Day: June 19, 2025

【とっておきメモ】阪神デュプランティエのユニークなリフレッシュ法、初完封で日本に輝く

<日本生命セ・パ交流戦:阪神2-0ロッテ>19日◇甲子園お見事、デュープ! 阪神タイガースの先発投手ジョン・デュプランティエ(30)は、「日本生命セ・パ交流戦」のロッテ戦で来日以来初となる完封勝利を挙げ、3勝目を達成しました。彼は4安打12奪三振という素晴らしい投球を見せ、1年目にして二桁奪三振と完封を同時に達成したのは球団史上初の快挙です。チームはセ・リーグ内で唯一の勝利を収め、2位のDeNAとのゲーム差を今季最大に並ぶ3.5に広げました。これにより、27日から再開するリーグ戦に首位として臨むことが確定しました。   ◇   ◇   ◇デュプランティエのリフレッシュ方法の一つには、自宅でポップコーンを作ることがあります。出来立てのホカホカをつまみながら、ドラマや映画を楽しむのが彼の至福の時間です。電子レンジで温めて、好みのソースをかけて食べることを心待ちにしています。しかし開幕前には、日本で電子レンジ用のポップコーンが見つからず、「日本には売っていないんだ。本当に恋しいし、すごく食べたい」と残念がっていたそうです。そんな時、チームメイトのビーズリーが「コストコに売っているよ」という嬉しい情報を教えてくれました。異国での快投の裏には、彼の心の支えともいえる大好物の存在があるようです。【阪神担当 伊東大介】

【特別記事】ノーノーを逃した「教授」北山亘基、睡眠を探究中、枕を使わず「立った姿勢に近い寝方」実践

<日本生命セ・パ交流戦:巨人1-4日本ハム>◇19日◇東京ドーム 日本ハムの北山亘基投手(26)は、交流戦の巨人戦で9回1死までノーヒットノーランを続けていたが、惜しくもソロ本塁打を打たれ、その機会を逃した。ドラフト8位で入団し、新庄剛志監督のもとで開幕投手を務めた北山は、象徴的な存在として期待されている。ノーヒットノーランは逃したものの、9回1安打1失点で見事な投球を見せ、チームに5勝目をもたらし、その成長ぶりを示した。    ◇   ◇   ◇ 豊富な知識と探究心を持つ北山は「教授」という愛称で親しまれている。今季は特に睡眠に注目しているとのこと。「しっかり眠ることで、心と体が元気になり、練習の質も向上することを実感している」。彼は運動量や心拍変動を測定する機器を利用し、必要な睡眠時間を分析。「時には『10時間ぐらい寝てください』と助言をもらうことも」とのこと。 また、最近は寝る前にブルーライトをカットする眼鏡を装着。「これも入眠に影響するようだ」。枕は使わず、「立った姿勢に近い寝方を目指し、必要であれば首にバスタオルを巻いて支える程度」。全てはマウンドで最高のパフォーマンスを発揮するために、逆算して行う準備の一環だ。この日はあと2死で大記録を逃したが、探索を続ける「教授」なら、やがて大きな成果として残せるだろう。【日本ハム担当=木下大輔】

ドジャース、移民税関取締局の球場入場を断る 通常通り試合を開催

ドジャースは19日(日本時間20日)、移民税関取締局(ICE)がこの朝、球場を訪れたことを球団の公式SNSで公表しました。球団はICEの入場を拒否し、試合を通常通り開催することを発表しました。 今月から、ICEによる不法移民の取り締まりが強化され、ロサンゼルス各地で暴動が発生しています。ダウンタウンを中心に、10日(日本時間11日)から約1週間、夜間外出禁止令が出されていました。 観光名所である「リトルトーキョー」の一部では、お土産ショップなどが暴徒による被害を受け、状況が深刻化しています。 19日はパドレスとのライバル対決4連戦の最終戦。これまで3連勝中のドジャースは、エース右腕の山本由伸投手(26)が先発登板します。

【バドミントン】元世界王者が驚きの変装!話題の“桃田おじさん”の激変ショット

バドミントン男子元世界王者の桃田賢斗(30=NTT東日本)は、19日に自身のインスタグラムを更新し、大きくイメージチェンジした姿の写真を投稿しました。これが大変な話題を呼んでいます。 彼がアップしたのは、メガネとつけひげを使用した自撮り写真で、髪の毛の生え際が少し後退しており、「桃田おじさんです」と書かれていました。これは、同日に放送されたTBS系「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」に出演した際のものです。この番組の人気コーナーで、変装したアスリートが一般人に紛れて大会に出場し、観客を驚かせるという企画でした。今回は、元A.B.C-Zの河合郁人と共に老人姿で登場しました。 インスタグラムのコメント欄には「え?!」「何が起きた!?」など、多くの驚きの声が寄せられています。また、「変装してもカッコイイ!」「私が今まで見た中で最も強い老人」などの称賛の声も見られます。投稿からわずか1時間で1万を超える「いいね」がつきました。 桃田は、2018年に日本男子初の世界選手権制覇と世界ランキング1位を達成し、2019年にも連覇を果たしました。2024年5月に日本代表から引退する予定ですが、今年4月にはコーチ兼任で現役続行を表明しています。

