輝が都内で挙式・披露宴 新婦とは「空気感が合うのが一番好きです」師匠含めて400人が祝福

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大相撲の元幕内で十両の輝(かがやき、31=高田川)が14日、東京・千代田区のホテルニューオータニで、新婦・智恵(ともえ、29)さんと挙式、披露宴を行った。師匠の高田川親方(元関脇安芸乃島)や、角界関係者ら約400人から祝福された。2人は輝の31歳の誕生日となった1日に婚姻届を提出した。輝は「ここまでこられたのは、いろんな方々のおかげです。生活していきながら、仲良くやっていければいいと思います」と謙虚に話した。互いに「りょう」「とも」と呼び合っているという。約2年半前、ともに石川県出身の2人は共通の知人を通じて知り合った。その3日後に2人で会い、輝からの告白で交際に発展した。「早かったです。びっくりしました」。結婚に至るきっかけは、2024年元日に発生した能登半島地震を通じて知った相手のやさしさだった。能登半島地震は、輝の姉家族(夫と子供3人)が、七尾市の実家に帰省していた時に起きた。姉家族が住んでた珠洲市の家は津波で被災。そんな時、智恵さんが、小松市の自身の実家に避難することを勧めてくれた。輝の父は数日、姉家族は約20日間も、智恵さんの実家で世話になったという。輝は智恵さんについて「明るいところと、優しいところ(が好き)。空気感が合うのが一番好きです」と話す。能登半島の復興支援の意味も込めて、引出物は輪島塗の夫婦箸を選んだ。2人は既に都内で新生活を始めている。【佐々木一郎】◆輝大士(かがやき・たいし)本名・達綾哉(たつ・りょうや)。1994年(平6)6月1日、石川県七尾市生まれ。小1から相撲を始める。中3時に全国都道府県中学生選手権の個人、団体2冠。高田川部屋に入門し、2010年春場所初土俵。14年九州場所で新十両に昇進し、しこ名を本名から「輝」に改名。地元石川県まで延伸する北陸新幹線「かがやき」にちなんだ。16年初場所新入幕。最高位は東前頭3枚目。家族は父、姉、兄。横綱輪島は遠縁にあたる。192センチ、170キロ。得意は突き押し。血液型O【関連記事はこちら】――>>輝が挙式、引出物は輪島塗の夫婦箸 石川出身の夫婦が被災地支援の願い込めた

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