Day: June 14, 2025

【クラブW杯】なぜバルサ、リバプールがいない?賞金総額は1450億円なり~/大会ガイドQ&A

日本時間15日、アルアハリ(エジプト)対インテル・マイアミ(アメリカ)戦で開幕。4年に1度の大規模大会にリニューアルされ、賞金総額10億ドル(約1450億円)。参加チームが従来の7チームから32チームまで拡大され、大会期間が7月13日(日本時間14日)までの1カ月間となった。今回は世界から32チームが出場しているが、その大会方式や規則はご存じだろうか?近年のJ1での優勝がない浦和レッズが、なぜアジア代表として日本から唯一の参加チームなのか? また、世界的名門のバルセロナ(スペイン)やリバプール(イングランド)がいないのはどうしてか?そのレギュレーションは分かっているようで、知らないことも多い。そこであらためてQ&A方式で押さえておきたいポイントを紹介しよう。  ◇  ◇  ◇■Q1:出場クラブはどうやって決まりましたか?◆A1:出場国の割り当ては次の通り。欧州12枠、南米6枠、アジア4枠、アフリカ4枠、北中米カリブ海4枠、オセアニア1枠、開催国(米国)1枠。その枠組の中で21~24年に行われた各大陸のチャンピオンズリーグ優勝チームと、同期間を対象とした各大陸におけるクラブランキング上位から追加チームが出場権を得ている。例えばアジアでは過去3シーズンの優勝チーム、21年のアルヒラル(サウジアラビア)22年の浦和、23-24年のアルアイン(UAE)が出場権を自動的に得た。そして4枠目には同期間のランキングが適用され、1位のアルヒラルに次ぐ2位となった蔚山(韓国)が最上位で大会切符を手にしている。欧州は23-24年まで4大会を制しているチェルシー、Rマドリード(※2度)、マンチェスターCの3チームが勝ち抜け、残りの9枠は同期間のランキング順に委ねられた。リバプールは8位、バルセロナは12位に付けていたが、同じ国・地域の1つの協会からは2チームまでという基準から除外された(※イングランドはチェルシーとマンチェスターC、スペインはRマドリードとAマドリードの各2チームが出場)。ただし各大陸王者に同一協会から3チームあった場合は、その3チーム目もOKとなる条項が設けられていたが、該当するものはなかった。■Q2:勝ち上がる大会方式はどうなっていますか?◆A2:参加32チームが4チームずつ、8グループに分かれて総当たりのグループステージ(1次リーグ)を戦い、各組2位以上がノックアウト方式の決勝トーナメント(16強)に進出します。ただし3位決定戦は行われません。 ■Q3:1次リーグの順位決定方式はどうなりますか?◆A3:勝ち点(勝ち=3、引き分け=1、負け=0)を争います。勝ち点が同じ場合は、(1)当該チーム間の対戦における勝ち点(2)当該チーム間における得失点差(3)当該チーム間における得点(4)1~3を適用後の同順位のチームがある場合は、そのチーム同士で再び1~3を適用し、それでも決まらない場合は次の通り。(5)全試合での得失点差(6)全試合での得点(7)フェアプレーポイント(イエローカードはマイナス1ポイント、イエローカード2枚によるレッドカードはマイナス3ポイント、一発レッドカードはマイナス4ポイント、イエローカードの後の一発レッドカードはマイナス5ポイント)決勝トーナメントは90分で勝敗が付かない場合は15分ハーフの延長戦、それでも決着しない場合はPK戦で勝ち上がりチームを決める■Q4:賞金の額、その分配方式はどうなっていますか?◆A4:賞金総額は10億ドル(約1450億円)で、成績による賞金と参加賞金があります。<成績による賞金>・1次リーグ勝利ごとに200万ドル(約2億9000万円)、引き分け100万ドル(約1億4500万円)・ベスト16進出=750万ドル(約10億8750万円)・準々決勝進出=1312万5000ドル(約19億312万円)・準決勝進出=2100万ドル(約30億4500万円)・決勝進出=3000万ドル(約43億5000万円)・優勝=4000万ドル(約58億円)<参加賞金>・欧州=1281~3819万ドル(約18億5745万円~約55億3755万円)※欧州はFIFAが定める「スポーツと商業に基づくランキング」に伴い、金額が異なっている・南米=1521万ドル(約22億545万円)・北中米カリブ海=955万ドル(13億8475万円)・アジア=955万ドル(約13億8475万円)・アフリカ=955万ドル(約13億8475万円)・オセアニア=358万ドル(約5億1910万円) <出場32チーム><A組>パルメイラス(ブラジル)FCポルト(ポルトガル)アルアハリ(エジプト)インテル・マイアミ(アメリカ)<B組>パリ・サンジェルマン(フランス)アトレチコ・マドリード(スペイン)ボタフォゴ(ブラジル)シアトル・サウンダーズ(米国)<C組>バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)オークランドC(ニュージーランド)ボカジュニアーズ(アルゼンチン)ベンフィカ(ポルトガル)<D組>フラメンゴ(ブラジル)エスペランス・チュニス(チュニジア)チェルシー(イングランド)ロサンゼルスFC(アメリカ)<E組>リバープレート(アルゼンチン)浦和レッズ(日本)モンテレイ(メキシコ)インテル・ミラノ(イタリア)<F組>フルミネンセ(ブラジル)ドルトムント(ドイツ)蔚山(韓国)マメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)<G組>マンチェスターC(イングランド)ウィダード・カサブランカ(モロッコ)アルアイン(UAE)ユベントス(イタリア)<H組>レアル・マドリード(スペイン)アルヒラル(サウジアラビア)パチューカ(メキシコ)レッドブル・ザルツブルク(オーストリア)