【日本ハム】新庄監督「上機嫌って書いておいて」、6名の先発入れ替えで打線が躍動、巨人エースを攻略

あと2人だった-。日本ハムの北山亘基投手(26)は、「日本生命セ・パ交流戦」巨人戦の9回1死でソロ本塁打を許し、惜しくもノーヒットノーランを逃しました。彼はドラフト8位で入団し、新庄剛志監督(53)が就任した22年に新人ながら開幕投手を務めた現体制の象徴的投手です。快記録こそ逃しましたが、昨年のセ・リーグ覇者を相手に、9回1安打1失点の快投で5勝目を挙げ、彼の成長と存在感を示しました。   ◇   ◇   ◇新庄監督は前夜のスタメンから6人を入れ替え、打線が躍動したことに「『上機嫌』って書いておいて」と喜びました。清宮幸、レイエス、野村らをベンチスタートで休ませつつ、1、2番には五十幡と矢沢の俊足コンビを抜擢。そして、クリーンアップにはマルティネス、郡司、田宮という強力な捕手トリオを並べ、3回までに全員が躍動して4得点を記録しました。防御率1点台の巨人の山崎を早々に攻略しました。これは新庄監督が就任以来ずっと追求してきた「層の厚さ」です。「この4年間で、1つのチームで勝てるチームを2つ作りたかった。誰を送り出しても戦力である」。今回のカードの最初の2試合は長打力重視のオーダーで、この日は「(巨人の)山崎くんがやはり良い投手なので、守備を固め、小技も含めて、北山くんだったので、2点勝負」と見立て、走って打って得点を重ねる2つ目のチームの打線で快勝しました。「誰がこれを作ったんだろうね」。新庄監督は本当に上機嫌でした。

【広島】16失点の大敗に新井監督が謝罪「申し訳ありません」貯金0に/一問一答

広島は、今季最悪の16安打16失点という結果でソフトバンクに大敗し、このカードでは8季連続で負け越す形となりました。先発のドミンゲス投手は初回に嶺井選手の2ランホームランなどで4点を失い、その後も4回に2失点。最終的には5回で8安打6失点を喫し、来日初黒星を記録しました。代打で出場した中村奨成選手の今季2号2ランホームランで一時は4点差まで詰め寄ったものの、その後登板した中継ぎ陣が次々と失点し、結果として大敗を喫しています。広島はこれで3カード連続で負け越し、交流戦での借金が1に。シーズン成績も5割の勝率に戻ってしまいました。以下は、試合後の新井貴浩監督(48)の主な談話です。    ◇   ◇   ◇ -初回の4失点から苦しい試合展開になりましたね 新井監督 そうですね。でも、こういった展開の中でも、中村奨成選手のホームランは素晴らしかったですし、小園選手や大盛選手も良い打撃を見せてくれました。打者としての内容は良かったと感じています。 -中継ぎ陣も失点が続きましたね 新井監督 今週の真ん中ということで、益田選手が今季初めての登板でイニングをまたいで投げてもらいましたし、(長谷部)銀次選手もいました。難しい状況だったと思いますが、彼らにはこの経験を次に生かしてほしいです。 -先発ドミンゲス投手について 新井監督 ドミンゲス投手は通常、高めに球を集めてファウルを取る投手なんですが、今日は周東選手に打たれたりして、いつもより球に力がなかったのかなと思います。 -交流戦も残り1カードとなりましたが 新井監督 今日は球場に応援に来てくださったファンの皆さんに、こういった試合を見せてしまって申し訳なく思っています。しっかりと切り替えて、最後のカードを頑張りたいと思います。

【阪神】7番打者としての脅威「恐怖の7番」坂本誠志郎 交流戦での打率4割超「もっともっと」バットに対する意欲

阪神の坂本誠志郎捕手(31)が、9個目の「0」を記録した際に、体格の大きいデュプランティエにハグされ、笑顔を見せた。お立ち台では「横にいる男は配球の天才です」と称賛され、喜びに満ちていた。 捕手としての高い貢献度はもちろんのこと、最近ではバッティングでも注目されている。0-0の4回、無死一塁の場面で、ロッテの先発投手・種市からヒットエンドランで中前打を放ち、連続試合出塁の記録を「24」に更新。この貴重な一打が、近本の先制犠飛につながった。7回には、左翼の頭を越えるフェンス直撃の二塁打を放ち、甲子園を再び歓声で包んだ。先発出場では3試合連続のマルチ安打。交流戦では37打数15安打を記録し、規定打席には届いてはいないものの、打率は4割5分に達している。 シーズン全体でも規定打席に達していないが、打率は2割7分1厘と好調だ。23年に最も打撃で活躍した際も、2割7分台は5月以来。「もう少し良い場面で打てたら嬉しいんですが…。パ・リーグの投手もみんなすごい。打てる球は1球か2球だけ。それをしっかり仕留めるのが大事だと思っています」と語る。データを用いた準備や捕手としての配球の読みも鋭い。 今季はバットにもこだわり、履正社や明大で愛用していたメーカーのものを使用。材質をイエローバーチから、硬いメープルに変更した。海外のメジャーブランドも複数試し、他球団選手のバットを観察するなど、打撃にも熱心である。「うちの打線は素晴らしい打者が揃っています。僕のところでみんな一息つくんですよ」と冗談を言うこともあるが、相手チームにとっては“恐怖の7番捕手”として脅威である。 20日からの交流戦では、首位を走るソフトバンクとの最終3連戦が控えている。全試合での先発マスクの可能性が高い。「投手を楽にしてあげたい、もっともっとと思いながらプレーしたい」と意気込む。20日の初戦では今季無傷の6勝を挙げている強敵、モイネロが待ち構える。下位打線に潜む貪欲な強打者が、昨季のパ・リーグ王者にとっての脅威となるかもしれない。【柏原誠】

