選手を3球三振で仕留め達成しました。今年4月5日の石山(ヤクルト)以来、史上22人目、24度目の記録で、DeNAでは1979年6月16日の平松、1991年8月28日の佐々木、2001年5月1日の河原に続いて4人目の達成です。また、外国人投手としては2011年5月24日のウルフ(日本ハム)、2018年5月16日、2023年6月6日のモイネロに続いて3人目、4度目の偉業であり、セ・リーグの外国人選手として初の快挙です。

【ソフトバンク】6年ぶりの交流戦優勝!通算9度目で圧倒的 困難を乗り越えた結束力

ソフトバンクが、2019年以来6年ぶりに交流戦で優勝を果たしました。阪神との試合の途中で日本ハムが敗れ、優勝が決まっただけでなく、自らの試合でも華々しい勝利を収めました。この結果、ソフトバンクは通算9度目の優勝を達成し、12球団の中で断トツの実力を誇示しました。交流戦におけるソフトバンクの強さが際立ちました。 今季の交流戦は数々の困難がありました。守護神として活躍していたオスナは、6日のヤクルト戦でセーブに失敗。モイネロが1試合で18奪三振を記録した功績も無駄になり、チームはサヨナラ負けを喫しました。その後、オスナは配置転換されました。昨季、リーグで本塁打と打点の2冠を獲得した山川穂高内野手(33)は、本調子からほど遠く、交流戦最終週には2軍で再調整となりました。 守備の要であった今宮健太内野手(33)は、14日のDeNA戦で左脇腹を痛めて戦線を離脱しました。昨季のリーグMVPと首位打者だった近藤健介外野手(31)は、17日の広島戦で本塁打を放った後、左かかとを痛めました。近藤は登録抹消はされていませんが、それ以降5試合連続で欠場しました。さらに、交流戦前から柳田悠岐外野手(36)も離脱しており、チームは多くのアクシデントに見舞われました。 そんな中、若手選手たちが奮闘しました。柳町達外野手(28)は、交流戦期間で規定打席に達し、パ・リーグと交流戦の首位打者に躍り出ました。野村勇内野手(28)は3本の本塁打を記録。山川からのアドバイスで「究極の前さばき」という新しい打撃スタイルを開花させました。オスナの代役守護神は日替わりで藤井、杉山、津森らが務めました。ベテランの中村や牧原大、そして選手会長の周東など、経験豊富な選手たちの存在も重要でした。 オスナ、山川、近藤、柳田、今宮がいない中でも、ソフトバンクは勝率1位に達しました。今シーズンは世代交代を見据えたものでもあり、選手層の厚さを証明した交流戦となりました。【只松憲】

【DeNA】バウアーが来日最短7失点でKO 2回は1アウトもとれず「今日は何もない」

DeNAのトレバー・バウアー投手(34)が来日後最短の1回0/3で7失点し、KOされました。これまでのNPBでの最短記録は、今シーズン3試合目となった5月16日の広島戦での2回7失点でした。今季最短記録は、4月16日の巨人戦での5回5失点でした。バウアーは球団のコメントを通じて「今日は特に言うことはありません。チームが逆転してくれることを願っています」と伝えました。試合開始から予想外の展開となりました。1回の先頭打者、ロッテの藤原選手を2球目で中飛に仕留め、リズム良く立ち上がったかに見えましたが、それに続く寺地選手に右前打を許し、3番の安田選手には中前への不運なポテンヒットを打たれ、一、二塁のピンチを迎えました。4番山本選手には、2球目の内角低めツーシームを左翼席に3点本塁打され、悔しさを堪えました。ここで終わることなく、ルーキーの西川選手の打球は風を受けて左翼フェンス直撃の三塁打となり、2死三塁から友杉選手の左翼への適時二塁打で4失点目。その後も小川選手に中前適時打を打たれました。1回の立ち上がりが不安定だったバウアーは、6安打5失点を喫し、大量ビハインドを抱える展開となりました。1回裏に打線が3点を返し、9番のバウアーの打席には代打戸柱選手が準備されましたが、打席は回りませんでした。そのまま2回のマウンドに上がるも、先頭の藤原選手に四球を与え、寺地選手と安田選手の連打で6失点目を喫したところで降板。三浦監督がマウンドに駆け寄り、交代を告げました。無死一、二塁の場面で堀岡選手にマウンドを譲り、堀岡選手は山本選手を併殺に仕留めましたが、続く西川選手に右前適時打を許し、点差が4点に広がりました。最終的にバウアーは7失点となりました。

