【日本ハム】月間MVPを取り「焼き肉」に行こう!レイエス、豪快なホームランを含む4安打で魅力全開

日本ハムのフランミル・レイエス外野手(29)は、「日本生命セ・パ交流戦」でヤクルトと対戦し、来日2年目にして初の4安打を記録しました。1回裏2アウト1塁で1点を追う中で、左中間に13号2ランを放ち、リーグ単独トップに躍り出ました。5打席全出塁を果たし、14安打8得点の打線をけん引しました。打点も4つ追加し35に伸ばし、チームの今季交流戦で初のカード勝ち越しに貢献しました。
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試合は最後までレイエス劇場でした。初回に決勝ホームランとなる13号を放ち、来日初の4安打で5打席全出塁。お立ち台で「今月MVPを取って、チームメート全員と焼き肉に行きたい」と笑いを誘い、手を振りながらスタジアムを一周。「ボスの教え通り楽しむだけ。チームメートを信じて楽しんでいきます」と自信に満ちた言葉を残しました。
新たに使い始めた「魚雷バット」での初ホームランは、浮いてきたボールを左中間に打ち込む結果となりました。「スイングが速く、バットが軽く感じる」と満足そうに語りました。前日の試合ではミスショットに不満だったものの、この日はヤクルト・オスナとバットについて話し合い、「ボールをもっと引きつけるべき」と結論づけ、見事に修正しました。
バッドが折れるというハプニングも、絶好調のレイエスには影響しませんでした。3回に内角の高いシュートを左前に運ぶ際、ホームランを打った幸運のバットが折れましたが、別の同型バットに切り替えた後も打撃絶好調。「バットや手袋はすぐ替えるタイプで、アメリカ時代は左右異なる手袋を使っていたこともあります。験担ぎではなく、コンディションに合わせて」と述べ、細かいことにこだわらない性格が功を奏しました。
焼き肉が大好きで、今回はヒーローインタビューでも「焼き肉」に言及。今季はまだ3回ほどしか行けておらず、お気に入りのタンやカルビ、ハラミと共に「マイフェイバリット、イシヤキビビンバ! マタアシタ」とコメントし、場を和ませました。【本間翼】