Day: June 20, 2025

【クラブW杯】元本田圭佑所属の南米の強豪ボタフォゴが欧州王者PSGを撃破

欧州王者と南米王者の頂上決戦は、後者が勝利を収めました。コパ・リベルタドーレスを制した南米の雄、ボタフォゴ(ブラジル)が、UEFAチャンピオンズリーグを勝ち取ったパリ・サンジェルマン(フランス)を1-0で下しました。 試合開始直後から激しい攻防が続き、徐々に流れはパリ・サンジェルマンに向かいましたが、ボタフォゴが隙を見逃しませんでした。試合の前半、36分のカウンター攻撃でブラジル代表のエースFWイゴル・ジェズス(24)がゴール左にシュートを決め、チームに先制得点をもたらしました。これで彼は2試合連続の得点となりました。 後半に入ると、ボタフォゴは守備を固めてリードを守り抜く作戦に出ます。選手全員が体を張り、組織的かつ粘り強い守備を展開しました。パリ・サンジェルマンの攻撃をことごとく封じ込め、要所でカウンター攻撃を繰り出しました。 パリ・サンジェルマンは攻撃的な選手を次々と投入しましたが、決してゴールを許さず、最終的にはウン・ゼロ(1-0)で試合終了の笛を聞きました。かつて本田圭佑も所属し、2部への降格と経営難に苦しんでいたボタフォゴは、この勝利で連勝し、勝ち点6で首位に立ちました。次の第3戦ではアトレティコ・マドリード(スペイン)と対戦します。

【全米女子プロ】40位発進の渋野日向子「体力の消費がハンパない」6時間以上ラウンドに疲労困憊

渋野日向子(26=サントリー)は、2つのバーディーと4つのボギーでスコア「74」を記録し、2オーバーの40位でスタートしました。首位とは6打差ですが、2019年の全英女子オープン以来となるメジャー2勝目が狙える位置です。しかし、午後から競技の進行が遅くなり、渋野選手がホールアウトしたのは午後8時半で、ほとんど日没と同時でした。最高気温35度、強風が吹くコースで6時間以上プレーしたため、体力消耗が激しかったようです。「今日は非常に暑かったです。氷のうや傘を使っても疲労感があるので、1日の体力消費が本当にすごかった」と話しています。3オーバーで迎えた最終9番パー5では、2オンに成功し、13メートルのイーグルパットは外しましたが、50センチまで寄せて、楽々とこの日2つ目のバーディーで締めくくることができました。順位的にも上位争いができる位置で、疲れた体を癒すラストスパートになりました。「ここ(9番)は絶対に取りたかったので、本当に良いセカンドショットが打てましたし、ティーショットもうまくいきました。(イーグルパットは)ショートしてしまいましたが、バーディーを取れて良かったです」と振り返っています。昨年のこの大会は7位に入り、今年の全米女子オープンでも7位と、メジャー大会に強い渋野選手は「良いバーディーで締めくくったので、明日もしっかり良い位置で終えて、週末を迎えられるように頑張りたい」と、意気込みを新たにしていました。

山本由伸の右膝付近にピッチャーライナー直撃…ベンチからロバーツ監督やトレーナーらが飛び出す

ドジャース山本由伸投手(26)が、ヒヤリとするアクシデントに見舞われた。0-1の4回無死、先頭アラエスが放った83・5マイル(約134キロ)のピッチャーライナーが、右膝付近を直撃。打球は大きく弾み、結果的には二ゴロとなった。山本は痛がるそぶりは見せなかったが、ベンチからデーブ・ロバーツ監督(53)やトレーナーらが駆けつけた。山本は状態を確認すると、投球練習を行いプレーを続行した。2死からシーツを一ゴロに打ち取ると、通常通り一塁ベースカバーにも入った。今季は試合前時点で14試合に登板して6勝5敗、防御率はリーグ6位の2・64。前回登板は13日(同14日)のジャイアンツ戦で、4回2/3を6安打2本塁打で5失点と精彩を欠いた。白星を挙げれば、5月26日(同27日)のガーディアンズ戦以来、24日ぶりとなる。【ライブ速報はこちら】――>>大谷翔平「1番DH」でパドレス戦 先発は山本由伸 ドジャース―パドレス

