【巨人】サイン見落としのリチャード選手が2軍へ 阿部監督「ミスは許されない」

巨人のリチャード内野手(25)が12日に2軍で再調整することが決まりました。ソフトバンクとの試合後、阿部監督は「自身の打撃成績ではなく、ミスが許されない」とコメントしました。6回の無アウト一塁で、リチャード選手はエンドランのサインを見落とし、一塁走者の増田陸選手が盗塁死となる失敗をしました。「チームが勝つためにはどうするべきかを考え、野球に取り組んでほしいと伝えた」と試合後に本人に直接話したとのことです。
リチャード選手に代わり、育成選手である三塚琉生外野手(21)を支配下登録し、13日からのオリックスとの3連戦(京セラドーム大阪)で1軍に昇格させる予定です。三塚選手はこの日のイースタン・リーグ日本ハム戦(Gタウン)で、第4号ソロホームランを放つなど好調をアピールしています。監督は「若い力でチームを進める」と明言しました。また、左足に違和感を感じ3回の守備からベンチに下がった若林楽人外野手(27)については、13日の様子を見て最終判断する見込みです。2軍から鈴木大和外野手(26)も呼び寄せ、待機させる準備を整えています。