「大谷翔平が最後に仲裁役を務めた」故意とも取れる死球も冷静さを訴える振る舞い注目 MLB公式

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MLB公式Xは、ドジャースの大谷翔平投手(30)が死球を受けた後の冷静な振る舞いに注目しました。

大谷選手は、試合の9回表、2-5で劣勢の場面での2死三塁、3ボールのカウントから、守護神スアレスの直球が右脇腹を直撃しました。この日は試合中に両軍の指揮官が退場処分を受ける場面もあり、警告試合が宣告されて、ドジャースのベンチも怒りを露わにしました。

それでも大谷選手は痛がる様子を見せず、自軍ベンチへ手を上げることで冷静さを訴えました。MLB公式Xは、大谷選手が死球を受けた直後にベンチに向けてシグナルを送る映像をアップロードし、「大谷翔平が激しい戦いの最後に仲裁役を務めた」とコメントしました。

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)は試合後、大谷選手への死球が故意かと問われると、「間違いない。(カウント)3-0から、右投手が左打者に当てるのは。スアレスがどれだけ左打者に死球を与えているかわからないが、意図的だ。彼(大谷)はこれ以上、衝突を求めていない。それには私もリスペクトします」と述べました。

【4連戦での死球に関する経過】

  • ◆16日:パ軍のシースが2-3の4回1死一塁、ド軍パヘス(第1打席で二塁打)の左肘付近に死球→パヘスがシースに声を荒らげる
  • ◆17日:ド軍トリビノが2-1の3回無死二塁、パ軍タティスの背中に死球→両軍静観
  • ◆17日:パ軍バスケスが3-2の3回1死、大谷の左太もも付近に死球→警告試合が宣告されロバーツ監督が猛抗議で退場。パ軍側は故意死球を否定。
  • ◆18日:ド軍シーハンが0-1の3回2死、パ軍マチャドへカウント1-1から顔面付近へすっぽ抜け→マチャドは声を発し、捕手ラッシングへ意味深なウインク。
  • ◆18日:ド軍サウアーが8-3の7回無死、パ軍イグレシアスへ死球→両軍静観
  • ◆18日:パ軍コレックが1-3の7回無死一塁、ド軍パヘスの左肩に死球→両軍静観
  • ◆19日:ド軍トリビノが0-3の7回1死二塁、パ軍ジョンソンに2ボールから死球→両軍静観
  • ◆19日:ド軍トリビノが0-3の7回2死二、三塁、パ軍タティスへ厳しい内角球→シルト監督が声を上げる
  • ◆19日:ド軍リトルが0-5の9回無死、パ軍タティスの右手首付近へ死球→シルト監督とロバーツ監督がホームベース付近で激しい口論、両軍選手とスタッフが入り乱れる。警告試合、両指揮官は退場処分。
  • ◆19日:パ軍スアレスが5-0の9回2死三塁、3ボールから大谷の脇腹へ死球→スアレスらが退場

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