** 【フィギュア】坂本花織、来シーズン限りで引退を宣言「ここで締めくくる」―2026年ミラノ五輪が有終の美 **

** フィギュアスケートの前世界チャンピオンである坂本花織(25歳、所属: シスメックス)は20日、ミラノ・コルティナ冬季オリンピックシーズンを最後に現役を退くことを発表しました。彼女は22年の北京オリンピックで団体銀メダルと女子シングル銅メダルを獲得しています。 神戸市内に新しくオープンした「シスメックス神戸アイスキャンパス」のオープニングセレモニーに参加。同じ所属の三原舞依選手や壷井達也選手、三宅咲綺選手と共にエキシビション演技を行いました。 五輪シーズンに向けて坂本選手は「競技人生は残り1年を切っている。この時点で2年や3年と締めくくるよりも、ここで区切りをつけるほうがいいと判断しました。次の2022年オリンピックを目指すことを考えると、29歳になります。26歳となるこの年で一つの区切りをつけようと思いました」と語りました。 彼女はオリンピックに2大会連続で出場し、今シーズンも全日本選手権で4連覇を果たした日本女子フィギュア界のエース選手です。世界選手権では2位となりましたが、依然として世界トップレベルの実力を誇示しています。神戸市にできた新しい通年型リンクが彼女の活動拠点となり、競技引退後はコーチとしてのセカンドキャリアを視野に入れています。「この素晴らしい環境でやらなかったら申し訳ないくらい、多くの人の支えがあってリンクが完成しました。オリンピックに向けて完璧な準備が整いました。あとは自分が挑むだけです」と彼女は意気込みを語りました。【松本航】

