【巨人】阿部監督「誰を打たせれば良いのか」4連敗で4月13日以来、約2カ月ぶり借金

巨人はパ・リーグ首位の日本ハムに力負けしました。4連敗で4月13日以来、約2ヶ月ぶりに借金生活に突入しています。
先発投手の井上温大(24歳)は、2回に強打の打線につかまりました。石井選手に右前安打を許した後、続く万波選手に右中間への2ランを献上。さらに伏見選手にも左中間へのソロ本塁打、さらに2死から水谷選手にも右翼スタンド最前列に飛び込むソロ本塁打を許し、自身初の1イニング3被弾となりました。3回以降は立ち直ったものの、5回8安打4失点で降板し、悔しさの残る結果に終わりました。
打線も日本ハム先発、達投手の前に沈黙しました。4回に2死一、二塁から、この日に25歳の誕生日を迎えた増田陸内野手の左前適時打で1点を返したものの、その後は無得点。連敗中の試合は全て3得点以下で、打線のつながりに苦しんでいます。
阿部慎之助監督は井上について「ちょっと重い先取点になっちゃったね。どう見えた?ああ見えたね。もうそのままだよね。逆球もあったのかな」とコメント。31試合ぶりの4番に吉川尚輝内野手(30歳)を起用したものの、「じゃあ誰を打たせれば良いですかねという話なんですよね。みんな得点圏打率が良いわけでもないし。その中でも良い選手をクリーンアップにと思っているけど、うまくいかないですよね」と悩ましい状況を説明しました。