大谷翔平の電撃投手復帰に「眠れないよ」サイ・ヤング賞3度の名投手も驚き「ついに来たんだ」

レッドソックスなどで3度のサイ・ヤング賞を受賞したペドロ・マルティネス氏(53)は、米国のテレビ番組「MLB Central」で、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(30)の投手としての復帰について触れました。
大谷は現地時間16日(日本時間17日)のパドレス戦に先発登板予定で、2023年8月23日以来、633日ぶりに二刀流で試合に臨むことになります。マルティネス氏はこのサプライズに「ついにこの日が来たんだ。予想はしていたけれど、それでも信じがたい。肘に2度の手術をした後にこのレベルに戻るのは非常に珍しい。限られた時間で球威も制球も回復するのはほぼ不可能だと思っていた。しかし大谷は例外だった。既に2年前の彼に近い状態に戻っているように見える。しかも彼は単なる投手ではない。毎日DHとしての役割を果たしながら、自分のペースで登板日を選んでいる」と感嘆の声を上げました。
さらに、かつてヤンキースの松井秀喜さんとワールドシリーズで白熱の対戦を繰り広げた名投手も「投手大谷」の復活に心を躍らせているとのこと。「もし明日の登板が順調に終われば、7月末には先発ローテーションの一角を担うだろう。他の29球団にとっては大きな脅威となり、ドジャースが大谷を獲得したことがどれほどのインパクトを持つかを示すだろう」と語っています。
最後に、マルティネス氏は笑顔で「明日は絶対に見逃せない試合になる。今日は寝られそうにないね」とコメントを結びました。
マルティネス氏はドジャースやエクスポズ(現ナショナルズ)、レッドソックス、メッツ、フィリーズなどでプレー経験があり、通算で3度のサイ・ヤング賞、最多奪三振、5度の最優秀防御率など数々のタイトルを獲得した名投手です。