Day: June 12, 2025

ドジャース、14日から同地区ライバルとの重要な7連戦開始 大谷翔平、10試合ぶりのホームランへ、休養日で英気を養う

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(30歳)は、12日(日本時間13日)に試合がなく、翌日13日(日本時間14日)からホームのドジャースタジアムでサンフランシスコ・ジャイアンツと3連戦を迎えます。 これは、同じナショナル・リーグ西地区でライバル関係にある強豪チームとの対決で、11日(日本時間12日)終了時点で0.5ゲーム差の2位につけるジャイアンツと対戦します。さらに、16日(17日)からは同地区3位のサンディエゴ・パドレスとの4連戦が同じくドジャースタジアムで予定されています。 現在、同地区1位を走るドジャースにとっては、非常に重要な7連戦です。ナショナル・リーグで23本塁打を記録している大谷は、5月に自己最多タイの月間15本塁打を放ちましたが、ここ9試合連続でホームランを放っていません。 11日(12日)の敵地パドレス戦では、「1番DH」として出場し、最終打席で右中間を破る三塁打を放ち、8試合連続安打を記録しました。このプレーで快足を生かして三塁に達しましたが、投球が左足に直撃。しかし、大谷は痛みをこらえてプレーを続行し、スミス選手の右前適時打で生還。チームにとって貴重な追加点につながりました。 試合後、デーブ・ロバーツ監督(53歳)は、大谷について「彼は問題ない」と語りました。チームは、前日に11失点で大敗した翌日の試合で救援陣を惜しみなく投入し、8人の継投で勝利を収めました。ロバーツ監督は「完全に敗れた前夜から切り替え、リリーフ陣がしっかりと準備を整えた。シリーズでの勝ち越しを目指し、それを実現することができた」とコメントしました。 また、山本由伸投手(26歳)は、13日午後7時10分(日本時間14日午前11時10分)開始のジャイアンツ戦の初戦に先発登板する予定です。パドレス戦後はナショナルズとの3連戦が控えており、ドジャースは本拠地での10連戦に挑みます。

【巨人】サイン見落としのリチャード選手が2軍へ 阿部監督「ミスは許されない」

巨人のリチャード内野手(25)が12日に2軍で再調整することが決まりました。ソフトバンクとの試合後、阿部監督は「自身の打撃成績ではなく、ミスが許されない」とコメントしました。6回の無アウト一塁で、リチャード選手はエンドランのサインを見落とし、一塁走者の増田陸選手が盗塁死となる失敗をしました。「チームが勝つためにはどうするべきかを考え、野球に取り組んでほしいと伝えた」と試合後に本人に直接話したとのことです。リチャード選手に代わり、育成選手である三塚琉生外野手(21)を支配下登録し、13日からのオリックスとの3連戦(京セラドーム大阪)で1軍に昇格させる予定です。三塚選手はこの日のイースタン・リーグ日本ハム戦(Gタウン)で、第4号ソロホームランを放つなど好調をアピールしています。監督は「若い力でチームを進める」と明言しました。また、左足に違和感を感じ3回の守備からベンチに下がった若林楽人外野手(27)については、13日の様子を見て最終判断する見込みです。2軍から鈴木大和外野手(26)も呼び寄せ、待機させる準備を整えています。

最新の世界ランキング発表!フォーエバーヤングが単独トップを維持、クロワデュノールは16位タイ

最新の「ロンジン・ワールド・ベスト・レースホース・ランキング」が12日に発表されました。今年の1月1日から6月8日までに行われたレースが対象です。前回の発表以降も変わらず、日本のフォーエバーヤング(牡4、矢作調教師)がサウジCを制して単独首位を保っています。レーティングは127ポンドです。その次に続くのは、香港のカーインライジングとロマンチックウォリアーで、2頭とも126ポンドで並んでいます。ドバイシーマCの覇者であるダノンデサイル(牡4、安田調教師)と同レーティングで、新たに4位タイにランクインしたのは、ベルモントSを圧勝したアメリカのソヴリンティです。125ポンドの評価は今年の3歳馬の中でも世界トップクラスです。さらに、コロネーションCでカランダガンを破ったヤンブリューゲルは124ポンドで6位タイ、愛2000ギニーを制したフィールドオブゴールドは123ポンドで8位タイのランクに入りました。日本ダービーを制したクロワデュノール(牡3、斉藤調教師)は、英ダービーを逃げ切ったランボーンとともに120ポンドで16位タイとなっています。

