【広島】新井監督、途中出場の大盛穂を称賛「頑張りと成長が素晴らしい」1安打1打点1盗塁/一問一答

広島は延長12回、4時間56分にわたる激闘を制しました。12回の最終イニングで打線が連続ヒットを繋ぎ、先頭打者の石原がセンター前ヒットで出塁すると、1死一塁から下位打線の3連打で勝ち越しに成功しました。1死満塁から矢野のライト前ヒットが決勝打となり、その後も大盛やファビアンのタイムリーヒットで一挙に4点を奪い、試合を決めました。これにより、連敗を阻止し、交流戦での首位タイに浮上しました。試合後、広島の新井貴浩監督(48)の主な一問一答は以下の通りです。
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-ヒットは出ているのに得点に苦しんでいた場面が続きましたが
新井監督:総力戦で、ビジターでこのように勝ち切れたのは大きな勝利だったと思います。いろいろありましたけどね。
-ミスから同点に追いつかれた7回、大瀬良投手が力を見せましたね
新井監督:あそこは本当に大きな場面でした。大地(大瀬良)はよく踏ん張りましたね。前回の反省を活かし、今日はきっちりと修正し、素晴らしいピッチングをしてくれました。チームメートのミスをカバーしてくれて、非常に重要なポイントだったと思います。
-7回の投球内容と球数を考えた上での続投の判断について
新井監督:あそこでの彼の投球は、もう最大限の力を出し切っているように見えましたね。
-最後には打線がつながりましたね
新井監督:本当に、最初から出場していた選手も、あとから出場した選手もみんな素晴らしかったと思います。矢野の粘り強いヒットや、前回のホームランも含めた大盛の活躍など、非常に重要な場面でした。昨年に比べて積極的な姿勢やメンタル面での成長が見られ、大盛の頑張りと成長を本当に素晴らしいと感じています。
-7回に同点に追いつかれてしまった坂倉選手の悪送球について
新井監督:まだサク(坂倉)とは話せていませんので、しっかり握れたのかどうか分かりませんが、本人は理解していると思います。本来なら大地に勝ちがついているべき試合だったと思いますので、そこはキャッチャーの坂倉が一番悔しい思いをしていると思います。