【日本ハム】新庄監督「上機嫌って書いておいて」、6名の先発入れ替えで打線が躍動、巨人エースを攻略

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あと2人だった-。日本ハムの北山亘基投手(26)は、「日本生命セ・パ交流戦」巨人戦の9回1死でソロ本塁打を許し、惜しくもノーヒットノーランを逃しました。彼はドラフト8位で入団し、新庄剛志監督(53)が就任した22年に新人ながら開幕投手を務めた現体制の象徴的投手です。快記録こそ逃しましたが、昨年のセ・リーグ覇者を相手に、9回1安打1失点の快投で5勝目を挙げ、彼の成長と存在感を示しました。

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新庄監督は前夜のスタメンから6人を入れ替え、打線が躍動したことに「『上機嫌』って書いておいて」と喜びました。清宮幸、レイエス、野村らをベンチスタートで休ませつつ、1、2番には五十幡と矢沢の俊足コンビを抜擢。そして、クリーンアップにはマルティネス、郡司、田宮という強力な捕手トリオを並べ、3回までに全員が躍動して4得点を記録しました。防御率1点台の巨人の山崎を早々に攻略しました。

これは新庄監督が就任以来ずっと追求してきた「層の厚さ」です。「この4年間で、1つのチームで勝てるチームを2つ作りたかった。誰を送り出しても戦力である」。今回のカードの最初の2試合は長打力重視のオーダーで、この日は「(巨人の)山崎くんがやはり良い投手なので、守備を固め、小技も含めて、北山くんだったので、2点勝負」と見立て、走って打って得点を重ねる2つ目のチームの打線で快勝しました。「誰がこれを作ったんだろうね」。新庄監督は本当に上機嫌でした。

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