【日本ハム】試合後、エスコンフィールドから燕ファンに向けた心のこもったメッセージ「私たちも“えみふる”を大切に」

日本ハムとヤクルトの試合終了後、エスコンフィールドのビジョンには、球場スタッフ一同からヤクルトファンへ向けた温かいメッセージが映し出されました。メッセージ全文は以下の通りです。 東京ヤクルトスワローズファンの皆様へ明治神宮球場は、世界有数の大都市にありながら、人の温かさが交じり合い、都会の喧騒を忘れさせてくれる特別な場所です。私たちも、その「スタジアム」に憧れを抱いています。東京の空の下、たくさんの傘が一斉に開かれる光景には、ただの応援を超えた「共に過ごす時間の価値」と、積み重ねられた文化を感じます。この3試合でも、皆様の傘から神宮球場の風と「えみふる(笑みFULL)」な温かさが伝わってきました。「えみふる(笑みFULL)」は、スワローズとファンの皆様が生み出した素敵な言葉です。私たちもこの言葉を大切にしていきます。エスコンフィールドも、訪れる皆様が「人の優しさに出会える場所」であり続けるよう、心を込めて運営してまいります。またエスコンフィールドで皆様にお会いできる日を楽しみにしております。この度は、エスコンフィールドにお越しいただき、誠にありがとうございました。球場スタッフ一同 SNSでは「エスコンフィールドの他球場や他球団への尊敬に感謝」といったコメントが寄せられています。

【ロッテ】“イケメンヘッスラ”藤原恭大「生まれた動き」これからも「次の塁を狙う意識を」

ロッテの藤原恭大外野手(25)が、「イケメンヘッドスライディング」で試合を決定づけるホームインを達成しました。7回、無死三塁の場面。寺地の打球が投手のグラブに当たった後、二塁手が素早く本塁へ送球。三塁から走ってきた藤原は頭から滑り込み、タイミング的にはアウトかと思われましたが、「反射的に避けました」とコメント。瞬時の判断で左腕を上げ、捕手のタッチを避けてベースにタッチ。判定はセーフになりました。「タッチアップ以外は、打球を見てから走るつもりでした。(三塁ベースコーチ)大塚さんからは止まれと言われたんですが、勢いがついちゃって…反省です」と語るも、その判断がチームの勝利を導きました。藤原は、ホームイン直後にもかかわらず、激走したうえにヘッドスライディングをしたとは思えないさっぱりとした顔でベンチに戻っていきました。このプレーについては、「次の塁を狙う意識で、これからも続けていきたい」とクールに話しました。藤原の活躍ぶりには、「イケメンベースボール」という言葉がファンの間で使われています。交流戦でも、その魅力的なプレーでファンを魅了し続けることでしょう。【星夏穂】

【オリックス】紅林の交代について岸田監督「送球を考えて大事をとった。骨折はない」

オリックスの岸田護監督(44歳)は、試合中に右手に死球を受け、2回の守備後に交代した紅林弘太郎内野手(23歳)の状態について説明しました。「右手なので、送球を考慮して大事をとりました」紅林選手は「2番・遊撃手」として試合に出場し、試合の初回にDeNAの先発ピッチャー、バウアー投手の2球目、149キロの球が右前腕部に当たり、痛みに耐えながらも治療後に試合を続行しました。その後、4番の杉本裕太郎外野手(34歳)が打った右中間への強打の際に、一塁から全力でホームまで走り、先制点を決めました。しかし、2回の守備からは野口智哉内野手(25歳)と交代となりました。岸田監督は「痛みの程度次第ですが、骨が折れているなどの心配はないでしょう」とのことです。

【楽天】岸孝之「こんなもんじゃないぞ、イーグルスは」交流戦カード別で史上初10勝

楽天の岸孝之投手(40歳)が、「日本生命セ・パ交流戦」で中日戦に先発し、7回91球、3安打無失点のピッチングで、交流戦カード別で史上初の10勝目を達成しました。この1勝で対中日戦の通算成績を10勝(3敗)とし、同一カードでの2桁勝利を初めて達成しました。加えて、通算25勝目を記録し、歴代5位となりました。また、5月に加入した元パドレスのオスカー・ゴンザレス外野手(27歳)が日本初安打と初本塁打を打つなど打撃陣も好調で、チームの連敗ストップに貢献しました。   ◇   ◇   ◇ベテラン投手の岸がチームの救世主となりました。交流戦での同一カードで2桁勝利を成し遂げ、チームの連敗を4で止めました。伊藤投手とゴンザレス選手と共にお立ち台へ上がり、「自分の投球でとりあえず、チームが勝てるように努めました。イーグルスはこれからもっと強くなりますので、皆でそれを見せていきたい」とファンに誓いました。7回、2点リードの場面で二塁小深田選手が右前へ抜けそうな打球を好捕し、一塁に転送してアウトを奪うなど、守備も光りました。「全体的に良かったです。課題は四球ぐらいかな」と振り返りつつ、打たせて取る投球で相手打線を封じ、7回3安打無失点の内容に自身でも満足しました。5月30日のソフトバンク戦登板後に一時的に登録を外れましたが、しっかりと調整して臨みました。三木監督も「岸の経験と今日の投球内容は素晴らしく、改めて信頼できる投手だと感じました」と絶賛しました。前日11日には、西武と楽天でチームメートだった中日の涌井投手が、楽天戦で交流戦歴代2位タイの27勝目を挙げる活躍を見せました。「終わってから言えますが、やはり投げ合いたかった。ただ、涌井のピッチングではなく、また来年以降楽しみです。その機会があればいいですね」と語りました。自身も通算25勝目を挙げ、チームトップタイの3勝としました。さらに、岸は中日戦で通算10勝(3敗)とし、交流戦カード別で史上初の2桁勝利を達成しました。「長くプレーさせてもらっているおかげです。それも皆が打ってくれ、守り、キャッチャーがリードしてくれるおかげです」と感謝しました。先発ローテーションを支えるべく、40歳の岸はまだまだ活躍を続けます。【山田愛斗】▼40歳6カ月で7回無失点の完封勝利を挙げ、交流戦中日戦通算10勝目を達成。交流戦で同じ相手に10勝以上したのは岸が初めてで、次に多いのが楽天戦で8勝を挙げた巨人の内海投手です。また、40歳6カ月での交流戦勝利は、2015年6月6日の広島戦で記録したレイと並ぶ球団最年長記録です。

