Day: June 7, 2025

【バレー】「天使」の1人が20歳で電撃引退「気付けば12年間…」SNS感涙「なんて美しいんだ」

バレーボールの世界で「天使」と称される東京サンビームズのリベロ、大門莉珠(20)が7日までに電撃引退を表明しました。彼女は自身のインスタグラムで「公式発表もありましたが、ファン感謝祭をもって引退することになりました」と報告しました。 以下、彼女のメッセージをそのままお届けします。 「先週のファン感謝祭にお越しいただき、本当にありがとうございました。」 「公式にも発表されましたが、ファン感謝祭にて引退を迎えることになりました。」 「小学生の頃に始めたバレーボール、もう気がつけば12年の月日が経ちました。振り返るとたくさんの出来事がありましたが、大好きなバレーボールを続けられて本当に幸せでした。後悔は一切ありません!!」 「バレーボールを通じた様々な出会いに感謝します!これまでたくさんの応援を本当にありがとうございました!またどこかでお会いできることを楽しみにしています!!」 大門選手は2005年1月26日に富山県氷見市で生まれ、高岡商高を経てVリーグ女子の東京サンビームズに加入。24−25年シーズンには21試合に出場し、2年間のプレーの後、今季限りでの退団が決定していました。 SNSには「なんて美しいんだ」「現役生活お疲れ様でした!新しいステージでの幸運を祈っています!」「これからも色々な時間を頑張って乗り越えてください。これまで続けてきた力でこれからも乗り切れると思います。身体に気をつけて、お疲れ様でした 」など、多くの惜別メッセージが寄せられています。

【ボクシング】辰吉寿以輝、父・丈一郎が「正面に立ちすぎ」と厳しい指摘 息子の復帰戦で白星を見届ける

日本スーパーバンタム級13位の辰吉寿以輝(28=大阪帝拳)が、半年ぶりの復帰戦で白星を飾りました。フィリピン同級12位アリエル・アンティマロ(22)と対戦し、3-0(76-75、77-74、77-74)の判定勝ちを収めました。最終の8回には左フックでダウンを奪いました。   ◇   ◇   ◇リングサイドで試合を見守った元世界王者で父の丈一郎は、勝利について「良かったんちゃう」とコメントしました。その一方で、1回と2回に左ストレートを被弾したことについて「(相手に)正面に立ちすぎている。スタイルは依然としてオーソドックスだ。相手が途中で怯えて(試合内容が)変わっただけで、パンチを見切ったわけではない」と厳しく言及しました。復帰戦の相手にサウスポーを選んだ息子の意気込みは評価しつつ、「もっとファイターらしく突っ込んでいけばいい。バッティングして額を切ったりしても、傷だらけになった方が成長するよ」と熱のこもったアドバイスを送りました。

【読売ジャイアンツ】マルティネス、球団新記録の25試合連続無失点 阿部監督「素晴らしい記録」長嶋茂雄氏死去後の初勝利

読売ジャイアンツは、長嶋茂雄終身名誉監督が89歳で逝去した後、初の勝利を手に入れました。前日まで今季最悪の5連敗を喫していましたが、長嶋氏が愛したホームグラウンドでの勝利となりました。両チームが無得点のまま迎えた6回2アウトの場面で、5番打者の増田陸内野手(24歳)が左翼スタンドに4号先制ソロホームランを放ち、20イニングぶりの得点を挙げました。続く代打の丸佳浩外野手(36歳)が右翼席へ連続となる1号ソロを打ち込みました。阿部慎之助監督(46歳)は「チームを救ってくれたホームランでした」とコメントしました。8回は大勢に託し無失点で抑えました。そして9回はマルティネスが開幕から25試合連続無失点という球団新記録を更新し、今シーズン21セーブ目を挙げました。阿部監督は「(大勢は)揺るぎないセットアッパーですので、前回の悔しい思いを晴らしてもらいました。彼以外に任せる人はいませんでした」と話し、マルティネスについては「彼の存在があるからこそ試合を締めくくれています。本当に素晴らしい記録です」と称賛しました。また、「長嶋さんの死去後初の勝利となり、『勝っていいところを見せよう』と話していましたので、ホッとしています」と述べました。