【大橋秀行】佐々木尽、初回に倒れるも頑張りを見せる ウェルター級はやはり“世界の壁”

WBO世界ウェルター級2位の佐々木尽(23=八王子中屋)は、大きな期待を背負って初の世界タイトルに挑んだが、残念ながら結果は失神KO負け。この階級ではまだ日本人の世界王者が誕生していないため、佐々木選手にとっても日本ボクシング界にとっても大きな試練となった。試合は同級王者ブライアン・ノーマン(24=米国)に挑み、計3度ダウンを喫した。5回0分46秒、左フックの一撃で敗退し、試合後は病院へ直行することになった。    ◇   ◇   ◇ 佐々木選手には3回までに反撃のチャンスがあると思われていたが、1回2度のダウンが痛手となった。特に試合序盤での左フックが側頭部に命中したことでペースを乱され、そのダメージが試合全体に影響を及ぼした。それでも2回からは持ち前の気迫で立ち向かい、観客を沸かせる場面を作った。 ノーマン選手のパンチは的確で、ディフェンスも巧みで、佐々木選手を翻弄した。残念ながら、これが日本人がまだ到達できていないウェルター級という“世界の壁”であることを改めて実感させられる試合となった。24歳という若さながらノーマン選手の強さと雰囲気は特別で、今後の成長が楽しみだ。 佐々木選手も見事な場面を作り、未来の可能性を感じさせてくれた。決して手が届かない差ではない。彼の挑戦は、日本人にもウェルター級で十分戦えるという希望を与えてくれた。これを良い経験にし、さらなる成長を期待したいと思う。(元WBA、WBCミニマム級王者)

【クラブW杯】レアル・マドリードFWエムバペ、急性胃腸炎で入院 第2節パチューカ戦の出場が困難に

レアル・マドリードは19日、フランス代表のフォワード、キリアン・エムバペ(26歳)が急性胃腸炎のため入院したと発表しました。エムバペは、今シーズンからレアル・マドリードに加入し、スペインリーグで31ゴールを記録。ピチチ賞(リーグ得点王)とゴールデンシュー(欧州得点王)を受賞しました。その勢いでクラブワールドカップに出場するためアメリカへ向かいましたが、体調を崩したため、18日にマイアミで行われた1次リーグ第1節のアル・ヒラル(サウジアラビア)戦には発熱のため欠場しました。クラブは翌日、エムバペが急性胃腸炎を患ったため、検査と適切な治療を受けるために入院したと発表しました。スペイン紙アスによると、彼は発熱と胃腸の症状が悪化し、18日の夜に入院することになったとのことです。このため、22日の第2節パチューカ(メキシコ)戦の出場も厳しいと伝えられています。レアル・マドリードはパチューカ戦の後、26日のザルツブルク戦で1次リーグを締めくくりますが、エムバペが出場できるかどうかは、今後の回復が鍵となります。(高橋智行通信員)

【西武】長谷川信哉、熱い応援に応じる5号ソロ「忘れられない試合に」好相性のDeNA東から

西武の長谷川信哉外野手(23)は、試合を振り返りながら「自分にとって忘れられない試合になった」と真剣な表情で語り、改めて自分を律するように話しました。6回1死、相性の良いDeNAの東から打った5号ソロホームランは、西武ファンが大きな声援を送る左翼席の中段に見事に飛び込みました。「ファンの皆さんも勝ちたいと思っているので、その期待に応えたいです」と感謝を述べました。思い出の試合―。激戦を終えたナイターの後、ことば選びに不器用さが出てしまいましたが、その重みはしっかりと理解していました。オンラインカジノでの賭博疑惑についての書類送検が報じられ、その件について問われた際は7秒間の沈黙の後、「続けて頑張るだけです」と短く応じました。今はただ、グラウンドで全力を尽くすのみです。西口監督も「早く(先制点が)欲しかった場面でした」と感謝の意を示しました。他の選手たちについても「選手たちは、自分たちがやるべきことをしっかりやってくれれば」と話すにとどまりました。交流戦の貯金を3として、まだ優勝の可能性を秘めています。