【巨人】山崎伊織8回4安打7K、阿部監督「もう完璧」120球熱投に交流戦で勢い取り戻す

巨人山崎伊織投手(26)が今季最多120球で8回まで無失点を続け、2戦連続の力投を披露した。長打は初回に柳町に浴びた二塁打のみ。高速フォーク、カットボールを軸に7奪三振、散発4安打に抑えた。前回5日ロッテ戦(ZOZOマリン)も9回3安打1失点。「なかなかないぐらい良かった。あんな状態いい時は少ないので。仮にもし悪かったとしても粘り強く投げたい」との本人の予想を裏切り、絶好調でタカ打線を手玉に取った。阿部監督も「もう完璧じゃないですか」とたたえた。今季は開幕から36イニング連続無失点のセ・リーグ記録を樹立。5月の月間防御率は3・09、2勝1敗でペースは落ちたかに見えたが、交流戦で好投を並べ勢いを取り戻した。【プロ野球スコア速報】はこちら>>

【阪神】佐藤輝明、重要な場面でけん制死に遭う…3点差を追う1死満塁、一塁で思わぬ失策

阪神タイガースの内野手、佐藤輝明選手(26歳)が、一塁走者として予期しないけん制死に遭いました。試合は3点ビハインドの1死満塁という大切な局面。本塁打が出れば逆転できる状況で、打席には5番打者の大山悠輔内野手(30歳)が立っていました。ボールカウントが1ボールとなった場面で、西武ライオンズの山田投手の巧妙な一塁けん制球に引っかかり、慌てて戻ったもののアウトとなってしまいました。この失策によりチャンスは2死二、三塁に縮小され、最後は大山選手が遊ゴロで倒れ、得点には結びつきませんでした。

【日本代表】南米の強敵パラグアイとの対戦が決定 10月10日にパナソニックスタジアムで 森保一監督「重要な試合」

日本サッカー協会(JFA)は、10月10日に大阪のパナソニックスタジアム吹田で行われるキリンチャレンジカップで、日本代表(FIFAランキング15位)がパラグアイ代表(同48位)と対戦することを12日に発表しました。パラグアイは南米予選で残り2節を残して5位に位置し、ワールドカップ本大会出場に向けた好位置にいます。日本代表の森保一監督(56)は、「この試合も来年に向けた準備において重要な試合ですので、大切に戦いたい」とこの対戦を心待ちにしています。FIFAランキングでは日本が上回っていますが、ワールドカップ本番に向けた貴重な力試しの機会です。パラグアイは、2010年のワールドカップ南アフリカ大会の決勝トーナメント1回戦で、日本がPK戦で敗れた因縁のある相手です。過去の対戦成績は日本の5勝2敗4分けで、直近では2022年6月の親善試合で日本が4-1で勝利しています。試合は午後7時20分にキックオフし、日本テレビ系で放送される予定です。 森保監督のコメント全文9月のアメリカ代表、メキシコ代表に続き、パラグアイ代表という強豪国との対戦をありがたく思います。FIFAワールドカップで世界一を目指すには、試合巧者な南米の国々に対しても勝利を収めることが必要です。この試合も来年に向けた準備において重要な試合として、大事に戦ってまいります。また、約2年ぶりとなるキリンチャレンジカップに臨めることを嬉しく思います。9月のアメリカ遠征後、この試合を皮切りに年内に4試合を日本国内で戦います。多くの方にスタジアムへ足を運んでいただき、ワールドカップに向けて日本が一丸となる共闘の輪を広げ、最高の景色を一緒に見たいと思います。