【ラグビー】東京SGを退団した木村貴大の熱い想い「絶対に意味がある」

ラグビーのリーグワンは6月1日に今季が終了し、各チームから退団者が発表されています。リーグが始まって以来、連続してプレーオフに進出している東京サントリーサンゴリアス(東京SG)も、6日に16人の退団を発表しました。その中にはスクラムハーフ(SH)の木村貴大(31)の名前も含まれていました。そして、数日後の6月13日。木村は新宿の賑やかな金曜日に姿を現しました。ラグビーを続けることを決意し、新しいチームでの活躍を心に描きながら、オファーを待つ日々が続いています。カフェの一角でアイスコーヒーを手にしながら、彼はこう語りました。「サントリーでの4年間、日本一のスクラムハーフの隣でプレーしてきましたので、自信を持っています。チャンスさえあれば、チームに良い影響を与えられると思っています。これまで培ってきた経験を次のチームで活かしたいという気持ちです。」4シーズンの在籍中、出場は2試合で計13分にとどまりました。それでも彼は目標を見失わずに過ごしてきたからこそ、伝えたいことがありました。「高校生や大学生の皆さんも、大人数のチームでは試合に出られない選手がたくさんいます。試合に出場できないことがあっても、自分を否定しないでほしいと思います。」前身のトップリーグが幕を閉じた2021年春。当時所属していたコカ・コーラレッドスパークスが部の解散に見舞われました。彼はプロ選手として、新たなチームを探す中で、サントリーからオファーが来ました。ポジションは攻撃の起点となるSH。強化担当者との面談で、競争することが求められていました。「日本代表の2人と競争してほしい。」東京SGには、日本を代表するSHが2人いました。 2019年W杯日本大会で8強に貢献した流大。その後、2023年W杯フランス大会の主力となる斎藤直人。木村にとって、流は1学年先輩、斎藤は4学年後輩にあたります。試合に出場できるSHが通常2人の場合、それが日本代表ともなれば、別のチームでの出場機会を考えることもあります。それでも木村は、即座に入団を決め、彼の心は燃えていました。「その時点で、サントリーで2人を超えることを決心しました。心の底からワクワクしていました。僕のサントリーでの4年間は、それだけの4年間でした。」入団1年目の2021-22年シーズンは5分間の出場。NTTドコモレッドハリケーンズ大阪戦の後半35分から途中出場しました。「1年目はハーフの基本であるボールをさばく技術に大きな差を感じました。サントリーのラグビーは体感で、他のチームの2.5倍速。それについていかなければならなかった。」1~2年目には左肩甲骨骨折や左膝前十字靱帯断裂といったケガにも見舞われました。それでも、その速さの慣れが助けとなりました。何よりも、流や斎藤を超えようとする意志は揺らぎませんでした。そして飛躍の時が来ました。3年目の2023-24年シーズン。開幕前にはW杯フランス大会があり、流や斎藤が不在の中、他のSH陣とポジションを争いました。東福岡高校時代には、1年生から試合に出場し、全国高校大会(花園)で3連覇を達成。公式戦で無敗を誇る同期で、日本代表経験のある仲間たちと共に黄金時代を築き、3年生時にはキャプテンを務めました。「ディフェンスが僕の色。サントリーのハーフ陣の中で、ディフェンスに一番自信がありました。」少年時代から四六時中ラグビーを考え続けてきました。東京SGでも休日にはクラブハウスに通い、トレーニングを欠かしませんでした。出番は第3節、クリスマスイブの三重ホンダヒート戦。後半32分からピッチに立ちました。「絶好調でした。三重との試合に少し出してもらって、『もっとできる』と感じていました。」しかし、試合から3日後の12月27日。全体練習を終え、ユニット練習に取り組んでいる時でした。6割のスピードで後ろに下がり、ボールを受け取りに前に出た瞬間でした。 「コーチ、なぜ後ろから僕の足を蹴ったんですか。」真剣にそう思ったが、背後には誰もいませんでした。パーンという音とともに、左足のアキレス腱が断裂しました。「ユニット練習も最後の最後、あと3分程度の時でした。その時は案外冷静で、うれしいこともありました。」先輩たちがすぐに駆け寄ってくれました。1学年上の日本を代表するフルバック(FB)である松島幸太朗(32)は、「君、めっちゃ調子良かったのに」と声をかけてくれました。「松島さんに流さん、中村亮土さんなど、心から尊敬する人たちに認めてもらえたのはうれしかったです。パフォーマンスを発揮できなければ認められないチームだからこそ、『早く治したい』と思いました。」その日のうちに手術を受けました。復帰の時期を調べると、最短で6月。シーズン中の復帰は絶望的でしたが、次の開幕に向けて遊ぶナシで準備ができると計算しました。「ポジションの特性上、プレシーズンに遅れるのが一番痛手でした。私たちのような3番手争いをしている選手は、プレシーズンから良いパフォーマンスを見せて、1~2番手が調子を崩した時にすぐに入れる状態を維持する必要があります。」しかし、リハビリは想定通りに進みませんでした。復帰過程で痛みを抱え、トレーニングに自信が持てなくなりました。全体練習への復帰は2024年の12月まで遅れました。シーズン開幕直前の時期でした。SHの斎藤がフランス1部リーグにチャレンジする一方、新たに2023年W杯日本代表の福田健太(28)が加入していました。今シーズンの公式戦で、木村の出番は一度も訪れませんでした。4年間で流や斎藤の壁を越えることはできなかった一方、真剣に超えようとしたからこそ自らの不足点も知りました。流は相手の防御ラインを超えるキックに優れています。間近で見ていると、彼の凄さがわかります。「自分だけの判断でキックすることはなく、WTBと一瞬のコミュニケーションで互いが一致した時にしかキックしません。」ピッチを離れても基本的に聞き役、その中で時には自らの意見をしっかりと伝えていました。「僕は(前所属の)コカ・コーラ時代に厳しく言いすぎて、周りとのギャップができてしまいました。サントリーの1年目で聞き役に徹したら、今度は発言力が落ちました。それはSHとして良くない。サントリー2~3年目頃に、相手の意見も聞きつつ『その態度は違う』と思った時にはっきりと怒るようになりました。傾聴と主張のバランスが、この歳になってようやく分かるようになりました。」 個人としての成長と、組織の一員としての成長。自信が芽生えたからこそ、ここでラグビー人生を終えるわけにはいかない。愛称は「キムタカ」。東京SG入団前からピッチ外での積極的な取り組みにより、ファンとの距離が近い存在です。試合に出られないラグビー少年たちと接する機会も多くありました。4年間で出場時間は13分。それでも力強く語りました。「試合に出られないとき、自分を否定するものです。でも、その時間には意味があります。今、何をすれば目標達成に近づけるかを考えることが重要です。『ライバルに勝ちたい』という気持ちは自然に出てくる。でも、その気持ちに支配されると心が疲れてしまいます。」入団当初は流と斎藤に勝つことを意識していました。途中からはメンバー入りするために必要な要素に集中し、その先の目標として「2人に勝つ」を設定しました。矢印を自分に向けることで、3年目の故障前に手応えを感じていました。だからこそ、集大成を次のステージで見せたい。「4年間の経験を、絶対に爆発させたいです。」31歳にして、立ち止まることは考えていません。【松本航】◆木村貴大(きむら・たかひろ)1993年(平成5年)12月9日、福岡・北九州市生まれ。小学1年生でラグビーを始める。中学時代は主将で全国ジュニア大会優勝。東福岡高では全国高校大会3連覇を達成。筑波大学2年時にフランカーからSHに転向。卒業後は豊田自動織機に入社。19年に退団し、ニュージーランドへ渡り、世界最高峰スーパーラグビーの日本チーム「サンウルブズ」に加入。20-21年シーズンはコカ・コーラに在籍し、廃部を経て21年からサントリー(現東京SG)へ。身長173センチ、体重83キロ。