【阪神】森下翔太、逆転3ランで佐藤輝明に打点追いつく「いい準備はできた」トップ10度目V打

阪神タイガースの外野手、森下翔太選手(24)は逆転の3ランホームランで試合を決めました。0-2で迎えた6回、オリックスの宮城投手から貴重なシーズン9号を放ちました。これにより、両リーグ単独トップとなる10度目の決勝打となり、また近本選手の通算1000安打を祝う形となりました。森下選手はこれで41打点となり、佐藤輝選手に追いつきリーグトップに立ちました。 「2点ビハインドからの逆転劇は嬉しかった。昨日は打てなかった分もあるので、良い結果が出せてよかった」と語りました。 6回1死一、二塁の場面で、甘く入った136キロのフォークを強振し、瞬時に左翼スタンドに飛び込みました。プロ選手の平均打球速度が150キロ程度と言われる中、176キロという驚異的な弾丸ライナーを記録しました。「パ・リーグの多くの投手と対戦していますが、第1打席から良いイメージを持っていました。ホームランは結果的に出たものですが、しっかり準備できたことが良かった」と振り返ります。今季の交流戦での1号で試合をひっくり返し、8回にも先頭打者としてレフト前ヒットを放ちました。これで今季17度目のマルチ安打となりました。 プロ入りから苦手としていた6月を見事に乗り越えています。23年は月間打率2割、本塁打や打点なし。24年は同打率2割3分6厘、1本塁打、10打点。今季はここまで打率3割3分3厘で、既に2本塁打、7打点を記録しています。それでも「今の調子は決して良いとは言えません。オフシーズンでの取り組みが、実力や技術を高めてくれているだけ」と振り返り、結果にとらわれず日々の努力を続けています。 藤川監督は、直前に中野選手の犠打失敗があった場面での森下選手の一打について、「上手くピッチャー正面にバントさせられて、三塁で封殺された直後だったので、『どうなるかな』と思っていたが、森下の能力がこの打席で見事に発揮された」と評価しました。虎の3番打者として勝負強さを見せました。【塚本光】 ▽オリックスの岸田監督(阪神に連敗。森下選手の逆転弾について)「一振りで決められてしまいましたね。甘い球だったのでしょう。ホームランを打たれるということは、あれで決められたかなと思います」

【阪神】藤川監督「脳振とう特例」抹消の石井大智に言及「症状は何カ月、何年も後に出ることも」

阪神藤川球児監督(44)が「脳振とう特例」の対象選手として出場選手登録を抹消された石井大智投手(27)について言及した。前日6日のオリックス戦(甲子園)で9回、打球を右の側頭部に受け試合中に救急搬送された。球団はこの日、石井の状態ついて、病院を受診し、医師の指示のもと自宅で静養していると発表。今後も医師の指示に従って療養していく、とした。指揮官は試合後「現状では、入院の必要がないというより、自宅で待機ということになりますけど、昨日もお話しした通り、脳振とうのその後の症状は何カ月も後、何年も後に出ることもありますから」と説明。続けて「一般の方にも言えることですけど、何日たったから大丈夫というものではないということを、ぜひみなさんにもメディアを通して伝えていただけると。石井だけではなくて、世の中の人のためにもなるんじゃないかと思います。まだまだ何かを言える状況ではないと思います」と話した。【関連記事】阪神ニュース一覧