【日本ハム】2007年以来の交流戦優勝を逃す…中日に投打で完敗 交流戦を11勝7敗で締めくくる

日本ハムは中日に投打で完敗し、2007年以来となる交流戦優勝を逃しました。日本ハムとしては勝利し、交流戦首位のソフトバンクの結果を待ちたかったところですが、先発の金村尚真投手(24)が3回までに4失点を喫しました。打線も中日の先発・松葉に7回まで1失点に抑え込まれ、救援投手陣も崩し切ることができませんでした。今シーズンの交流戦は、新庄監督が「11勝7敗でいけたらうれしい」と話していた通りに11勝7敗で終了しました。これにより貯金を4つ増やし、トータルで貯金13とし、リーグ首位を維持したまま、27日からの西武戦(ベルーナドーム)でリーグ戦を再開します。

【ソフトバンク】柳町達、1年前の「叱咤」を糧に急成長 「慶応ボーイ」交流戦で6年ぶりの優勝に大きく貢献

ソフトバンクの柳町達外野手(28)は、交流戦の優勝に大きく貢献しました。試合開始前の時点で、パ・リーグと交流戦で首位打者となっており、慶応義塾高校から慶応大学を経て、2019年のドラフト5位で入団した6年目の彼にとって覚醒の時が訪れています。 交流戦では18試合中16試合でヒットを記録し、王貞治球団会長の助言に従ったスイングスピードと打球速度の向上が成果を上げています。シーズン開幕時点では2軍にいましたが、4月初めに近藤が腰の手術を決断したことで1軍に昇格しました。当初は控え選手だった柳町も、今や欠かせないレギュラーメンバーとなっています。 ちょうど1年前に、小久保監督から「今のお前ならすぐに使われなくなる。代わりはいるんだぞ」と厳しい指摘を受けました。同じ阪神戦で、2死走者なしの3-0のカウントでヒッティングのサインが出ていましたが、ど真ん中の直球を見逃してしまいました。 当時の打率も本塁打も際立ってはいませんでした。ソフトバンクの外野は競争が激しく、長打力を伸ばすことでレギュラーの座をつかむために、右方向への強いスイングを続けました。小久保監督は「オフから強いスイングを続けてきたんじゃないのか。振らないと」と柳町に言いました。この愛情ある「叱咤」を糧に、1年で急成長を遂げました。 8日のヤクルト戦で、キャリア初の規定打席に達成。「目指しているのは、最後の最後に名前が載ること」と語る謙虚な「慶応ボーイ」。リーグ戦再開後もチームをけん引し続けます。【只松憲】

【DeNA】グラビアアイドル篠崎愛が始球式で魅力的なワンバウンドピッチング 背番号は「226」

グラビアアイドルの篠崎愛さん(33歳)が、プロ野球の始球式にて魅力的なワンバウンドピッチングを披露しました。彼女の誕生日にちなんだ背番号「226」を背負って登場し、その躍動感あふれるワインドアップから、キャッチャー松尾選手に向けて見事にワンバウンドの投球を見せました。スタジアム全体が盛り上がる瞬間でした。このイベントは「KEIRINグランプリ2025平塚開催記念ゲーム」として、ABEMA湘南バンク平塚競輪場の協賛により行われました。篠崎愛さんは平塚競輪アンバサダーとして、始球式のマウンドに立ちました。