【交流戦】パ・リーグが圧倒! ソフトバンクが首位で最終カードに挑む パ・チームが上位を独占、通算52勝の快進撃

ソフトバンクは広島に対して圧勝し、これで2カード連続で勝ち越しを果たしました。交流戦では今季初の10勝を達成し、これから交流戦の首位として阪神との3連戦(甲子園)に臨みます。今季の交流戦では、パ・リーグが大きく勝ち越しており、上位6チームを全てパ・リーグが占めています。交流戦のこれまでの通算成績は、パ・リーグが52勝、セ・リーグが35勝となっており、パ・リーグが17勝差でリードしています(2試合引き分け)。◆19日のその他の試合結果DeNA 1-2 西武巨人 1-4 日本ハムヤクルト 1-3 楽天中日 1-6 オリックス阪神 2-0 ロッテ

大谷翔平「1番DH」でパドレス戦 山本由伸は7勝目なるか/速報します

ドジャース大谷翔平投手は「1番DH」で先発出場。5試合ぶりとなる26号は出るか。山本由伸投手は7勝目を目指し先発。試合開始は午前11時10分の予定。 ドジャース対パドレス 試合前練習でキャッチボールするドジャース大谷(撮影・滝沢徹郎) ドジャース対パドレス 試合前練習でキャッチボールするドジャース大谷(撮影・滝沢徹郎) ドジャース対パドレス 試合前練習に臨むドジャース大谷(撮影・滝沢徹郎) ドジャース対パドレス 試合前練習で調整するパドレスのダルビッシュ(撮影・滝沢徹郎) 2025年全本塁打写真特集 チーム123456789計 パ 0 ド 0 大谷翔平第1打席 1回先頭打者 パドレス投手は右腕バーガート 山本由伸投球内容 【1回】 1タティス 2アラエス 3マチャド 4シーツ...

「大谷翔平2世」カグリオンがメジャー初本塁打含む2発 大学時代に二刀流で活躍のドラ1ルーキー

ロイヤルズの「大谷2世」、ジャック・カグリオン外野手(22)がメジャー初本塁打を含む2本塁打を放った。「6番右翼」で先発出場。2回の第1打席で高めボール球の直球を捉え右中間にあるブルペンへメジャー初アーチとなる1号ソロ。ベンチに戻ると大谷の初本塁打時と同様、チームメートから「サイレントトリートメント」で「祝福」された。9回の第4打席は初球の低めスライダーを右中間スタンドへ134メートルの特大2号ソロを運んだ。昨年のドラフト会議でロイヤルズから1巡目(全体6位)指名されてプロ入り。フロリダ大学時代に投打二刀流で活躍し、今月3日にメジャーデビュー。14試合目にして待望の本塁打を放った。カグリオンはロイヤルズでは打者に専念している。今月27日(同28日)からは大谷翔平所属のドジャースと3連戦。二刀流を復活させた投手大谷と対戦する可能性がある。