【中日】井上監督、打線の状態は「借りてきた猫」ブライト初4番は「4番目のバッター」/一問一答

中日ドラゴンズは今季初めて同一カードで3連敗し、借金が今季最多タイの6に達しました。先発した金丸夢斗投手(22歳)が1回に4失点を許し、打線は新たにブライト健太外野手(26歳)をプロ初の4番に配置しましたが、相手の先発投手大関に7回を無失点3安打で抑えられました。
試合後の井上一樹監督(53歳)との一問一答は以下の通りです。
◇ ◇ ◇
- 金丸投手の投球について
「いきなりの4失点は痛かったね。『新人だから仕方ない』なんて言ってる場合じゃないしね。今日までの試合、ホークスには勢いがあったとしても、今日こそはという期待があったからこその痛みとも言える。でも夢斗(金丸)に関して言えば、ボールの種がバレていたように思うね。プロでは見逃してくれない。2イニング目からは無失点に抑えたけど、『そうした経験も学ばなければならない』っていう良い勉強になったんじゃないかな。」
- 6回を投げて自己最多107球
「もちろん、80球や100球で抑える計画も必要で、これからはもっと改善しなきゃ。次には休養日が中8日だったけど、これを短くして中7日や中6日とする段階にも来ているはずだ。100球を超えて球速が落ちるとは感じなかったので、体力的な確認もできたことが収穫だった。」
- 打線の状態について
「ファンの皆さんご覧の通り、まるで『借りてきた猫』みたいで、アウェイだからとか相手がソフトバンクだからとか関係なく、もっと生き生きとやらなきゃいけないのに、そういう姿勢があまり見えなかったというのが現状かな。」
- ブライトをプロ初の4番に起用
「日替わり的な感じになっていて、ボスラーやカリステが務めることもあるが、現在は中心となる選手が不在だから、今回ブライトに4番目のバッターとして、つなぎの役割を期待しての起用です。残念ながら、うちにはどっしりとした4番が今はいないのが現実です。」
- 今季初の同一カード3連敗。これ以上の連敗は避けたい
「もちろん、それは毎日思っていること。結果的には3連敗してしまったけど、ホームに戻ってもう一度立て直しを図ります。」