【阪神】佐藤輝明、575試合目で通算100本塁打を達成!球団生え抜きとして田淵、掛布に続くスピード記録

阪神タイガースの佐藤輝明内野手(26歳)は、今シーズンの16本目となるホームランを打ち、通算100本塁打を成し遂げました。
8回の先頭打者として4点をリードする場面。1ストライクの後、福谷投手の128キロの変化球を力強く振り抜きました。高く飛んだ打球は右翼観客席の上段に届き、試合を決定づけるソロホームランとなりました。ダイヤモンドを一周して三塁ベンチ前に戻ると、記念のボードを受け取り、観客に向けて一礼しました。
プロとして5年目、通算575試合目での達成です。阪神の生え抜き選手の中では、424試合で達成した田淵幸一、553試合での掛布雅之に次ぐ歴代3位のスピード記録となりました。
前日の4日に行われた日本ハム戦(エスコンフィールド)では、1試合で2本のホームランを打ち、合計99本まで積み上げていました。そして、次の日には連続試合でのホームランを記録し、北の大地で記念すべきアーチを描きました。
▼通算100本塁打=佐藤輝(阪神) 5日に行われた日本ハム戦の8回、福谷投手から今シーズン16本目のホームランを打ち達成。プロ野球では310人目の達成者です。初ホームランは2021年3月27日に行われたヤクルト戦(神宮)で田口投手から打ちました。佐藤輝はプロ5年目での達成となります。日本人選手では1961年の長嶋茂雄(巨人)、2021年の村上宗隆(ヤクルト)ら9人が4年目に達成した記録がありますが、阪神で5年目に達成したのは1973年の田淵と並び球団最速記録です。