【巨人】4連敗、阿部監督が「なかなかうまくいかない」と悔しさをにじませる 打順大幅変更も実らず

巨人はパ・リーグ首位の日本ハムに敗れ、4連敗を喫し、借金生活に入ることとなりました。連敗中の試合では全て3得点以下だったため、打線を強化することを狙い、ベテランの丸と坂本を今シーズン初めて1番と2番に起用しました。また、吉川を5月9日以来、31試合ぶりに4番で起用しました。この日、打順を大幅に見直したものの、得点は1点にとどまりました。阿部監督は「みんな得点圏打率が良いわけでもなく、その中でも成績の良い選手をクリーンアップに配置しているが、なかなか思う通りにいかない」と現状の苦しさを語りました。
先発した井上投手は序盤に多くの失点を許しました。2回に万波、伏見、水谷選手に本塁打を打たれ、1イニングで3本の本塁打を浴びてしまい、4失点となりました。その後は立ち直り、5回まで投げ切りましたが、阿部監督は「2回が少々重い先制点になってしまった」とコメントしました。チーム状態は厳しいものの、幸いセ・リーグの上位3チームも連敗中で、ゲーム差は広がっていません。阿部監督も「また気持ちを切り替えて頑張ります」と前向きな姿勢を見せました。