大谷翔平への3ボールから脇腹に危険球、大谷は冷静に荒ぶるチームメートを抑制――4連戦で両チーム8つ目の死球

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ドジャースの大谷翔平投手(30)は、荒れた試合展開の中で死球を受けました。

試合は2-5で迎えた9回2死三塁の場面、3ボールからパドレスの右腕スアレスが放った直球が大谷の右脇腹付近を直撃しました。この日はすでにロバーツ監督とシルト監督の口論があって退場処分となっており、試合は警告試合となっていました。

大谷は一塁へ向かう際に、右手を上げて荒ぶるチームメートたちを抑制するようなそぶりを見せました。

この死球は、ドジャースとパドレスの4連戦において8つ目の死球となります。

その後、パドレスは松井裕樹投手(29)をマウンドに送りました。

 

【4連戦での死球などを巡る経過】

◆16日: パドレスのシースが4回1死一塁で、ドジャースのパヘスに死球を投げる。パヘスはシースに声を荒げる。

◆17日: ドジャースのトリビノが3回無死二塁でパドレスのタティスに死球。これには両軍が静観。

◆17日: パドレスのバスケスが3回1死、大谷の左太もも付近に死球。警告試合となり、ロバーツ監督が猛抗議で退場。パドレス側は故意ではないと主張。

◆18日: ドジャースのシーハンが3回2死でパドレスのマチャドに投球が抜け、顔面付近をかすめる。マチャドは捕手ラッシングにウインクで反応。

◆18日: ドジャースのサウアーが7回無死でパドレスのイグレシアスに死球を投げるも、両軍は静観。

◆18日: パドレスのコレックが7回無死一塁でドジャースのパヘスに死球。これも両軍静観。

◆19日: ドジャースのトリビノが7回1死二塁でパドレスのジョンソンに死球、両軍静観。

◆19日: ドジャースのトリビノが7回2死二、三塁でパドレスのタティスに厳しい内角球を投じる。シルト監督が声を上げる。

◆19日: ドジャースのリトルが9回無死でパドレスのタティスに左手首付近への死球。シルト監督とロバーツ監督が激しい口論、選手とスタッフが入り乱れる。警告試合となり、両指揮官は退場。

◆19日: パドレスのスアレスが9回2死三塁で3ボールから大谷の脇腹に死球を当てる。

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