【全仏オープン】19歳小田凱人、史上2人目3連覇!V4国枝慎吾さん以来も「10連覇目指します」

第1シードの小田凱人(東海理化)は、全仏オープンで見事に史上2人目となる3連覇を達成しました。決勝では第2シードのアルフィー・ヒューエット(27=英国)と対戦し、激戦の末、第1セットを6-4で奪った後、第2セットを7-6(タイブレーク8-6)で制しました。 勝利の瞬間、小田選手は両手を天に向かって叫びながら突き上げ、ラケットをギターに見立てて喜びを表現しました。これは、グランドスラム(4大大会)での5度目の優勝であり、昨年のこの大会以来、1年ぶりの栄冠です。 試合の第1セットは、4-4の状態から第9ゲームで3度目のブレークを奪い、そのまま第10ゲームも勝ち取りました。 続く第2セットは一時5-3とリードしましたが、ブレークの応酬により6-6のタイブレークに突入。初のタイブレークとなった場面では見事に8-6で押し切り、7-6で勝利しました。前回1月の全豪オープンで敗れた相手に、今回は勝利を収めることができました。 表彰式では「10連覇」を目指すと宣言しました。以下、優勝インタビューの内容です。 英語:まず最初に、いつもありがとうございます。本当にありがとう。ここに来てくれた、みんな、ありがとう。パリでプレーするのは、いつも特別なんです。なぜなら、僕の名前(凱)はパリを象徴する建物(凱旋門)から取られているから。本当にありがとうございます。 日本語:WOWOWさんのカメラを含め、応援ありがとうございました。たくさんの日本人の方々や子供たちが観戦してくれて、その前で3連覇できて嬉しいです。最後には疲れも出たので、ホッとしています。またこの舞台で「10連覇」を目指して頑張ります! この快挙は、2007~10年に4連覇を果たした国枝慎吾さん以来のものです。昨年のパリ・パラリンピックでも金メダルを獲得した思い出の地で、「師匠」を超える5連覇以上を目指すと意気込みました。まだ19歳の彼には無限の可能性が広がっています。 男子ダブルスの決勝にも進出しており、ステファン・ウデ(フランス)と組んでヒューエット、ゴードン・リード組(英国)と対戦し、2冠を狙っています。 ◆放送&配信 全仏オープンテニスはWOWOWとWOWOWオンデマンドで連日生中継。グランドスラム全試合が視聴できるのはWOWOWだけです。

辰吉寿以輝、半年ぶりの再起戦で判定勝ち「ホッとしている」中嶋一輝へのリベンジを目指しベルト奪取へ

日本スーパーバンタム級13位の辰吉寿以輝(28=大阪帝拳)が、半年ぶりの試合で見事に勝利を収めました。今回はフィリピンの同級12位アリエル・アンティマロ(22)と対戦し、3-0(76-75、77-74、77-74)の判定勝ち。最終8回に左フックでダウンを奪いました。 「勝つことができてほっとしています。来年はまたタイトルに絡めるように頑張ります」と語っています。 試合序盤の1回と2回では、相手の左ストレートに捕まりました。4回にはワイルドな右アッパーも受けました。 しかし後半にかけては、相手の左ストレートをかわしつつ、右ストレートやボディー攻撃で反撃しました。6回ではショートの右ストレートを当て、相手を後退させました。最終8回では左フックがヒットし、バランスを崩した相手がダウンしました。 試合の後半には巻き返し、最後のダウンが決め手となり、見事に3-0での判定勝ちとなりました。 辰吉選手自身は「勝てたことだけが収穫です。ダウンの手応えはあまり感じられませんでした。相手の手が予想以上に長く、フィリピン特有のダッシュ力もあって、効いたパンチもいくつかありました」と振り返っています。 昨年12月には東洋太平洋同級王者の中嶋一輝選手のベルトに挑戦しましたが、左フックを受けて2回TKO負け。プロ初黒星となりました。試合後には意識を失い、担架で運ばれました。 ベッドで目を覚ますと、心配そうな妻、優さんの顔が見えました。辰吉選手は「皆が落ち込んでいました」と、周囲の雰囲気から敗戦を悟りました。 その場で「またやるからな」と復帰への意欲を表明しましたが、優さんには「今は言わないで。頭に入らないから」とたしなめられました。それでもすぐに練習を再開。父の丈一郎さんも「そら、そうやろ」と背中を押してくれました。 今後は中嶋選手へのリベンジを視野に入れ、再びベルトを目指します。「どんなに勝ちを重ねても、『中嶋には負けたじゃないか』と言われてしまうのは悔しい」という気持ちがその理由です。 父の丈一郎さんも過去に、ビクトル・ラバナレス、ダニエル・サラゴサ(ともにメキシコ)、ウィラポン・ナコンルアンプロモーション(タイ)と対戦し、勝ったことも負けたこともある相手に執念で再戦を挑みました。 今回の勝利で、辰吉選手の戦績は17勝(10KO)1敗1分けとなりました。「左対策はあまり出せなかった。再起戦はもっと強い相手と戦いたいと思っていた。もう少しうまく戦えたと思う」と反省を述べました。 「諦めの悪い親子ですから」と語る辰吉選手が、半年ぶりの勝利を手にし、再び歩み出しました。【益田一弘】

