【大学選手権】無得点で延長突入も10回に11失点 プロで注目される立石正広を擁する創価大、初戦敗退

2年ぶりに25回目の出場となった創価大学(東京新)は、東亜大学との試合で延長10回のタイブレークの末に敗れ、初戦で姿を消しました。
相手の先発投手・藤井のスライダーに苦しみ、試合は9回まで散発的な3安打に抑え込まれました。投手陣の粘りで0-0のまま延長へと進みましたが、10回の延長で2番手の山崎太陽投手(4年=帝京五)は無死一、二塁からの暴投や野選で先制点を献上。その後も右前適時打で追加点を奪われ、犠飛、死球、左前打、右前打と続く猛攻を許し、計4失点でマウンドを降りました。3番手の上田、さらに石田も失点を重ね、1イニングで11失点を喫しました。直後の攻撃も無得点で終わり、藤井に完封勝利を許しました。
プロで注目される立石正広外野手(4年=高川学園)は、4打数1安打に終わりました。4回先頭で迎えた第2打席で内野安打を出しただけで、「お互いに得点が入らず、守備のチーム同士ということもあって均衡したゲームになりましたが、結局先に崩れたチームが敗れました」と試合を振り返り、「情けない結果です。点を取られたとしても歯止めがきかなかった。自分たちの力を発揮できませんでした。リーグ戦で優勝したのもマグレに近いと感じるほど、新東京の代表として恥ずかしい試合をしてしまった。また反省したい」と肩を落としました。