Day: June 18, 2025

ロバーツ監督「休む選択肢は考えなかった」大谷翔平、復帰登板の翌日も「1番DH」で先発

ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)が試合前の会見で、前日に投手として復帰した大谷翔平選手(30)を「1番DH」でスタメン起用した理由について語りました。 前日、16日(日本時間17日)には663日ぶりに投手として復帰し、1回28球を投げた大谷選手について、監督は「疲労で出場を見送る可能性は全くなかった。トレーナーと相談の結果、久々の試合での興奮とエネルギーが疲労感を吹き飛ばした」と説明しました。 復帰翌日の大谷選手の状態については「良い感じだ。少し疲れはあるが、パフォーマンスには問題ない」とコメントしました。 大谷選手は復帰登板で最速100.2マイル(約161キロ)を記録し、1回2安打1失点の内容だった。また、打者としても4打数2安打2打点を挙げ、チームの3連勝に貢献しました。 次回の登板についてロバーツ監督は「まだ不明だが、今週中に軽めの投球練習を行う予定で、感触を確かめることになる。次の登板は土曜日、日曜日、もしくは月曜日になる可能性があり、週に1回登板する計画だが、正確に7日ごととは限らない」と語りました。

藤浪晋太郎が自由契約に マリナーズ公式サイト発表 今年1月に傘下3Aタコマと契約 

マリナーズ傘下3Aタコマの藤浪晋太郎投手(31)が、同球団からリリースされた。マイナー公式サイトで発表された。藤浪は今年1月にマリナーズとマイナー契約を結び、今季は3Aで21試合に投げ2勝1敗4ホールド、防御率5・79。5月18日のアルバカーキ戦から8試合続けて無失点に抑えていたが、自由契約となった。藤浪は22年オフに阪神からポスティングシステムを利用してアスレチックスと契約し、23年にメジャーデビュー。同年途中にオリオールズに移籍し、昨季はメッツ傘下でプレーした。メジャーでは通算64試合(先発7)で7勝8敗、5ホールド2セーブ、防御率7・18。

【中日】井上監督、2度目降格の石川昂弥に「結果がすべて。期待はするけど、置いておけない」

中日井上一樹監督(53)が試合後、この日出場選手登録を抹消した石川昂弥内野手(23)について「今のままでは置いておけない」と突き放した。開幕から4番・三塁も13試合で2軍へ。5月31日巨人戦からの復帰も2度目の降格となった。「結果がすべてというこの世界で、再昇格してからの結果的に、要は18打数1安打でしょ」と、結果を残せなかったことを理由に挙げた。「もちろん地元のファン、ドラフト1位、東邦高校出身。『あいつは頑張らなあかん』。そんな、もう俺らも重々分かってる。分かってるけども、やっぱりそこで何かこう、変わるっていうようなものを見せてくれないと。ほんで、『変わるって何を変えればいいんですか? 』的なことをもし彼が思っていたら、『それ変われないよね』って話で。もちろん体格がいい、スイングが速い、ホームランを打てるっていうようなものを求められてるのに、じゃあ、試合になったら『なんでそこまで振れないの』。『なんでそんなに(振り)遅れるの』。『なんで詰まるの』っていうことを考えないと、オレらがもう死ぬほどいろんなこと言うたとて、あいつがやるかやらないかの話だから」と、現状を変えない限り厳しいと話した。「もちろん期待はあるのよ。これからも期待はするよ。するけども、今のままでは置いておけないよ。という形で佐藤龍世と代えたという話」。今季の成績は21試合出場で打率1割3分2厘、0本塁打、4打点。井上監督は状態を上げて再び1軍に戻ってくることをもちろん待っている。【関連記事】中日ニュース一覧

【日本ハム】達孝太、大谷翔平以来のデビューから無傷5連勝「並べたとか全然、思ってない」** **

** 日本ハムの先発投手、達孝太選手(21)は、6回2/3を投げて4安打7奪三振1失点で4勝目を手にし、初登板となった2022年9月25日の楽天戦以来、5連勝を果たしました。デビューから無傷の5連勝は、大谷翔平選手が2013年から2014年にかけて達成して以来、球団としては11年ぶりの快挙です。ちょうど大谷選手が二刀流復活を遂げた日に、その後継者と期待される21年ドラフト1位の右腕が大きな一勝を挙げました。 初めての東京ドームでの登板ながらも粘り強い投球を見せたものの、彼自身はまだ納得していません。「(大谷選手と)並べたとかは全然、思っていません。一緒にしないでください」とコメント。7回2死一、二塁の場面で交代を告げられた際は悔しそうな表情を見せ、「完投するつもりでした。代えるとは…という気持ちでした」と振り返りました。新庄監督も「完投してほしかったですね。彼ならできるピッチャーなので」と語り、次回登板に期待を寄せています。 調子が悪い中でも修正を重ね、最少失点にしのいだ姿は成長の証です。4回には1死から2者連続で四球を許し、2死一、二塁で増田選手に左前適時打を許し、連続無失点記録は28回1/3で途絶えましたが、5回以降は無失点で抑えました。捕手の伏見選手は「いつも決まる球が決まらず序盤は苦労したと思いますが、彼は落ち着いていました。ピンチにしっかりギアを上げられる、いい投手です」とその成長を感じ取っています。 まだ1軍での登板は7試合のみですが、試合後にすぐ映像を確認して「フォークが多かったこととテンポが速すぎた。もっと広い視点で自分のピッチングを見らればよかった」と反省を述べました。常に高い目標を見据え、自分自身を磨き続けています。【永野高輔】 ▼達選手が今季4勝目を挙げて無傷の5連勝を達成。日本ハムではデビューから5連勝は、大谷選手が2013〜2014年に達成して以来です。デビューからの連勝記録には、1966年の堀内選手(巨人)が13連勝を達成していますが、達選手はプロ初登板の2022年9月25日楽天戦から7試合すべて先発で登板しています。プロ初登板からすべて先発での5連勝は、これまで高木勇(2015年、巨人)、山下(2023年、オリックス)、武内(2024年、西武)の3人が達成していますが、達選手は果たしてこの記録を超えるかどうか注目です。

【阪神】藤川監督、負傷した才木浩人の続投判断について説明「彼の責任感を信じて」

阪神タイガースは、逆転負けを喫し連敗が7試合に伸びました。試合は1-0で迎えた7回、才木浩人投手(26)が3失点し逆転を許しました。この回、才木投手は右手に打球を受け治療を受けた後、続投しましたが、その直後に同点打と勝ち越し打を許しました。藤川球児監督(44)は続投の判断について、「特に問題はなかったです。選手自身が『続投したい』と言ったので、そのまま送り出しました。彼の責任感を信じてのことです。私たちとしては、普段通りのプレーをしてくれれば良かったのですが」と説明しました。6回まで無失点で投げる力投を見せましたが、援護点が少ない中でのピッチングでした。「本人も投げ続けたいと思ったでしょうが、これまでも6、7回で少し球が浮くこともありました。ただ少しインターバルがあるので、また気持ちを切り替えて次の試合に臨んでくれればと思います。今日もできる限りのパフォーマンスを見せてくれましたね」と振り返りました。