菅野智之、5回途中で6安打3失点と苦戦し6勝目ならず – トラウトに2ラン本塁打を献上

オリオールズの投手、菅野智之(35歳)は4回2/3を投げ、6安打3失点、2四球、2死球、4奪三振の結果を残し、今季6勝目を逃しました。試合開始直後の1回1死一塁から、3番打者トラウトに左翼ポールを直撃する2ラン本塁打を浴び、先制点を許しました。その後、2回から4回までは無失点で抑えましたが、攻撃陣が3-2と逆転して迎えた5回には再び同点に追いつかれ、さらに2死満塁というピンチを招き、リリーフ陣にバトンを渡す形となりました。この試合での投球数は80球、防御率は3.38となりました。トラウトとの対戦成績は、2打数1安打1四球。第1打席では149キロの内角シンカーを捉えられ、左翼ポールへの本塁打を許し、第2打席は四球、第3打席は152キロの内角高めのシンカーで見逃し三振に仕留めました。

元イングランド代表ベッカム氏がナイトの爵位を受け、「思いがけない名誉」とコメント

イギリス政府は13日、元イングランド代表サッカーキャプテンのデビッド・ベッカム氏(50)がナイトの爵位を授与されることを発表しました。ベッカム氏は英PA通信に送った声明で「この名誉は思ってもいなかったことで、少し時間がかかるかもしれないが、非常に誇りに思う」とその喜びを述べました。今後は「サー」の称号を名乗ることが許されます。ベッカム氏は2013年に引退するまで、プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドなどで活躍したほか、国連児童基金(ユニセフ)の親善大使としても貢献し、チャールズ国王の慈善団体の大使を務めるなど、サッカー界での功績や社会貢献が広く評価されています。また、ベッカム氏は英国王室とも強い関係を保っており、2003年には故エリザベス女王から大英帝国勲章を授与された経験もあります。

【巨人】1軍初出場の三塚琉生、無安打も「最後の打席は結構手応え」阿部監督「これから楽しみ」

巨人の将来を担う長距離砲として期待される三塚琉生選手(21歳)が、ついに1軍デビューを果たしました。今月13日に支配下選手契約を締結し、試合では8番指名打者としてスタメン出場。初安打こそ逃しましたが、4度目の打席での右飛は手応えあるものでした。21歳の三塚選手は「ファームの投手とはスピードも切れも違っていましたが、その中でも最後の打席は結構手応えを感じることができました」と語り、前向きな姿勢を示していました。起用した阿部監督も「いい当たりが1本出たので、これからが楽しみです」と、期待を込めてコメントしました。

