【ソフトバンク】鷹の“ドクターK”モイネロに新たな勲章!18試合制の交流戦で最多37奪三振

タカの“ドクターK”に新たな勲章が加わった。ソフトバンク先発のリバン・モイネロ投手(29)が、18試合制になった15年以降の交流戦で最多奪三振をマークした。6回1失点で勝ち負け就かずも、6奪三振。今季は登板3試合で計37奪三振となり、19年今永(DeNA)と21年山本(オリックス)の33個を抜いて単独トップに浮上した。最もセ界を驚かせたのは6日のヤクルト戦だった。1試合で圧巻の18奪三振。「ポジティブな結果だった」と自身も納得の量産だった。試合は敗れたが、NPB助っ人新記録で、日本記録にもあと1奪三振だった。先発転向2年目で、存分にポテンシャルを発揮。13日のDeNA戦も13三振を奪い、2試合で31奪三振の荒稼ぎ。この日の阪神戦でも6つ積み重ねた。17日には国内FA権の資格取得条件を満たした。来季からは日本人選手扱い。4年契約1年目で、来季以降もソフトバンクでプレーする。この日は勝敗はつかなかったが村上との緊迫の投手戦を演出。「相手のピッチャーも良い投球をしている中で、6回までしっかり試合を作ることができたと思います。ただ、先制してもらった1点を守れなかったという悔しさもあります」と振り返った。無傷6勝をキープするエースの奮闘に打線も応えた。1-1の延長10回2死三塁から代打石塚が決勝の適時二塁打。きょう21日にも6年ぶり、12球団最多9度目の交流戦優勝が決まる。【只松憲】【プロ野球スコア速報】はこちら>>