【阪神】藤川監督「無事にゲームを、と約束」前夜の警告でオリ岸田監督、審判団とのやりとり説明

阪神藤川球児監督(44)が、メンバー表交換時のオリックス岸田護監督(44)、審判団とのやりとりを説明した。前日6日の0-0で迎えた9回無死一塁、一塁走者のオリックス広岡が二ゴロの間に二塁へスライディングすると、遊撃小幡と接触し、このプレーに警告が発表されていた。試合前のメンバー表交換で、この件について審判側が説明。帽子を外したまま神妙な面持ちを見せる岸田監督に、藤川監督も帽子を外して握手をして応えた。一連のやりとりが終わると、球場からは拍手も送られた。藤川監督は試合後に、やりとりについて説明した。「責任審判の方から、昨日のプレーについて説明があって。ルール的なところの認識を、オリックスさんの方がしっかり持たないといけないというところでしたけど。こちらとしては幸いなことに、小幡にケガもなかったということで、岸田監督も私自身も1年目の監督ですから、プロ野球のルールは新しいものも導入されて非常に難しくはなってきているので」。続けて「自分自身は(そのプレーが)すぐに分かりましたから、落ち着いて、何事も対応しようということで責任審判の方々とお話をして、いろんなケースが出た時にはまた話し合いを持って、無事にゲームを執り行おうという約束をした、そういうところになります」と話した。【関連記事】阪神ニュース一覧

【ヤクルト】縦読みすると「つばくろう」、SBハリーホークのフリップアートにSNSが感動の嵐

ソフトバンクホークスのマスコットキャラクター、ハリーホークが試合前の特別な演出で注目を浴びています。つば九郎の代名詞であるフリップ芸が、活動を休止中の彼に代わって披露されました。「ハリーホークの今日のひとこと」というコーナーの最後のフリップに、一見すると何もないように見えますが、隠されたメッセージが記されていました。 「今日は暑いのでつめたい飲み物をばっちり用意してくもひとつない空の下でろうにゃくなんにょうきうきしながら野球を楽しもう」 この縦読みをすると、「つばくろう」となります。さらに、大型ビジョンの画面上で「共演」するつば九郎を指差しながら、「ところで月日が過ぎるのが早いですね。ここに来ると思い出が蘇ります。皆さんもそうではありませんか...」。そして、スケッチブックをめくると「僕がdocomoとauの2台持ちといじられたこと」という思い出が記されていました。鳥のマスコット同士の熱い友情に、SNSでは感動のコメントが多数寄せられました。「本当にありがとう」「泣かされたよ」「スワローズファンの心をつかんだハリーホーク、タカだからタカづかみ」といった投稿がありました。

【阪神】7年目の近本光司、球団生え抜きとして最速で通算1000安打達成

阪神タイガースの外野手、近本光司選手(30)が通算1000安打を達成しました。残り3安打だったところから一気に記録を達成し、プロ野球史上323人目です。 試合は0-0で迎えた3回の2死の場面で、オリックスの先発投手宮城選手からセンター前にヒットを放ちました。2点を追う6回無死一塁では右前に見事運び、続く森下選手の逆転3ランホームランへと繋げました。今シーズン既に18度目のマルチヒットを記録し、1000安打という大記録へリーチをかけました。さらに1点リードの7回2死一、二塁から一塁線を抜くタイムリーツーベースを決めました。 この記録は、彼の861試合目での達成となり、阪神の生え抜き選手としては初代ミスタータイガース藤村富美男選手の864試合を超え、最速記録となりました。 阪神の選手が1000安打を達成するのは、2015年のマット・マートン選手以来、10年ぶりのことです。日本人選手としては2013年の西岡剛選手、生え抜きとしては2010年の鳥谷敬選手以来となります。 近本選手は、社高校(兵庫県)-関西学院大学-大阪ガスを経て、2018年のドラフト1位で阪神に入団しました。1年目から159安打を放ち、セ・リーグ新記録を樹立しました。2021年には178安打を記録して最多安打のタイトルを獲得しました。また、昨年までの6年間の通算安打数が「933」に達し、これも長嶋茂雄選手を超える日本記録となりました。 今季も安打数でトップを競っています。