【阪神】49年ぶり5戦連続逆転負け…桐敷拓馬「自分がまたやってしまった」指揮官会見は20秒

阪神が49年ぶりとなる球団ワーストタイの5試合連続逆転負けを喫した。「日本生命セ・パ交流戦」の楽天戦は3回に2点を先制したが雨中のシーソーゲームに突入。4-4の延長10回に7番手岩貞祐太投手(33)が3連打を浴びて今季最長5時間10分は痛恨のサヨナラ負けに終わった。一時は最多14まで膨らんだ貯金も今季最多の5連敗で9まで減少。負のスパイラルから抜け出せない。   ◇   ◇   ◇降り続く雨の中での5時間10分。今季10度目の延長戦で、12球団最長のロングゲームには徒労感だけが残った。4-4の延長10回。7番手でマウンドに送った岩貞がつかまった。2死から小深田、黒川に連打を浴びると、石原にカウント1-1からの3球目スライダーをレフト前に運ばれた。「こんだけ長い試合で、敗戦につながる投球をしてしまって、本当申し訳ないです」。通算286試合の修羅場をくぐったベテラン左腕は、責任を背負い込んだ。雨にぬれながらスタンドから応援を続けた虎党も一時は歓喜した。3回に豊田がプロ入り初の2点適時先制打で連敗脱出への扉を開けた。先発大竹も5回1失点でゲームメーク。交流戦まで、救援防御率1点台を誇ったブルペン陣が0を並べられなかった。2点リードの7回に3番手を託した桐敷が誤算だった。10日西武戦(ベルーナドーム)で逆転を許す4失点KOからの雪辱マウンドでまた炎上した。無死一、二塁から村林に適時打を浴び、さらに投ゴロでの悪送球で犠打エラーで満塁を背負うと浅村に同点打を許し降板。直後に4番手ネルソンが勝ち越し犠飛を許した。「言い訳できない。自分がまたやってしまったので、切り替えて頑張るしかない」。2戦連続KOの昨季最優秀中継ぎ左腕は声を振り絞った。藤川監督は9回6番手漆原のピンチには、ジャンパーを着たまま自らマウンドに向かい、ゲキを入れた。それでも勝利の女神はほほ笑まなかった。10日西武戦(ベルーナドーム)から5試合連続の逆転負け。76年以来、49年ぶりの球団ワーストタイで、逆転負けは両リーグワーストの13試合まで増えた。今季負け数の半分が逆転負けだ。試合後の指揮官は20秒で会見を終えた。「明日ですね。とにかくしっかり。ファンの方もしっかり応援してくれている中で選手たちも必死にやっていますから。明日、しっかりみんなで頑張ると。それに尽きます」。この日、戦いの地・東北が梅雨入りした。湿りきったムードに包まれた負のスパイラルから早く抜け出したい。【伊東大介】【関連記事】阪神ニュース一覧

【柔道】阿部一二三が銅メダル獲得、準々決勝で6年ぶりの一本負けから敗者復活戦で快進撃 阿部詩は金メダル-世界選手権

男子66キロ級の阿部一二三(27歳、パーク24所属)が銅メダルを獲得しました。3位決定戦では、キューバのオルランド・ポランコに一本勝ちを収めました。同大会は、昨夏のパリオリンピックで2連覇を達成して以来の国際大会出場でした。2回戦でイタリアの選手を優勢勝ちで下し、続く3回戦ではフィンランドの選手に対して袖釣り込み腰で一本勝ちを決めました。しかし、準々決勝では、タジキスタンのオビド・ジェボフに内股透かしで一本負け。同階級の試合での敗戦は、2019年8月の世界選手権東京大会準決勝で丸山城志郎に技ありで敗れて以来5年10カ月ぶりのことでした。海外の選手に負けたのは、2019年2月のグランドスラム(GS)パリ初戦でイタリアのロンバルドに一本負けを喫して以来6年4カ月ぶりとなりました。2020年4月にパーク24に所属して以来、阿部にとっては社会人になって初めての黒星となりました。予想外の敗北から立ち直り、数十分後に行われた敗者復活戦でカザフスタンのグスマン・キルギズバエフに優勢勝ちしました。続く3位決定戦でも積極的に攻め、見事にメダルを確保しました。女子52キロ級では、妹の阿部詩(24歳、パーク24所属)が5度目の優勝を果たしました。

