大谷翔平の3度目ライブBPでの好調ぶり―44球無安打6三振

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(30)は、再び「二刀流」としての完全復活を遂げるために、敵地での試合前にシーズン3回目の「ライブBP」(打者相手の実戦形式の投球練習)を行った。
このセッションでは、マイナーリーグのバッターを相手に3イニングを想定して44球を投げ、合計11打者に対して無安打、6奪三振、1四球という素晴らしい内容を記録した。
6奪三振の内訳は、スライダーで4個、速球で2個を奪った。途中からは、実際に走者がいる状況を想定し、クイックモーションを交えるなど、より実戦に近い投球を披露した。
過去のライブBPでは22球と29球を投げるにとどまっていたが、今回は球数も順調に増加。この調子でイニング数と球数を徐々に増やすことで、球宴後の7月中旬を目指して復帰登板に向けた準備を整えていく予定だ。