キケ・ヘルナンデス、2回1/3を2失点で“好投” アンダースローや137キロの速球を駆使して多彩な投球

ロサンゼルス・ドジャースの内野手であるキケ・ヘルナンデス選手(33歳)が、2回1/3を投げて2失点の満足できるリリーフパフォーマンスを披露しました。
この日はチーム全体が試合開始直後から何度も点を失いましたが、先発投手不足に直面しているドジャースは、2回から登板させたマット・サウアー投手(26歳)が4回2/3を111球で13安打、4四死球、9失点という結果になりました。ヘルナンデス選手は0-9で迎えた6回2死一塁の場面でお馴染みのヘッドギアを着用し、今シーズン3度目のマウンドに上がりました。
ヘルナンデス選手は、クロネンワース選手に四球を許しましたが、ウェード選手をセンターフライに仕留め、このイニングを締めくくりました。
7回には、先頭のマルドナド選手にセンター前ヒットを許すと、次のロックリッジ選手の投ゴロで併殺を狙いましたが悪送球し、1死一、三塁のピンチに。続くマニー・マチャド選手(32歳)には2点タイムリーヒットを左越えで打たれ、今季初失点を喫しました。それ以降は得点を許さず、2失点でこの回を終えました。
投手陣の消耗を防ぐために8回も引き続き登板しました。先頭のボガーツ選手にセンター前ヒットを許しましたが、クロネンワース選手を再びセンターフライに。そして、ウェード選手への初球をアンダースローで投げ、幻惑させた後に右飛に打ち取りました。2死一塁でマルドナド選手に対して、カウント3-1からこの日の最速となる85.4マイル(約137キロ)のカットボールが外れ四球を出しましたが、ロックリッジ選手を左飛に仕留めて役割を終えました。
この日は36球を投げて3安打、2四球、2失点の好投を見せました。
ヘルナンデスは今シーズン、4月29日(日本時間30日)マーリンズ戦や5月31日(日本時間6月1日)メッツ戦でも登板し、いずれも1イニングを無失点に封じていました。