【柔道】男子66キロ級 武岡毅が見事初優勝 阿部一二三との対決は実現せずも…1年越しのリベンジを果たす 柔道世界選手権

男子66キロ級において、武岡毅選手(26歳、パーク24所属)が見事に初優勝を果たしました。決勝戦ではタジキスタンのヌラリ・エモマリ選手に優勢で勝利を収めました。昨年5月のアブダビ大会では、決勝でJESエレベーター所属の田中龍馬選手に敗れ、準優勝に終わりましたが、今回見事にリベンジを果たしました。2回戦から登場した武岡選手は、一本勝ちで幸先の良いスタートを切りました。3回戦も優勢勝ちし、準々決勝と準決勝では再び一本勝ちを収めました。大会では波乱も起こりました。五輪で2連覇を果たした阿部一二三選手(27歳、パーク24所属)が準々決勝で敗退。阿部選手との直接対決は実現しませんでしたが、大会前に「上ばかりを見ていると躓く」と自らに言い聞かせ、足元を大事にしながら決勝まで進み、頂点に立ちました。武岡選手は足立学園高校から國學院大学へ進学し、2023年11月の講道館杯全日本柔道体重別選手権大会で初めて優勝しました。さらに、2024年2月に開催されたグランドスラム(GS)パリ大会では、決勝で元世界王者の丸山城志郎選手を破り、頂点に立ちました。2024年12月のGS東京大会や今年2月のGSバクー大会でも優勝を果たしました。

【柔道】阿部詩5度目V 昨夏失った「世界一」奪還し何度も目元ぬぐう…兄の分も奮闘 世界選手権

女子52キロ級で阿部詩(24=パーク24)が5度目の優勝を果たした。決勝で、女子48キロ級で21年東京オリンピック(五輪)金メダルのディストリア・クラスニキ(コソボ)を背負い投げで破った。優勝が決まると、左腕で何度も目元をぬぐった。“恩返し”に成功した。昨夏のパリ五輪で、兄の一二三(27=パーク24)は2連覇を果たした。一方、自身はまさかの2回戦敗退。「兄妹同日V」を逃し、号泣した。その姿に批判も集まり、謝罪したが、兄から「情けなくなんかない」とフォローされた。約11カ月後の国際大会。兄は「もう1度妹と同じ舞台で、きょうだいで金メダルを目指す」と宣言した。ところが、今大会は兄が準々決勝で一本負け。世界選手権では23年ドーハ大会以来4度目となる「同日V」が消滅していた。それでも、妹は揺らぐことなく勝ち抜いた。2回戦で優勢勝ち、3回戦は延長戦で反則勝ち。準々決勝では出口ケリー(カナダ)に小外刈り、準決勝ではマシャ・バルハウス(ドイツ)に袖釣り込み腰で一本勝ちを決めた。兄の分も、頂点に立ってみせた。妹は大会前に「一挑戦者として、世界一になりたい」と宣言していた。五輪で失った“世界王者”の称号を取り返した。

【柔道】阿部詩が決勝進出 兄一二三は準々決勝で敗退も「世界一」へあと一歩 世界選手権

女子52キロ級での5度目の優勝を目指している阿部詩(24=パーク24)は、決勝進出を果たしました。準決勝では、ドイツのマシャ・バルハウスに対して袖釣り込み腰で見事な一本勝ちを決めました。2回戦からの出場で、キプロスのソフィア・アスベスタを内股で下し、続く3回戦ではパリオリンピック3位の実力を持つフランスのアマンディーヌ・ブシャールと延長戦までもつれ込み、反則勝ちを収めました。準々決勝ではカナダの出口ケリーを小外刈りで一本勝ちし、決勝進出を決めています。一方、男子66キロ級では兄の一二三(27=パーク24)が準々決勝で敗退。23年ドーハ大会以来の4度目となる「兄妹同日V」は叶いませんでした。しかし、妹の詩は今回の大会で「世界一」の称号を手に入れることを目指しています。残る1戦を勝ち切り、王者としての栄光を取り戻す決意です。

【柔道】阿部一二三、3位決定戦へ 準々決勝まさかの一本負けも敗者復活戦には勝利 世界選手権

柔道男子66キロ級でオリンピック2連覇を果たした阿部一二三選手(27歳、パーク24所属)は、世界選手権の準々決勝でタジキスタンのオビド・ゼボフ選手に一本負けを喫しました。この階級での敗北は2019年8月以来であり、日本の男子選手としては史上最多となる5度目の世界選手権優勝の機会を逃しました。しかし、その後の敗者復活戦で勝利し、3位決定戦に進むことになりました。同じパリ五輪代表で女子52キロ級の阿部詩選手も5度目の世界選手権優勝を目指して決勝に進出しました。3回戦では、東京五輪銅メダリストであるフランスのアマンディーヌ・ブシャール選手に延長戦の末、指導3つによる反則勝ちを収めました。