宮城野親方の退職への見解―元大関栃ノ心が語る「クビのような状況」について、協会への疑念

元大関栃ノ心ことレバニ・ゴルガゼ氏が4日に自身のX(旧ツイッター)を更新し、伝説的な元横綱白鵬の宮城野親方が日本相撲協会を退職した件について自身の考えを表明しました。彼はツーショット写真と共に「信じられない、心が痛い」とコメントし、動画メッセージを添えました。約6分のメッセージの中で、「文章で伝えるよりも、直接自分の気持ちを皆さんに伝えたいと思っています。今話すのは宮城野親方と白鵬横綱の件です」と述べました。
動画の中で彼は、「皆さんはどう思いますか?45回もの優勝を誇る人物で、人間としても非常に優れている人です。彼は20年間、相撲界の象徴的存在でした。それがこのように冷たくされるとは思いもしませんでした」と失望を表しました。さらに、宮城野部屋の再興を期待していた彼は、「自分の部屋に戻されるのかなと思っていたのに、まるでクビになったような状況です。彼自身も辞めると発言したそうですが、他の選択肢がなく、辞めるしかなかったのです。それがとても悔しい」と述べました。
また、「これからも宮城野親方や若い親方たちが協力して日本相撲協会を盛り上げると思っていたのに、なぜ白鵬関だけが冷遇されたのか不思議です。宮城野部屋で起きた問題と同じような問題は他の部屋でも起こっていますが、それらは隠されたり、うまく処理されたりしています。どうして宮城野親方だけがこんなに厳しくされるのか、不思議です」と疑問を投げかけました。
そして日本相撲協会に対して「協会というものは何のためにあるのでしょうか。若い人々や力士、親方たちを守るためにあるべきだと思っていますが、なぜ宮城野親方を守れなかったのか、皆さんはどう思いますか?おかしいと思いませんか?あんな相撲に貢献してきた人がクビにされたのですから信じられないです」と納得できない様子で語っていました。