19歳入谷響、ルーキー一番乗りで初優勝「将来米国で戦える選手になりたい」師匠は中嶋常幸

入谷響(19=加賀電子)が、今季14戦目でルーキー一番乗りとなる初優勝を果たした。2位に4打差の首位から出て4バーディー、4ボギーの72で回り、通算12アンダー、204。強風に苦しめられ、一時は2位に1打差に迫られながらも逃げ切った。ウイニングパットとなるバーディーパットを沈めると、一瞬ホッとしたような笑みを浮かべた。歓声と拍手に軽く会釈。初Vを祝福するために待っていた同期らと祝福のハグを交わし、喜びを爆発させた。首位から最終日に臨んだのは、4月の富士フイルム・スタジオアリス女子に次いで2度目。前回は2位に1打差をつけてスタートしながら4位に敗れていた悔しさを晴らした。優勝インタビューでは「前半はドタバタしながらのプレーになりましたが、後半に気持ちを切り替えてバーディーが取れて、最後の18番でもバーディーが取れたのでうれしかったです。本当に皆さまの応援が力になりました。これからたくさん優勝回数を重ねて、将来米国で戦える選手になれるよう頑張ります。応援をよろしくお願いいたします」とあいさつした。出だしからショットが乱れていた。1番パー5は、ティーショット、第2打ともに左ラフ。第3打でもグリーンに乗せられず、2・5メートルのパーパットを残したが、辛うじてこれを沈めてパーにとどめた。直後の2番パー4では第2打をグリーン手前のバンカーに入れるなどして、4オン1パットでボギーが先行。4番パー3で、ピンまで12ヤードの右ラフからチップインで最初のバーディーを奪ったが、これもティーショットでグリーンを外していた。悪い流れは、なかなか止められなかった。直後の5番パー4は、カラーからパターで打った第3打から“3パット”でスコアを落とし、再びボギーが先行した。ドライバー平均飛距離258・21ヤードという、ツアー2位の飛ばし屋だけに、パー5の7番は伸ばしたかったが、再び3パットで、むしろ落とした。流れが上向きになったのは、前日に自己ベストの29で回ったインコースの後半に入ってからだった。後半最初の10番パー5で、レイアップからの第3打は、ピンまで1メートルにピタリとつくスーパーショットとなった。これを決めて2つ目のバーディー。直後の11番パー3は、2・5メートルの厳しいパーパットを沈め、徐々に初優勝の風を呼び込んだ。小学6年から国内男子ツアーで通算48勝の中嶋常幸に師事し、飛距離という最大の長所を伸ばす指導を受けてきた。前日21日の第2ラウンドの後半は、9ホール中7ホールでバーディーを奪うハーフの自己ベストとなる29で回った。パー3の2ホール以外、本来は正確性に欠けるドライバーをティーショットで握り、果敢に攻めて伸ばした度胸と持ち前の飛距離。両者が融合すれば、ビッグスコアが出るのは証明済みだ。世界最高峰、米ツアーでの活躍が目覚ましい日本人女子プロゴルファー。また1人、将来性豊かな逸材が世間に実力を証明した。◆入谷響(いりや・ひびき)2005年(平17)12月21日、愛知県豊川市生まれ。6歳から始める。昨年11月の最終プロテストは7位で合格。QTランキング18位で今季前半戦の出場権を得た。3月のアクサ・レディース6位を皮切りに、トップ10入りはツアー9番目に多い4度。4月の富士フイルム・スタジオアリス女子は最終日に単独首位で臨み、初の最終日最終組も4位。今季メルセデス・ランキング16位。現在は朝日大2年。師匠は中嶋常幸。家族は両親と兄、姉。160センチ、75キロ。血液型B。

荒木大輔氏が佐々木朗希にアドバイス「マイナーでの役割を果たすべき」

元ヤクルトの荒木大輔氏が「NHKBS」で解説を行い、現在右肩の故障でリハビリ中の佐々木朗希投手(23)について話しました。佐々木は右肩のインピンジメント症候群で試合から離れており、20日(21日)には15日間から60日間の故障者リスト入りとなりました。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)は、90フィート(約27メートル)の距離で投球を開始したことに触れ、「良い兆候だ。彼の表情から嬉しさが伺えた」とコメントしました。現在、肩には痛みがなく、ここから徐々に調整を進めていくことが重要だとも述べています。佐々木はチームに同行し、ベンチから試合を見守っています。荒木氏は「おそらく違和感や痛みはないのでは。少しずつ負荷を上げていければ良いのだが。彼は大谷選手のように打者として出場するわけではないから、しっかりマイナーで準備を整えて欲しい」とアドバイスしました。一方、大谷翔平投手(30)は16日(17日)のパドレス戦で663日ぶりに二刀流として登板し、1回を2安打1失点で最速100.2マイル(約161キロ)を記録しました。22日(23日)のナショナルズ戦では今季2度目の登板が予定されています。

