白鵬さんの記者会見はスムーズに進行 各メディアからの質問は1件1問、制限付きで43分で終了

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9日に正式に日本相撲協会から退職した前宮城野親方である白鵬翔さん(40歳、元横綱白鵬)は、東京・千代田区の帝国ホテルで退職の理由や今後の夢について記者会見を行いました。

会見は混乱を避けるために、主催者側が細部にわたって慎重に準備しました。ホテルの案内板には当初、白鵬さんの会見であることが明記されていましたが、直前には「記者会見」とだけ表示される形に変更されました。

会見の会場である「光の間」は満席にはなりませんでしたが、取材の案内は通常の大相撲報道を行っているメディアにのみ送られ、各社最大3名までの参加が許可されました。主催者は、「入場をお断りしている社もあるため、出席者数の公表は控えています」と説明しています。

また、白鵬の会見が9日正午から設定されているにも関わらず、同日午後1時から別に伊勢ケ浜部屋の会見も設定されました。意図的かは不明ですが、このために相撲記者が分散されたようです。

白鵬の会見では、司会者から「子供たちも視聴しているので、本件に関係のない質問はご遠慮ください。そして、1社1問ずつ簡潔にお願いいたします」との注意があり、追加質問は原則的に禁止されました。10時間以上続いたフジテレビの記者会見のような事態を避ける意図がうかがえました。

その結果、会見は定刻より6分遅れで始まりましたが、終了まで43分とスムーズに進行しました。大切な節目となるはずの会見でしたが、1時間以内で終了した形となりました。

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