【データ】15年ぶりの快挙　楽天の勝利でパ・リーグ6球団が全て勝ち越し　ネットでは「パ・リーグが強すぎる」の声も

プロ野球は18日、各地で6試合の交流戦が行われました。

楽天は、ヤクルトを6－2で下しました。その勝因は、3番の浅村栄斗内野手（34）と4番のオスカー・ゴンザレス外野手（27）による好パフォーマンスにあります。3回の2死一、二塁で浅村が左前への適時打を放ち先制点を挙げると、続いてゴンザレスが右前適時打を決めました。5回には再び浅村とゴンザレスが連続タイムリーを放ちリードを広げました。浅村は6回にも左前へ適時打を放ち、3人の投手リレーでヤクルトの追撃を阻み勝利しました。交流戦の成績は7勝6敗1分けとなり、1つ貯金ができました。

他の試合では、巨人が日本ハムに逆転勝ちし、阪神はロッテ、中日はオリックス、DeNAは西武、広島はソフトバンクをそれぞれ破りました。この日はセ・リーグが5勝、パ・リーグは楽天の1勝のみでしたが、それにも関わらず、交流戦の上位は全てパ・リーグの球団となりました。パ・リーグ全球団が交流戦で勝ち越すという珍しい結果になりました。

この結果について、ネット上では「楽天が勝ったことでパ・リーグの全球団が勝ち越した」「パ・リーグが強すぎる」といったコメントが寄せられています。

18日時点での順位と成績は以下の通りです。

1位ソフトバンク9勝4敗1分け

2位オリックス8勝6敗

2位日本ハム8勝6敗

2位西武8勝6敗

5位楽天7勝6敗1分け

5位ロッテ7勝6敗

7位広島7勝7敗

7位中日7勝7敗

9位DeNA6勝8敗

9位阪神6勝8敗

11位巨人4勝8敗1分け

12位ヤクルト4勝9敗1分け

▼楽天の勝利で、パ・リーグ6球団すべてが勝ち越しとなりました。交流戦で同一リーグの6球団すべてが勝ち越すのは、2010年のパ・リーグ以来です。その年は、5月30日に初めて全てのパ・リーグ球団が勝ち越し、最終順位（6月16日）は（1）オリックス（2）西武（3）ソフトバンク（4）ロッテ（5）楽天（6）日本ハムと、パ・リーグ6球団が上位を独占しました。それ以前では、2007年の交流戦初日の5月22日に、パ・リーグ6球団が1勝0敗となった事例があるだけで、セ・リーグの6球団すべてが勝ち越すことはありません。