大谷翔平は無安打、ドジャース敗れる…23日午前5時10分から2度目の先発登板へ/詳細

ドジャース大谷翔平投手(30)は、第1打席から中飛、空振り三振、見逃し三振、遊ゴロと無安打だった。 22日(同23日)は日本時間午前5時10分から、今季2度目のマウンドに上がる。 ドジャースは5本塁打を浴びるなどして敗れナショナルズとの3連戦は1勝1敗となった。 2025年全本塁打写真特集 チーム123456789計 ナ0002012207 ド0000110013 【本】ウッド21号、L・ガルシア7号(ナ)、パヘス16号(ド)、ロー11号、12号(ナ)、スミス9号(ド)、エイブラムズ11号(ナ)、Tヘルナンデス14号(ド) 大谷翔平第1打席 1回先頭打者 ナショナルズ投手は右腕アービン 初球、内角やや高め150キロの直球を打って中飛 ドジャース対ナショナルズ 1回裏ドジャース無死、大谷は中飛に倒れる(撮影・滝沢徹郎) ドジャース対ナショナルズ 1回裏ドジャース無死、大谷は中飛に倒れ引き揚げる(撮影・滝沢徹郎) 大谷翔平第2打席 3回1死一塁 ナショナルズ投手は右腕アービン カウント2-2からやや低め136キロのチェンジアップに空振り三振。ベッツも三振に倒れ無得点 ドジャース対ナショナルズ 3回裏ドジャース1死一塁、大谷は空振り三振に倒れる(撮影・滝沢徹郎) 3回、ダグアウトに立つドジャース大谷翔平(AP)...

** セ・リーグに喝!槙原寛己氏「弱いって言われちゃいます」上位6チームをパ・リーグ占める珍事 **

** 元巨人の槙原寛己氏(61)が22日にTBS系の「サンデーモーニング」に出演し、プロ野球の交流戦に関して語りました。現状、交流戦での優勝の可能性はソフトバンクと日本ハムに絞られ、上位6位までをすべてパ・リーグのチームが占めている状況です。槙原氏は「どうした、どうしたって感じですね。セとパの戦力差がなくなってきたと言われていたんですけど、交流戦の後半に入ってからますますその差が目立つようになりましたね。」と解説し、「刺激を与える意味でも、セ・リーグに『喝』。このままだとセ・リーグは弱いと言われてしまいます。」と危機感を示しました。今季ここまでの戦績は、パ・リーグが58勝41敗、2引き分けで、3年連続の勝ち越しが確定しています。20回目となる交流戦で、パ・リーグの勝ち越しは17回目です。21年、22年はセ・リーグが初めて2年連続で勝ち越したものの、23年は2勝差で、24年は1勝差でパ・リーグが勝ち越しました。■交流戦順位 <1>ソフトバンク<2>日本ハム<3>オリックス<4>楽天<5>西武<6>ロッテ<7>広島<7>阪神<9>DeNA<9>中日<11>巨人<12>ヤクルト◆交流戦優勝の行方 優勝の可能性はソフトバンクと日本ハムの2チームに絞られました。首位のソフトバンクは勝利か引き分けで優勝が決定します。負けた場合でも日本ハムが負ければソフトバンクが優勝します。日本ハムは勝利し、ソフトバンクが負ける場合に逆転優勝が可能です。ソフトバンクが負け、日本ハムが引き分けた場合は勝率が並び、得失点率によって優勝が決まりますが、現時点での得失点率はソフトバンクが+238、日本ハムが+121で、ソフトバンクが有利となっています。優勝すれば、ソフトバンクは6年ぶり9度目、日本ハムは18年ぶり2度目の優勝となります。