【中日】井上一樹監督「我慢できず」三浦瑞樹への“公開説教”「もっと頭を使いなさい」

中日の井上一樹監督(53歳)は、試合の2回でマウンド上の先発投手三浦瑞樹(25歳)に対し、“公開説教”を行いました。ソフトバンクの栗原選手に3号2ラン、野村選手に5号2ランと、2本の本塁打を打たれて4失点を喫し、さらに続く周東選手にも中前安打を許した時点で、井上監督はベンチを飛び出しました。
「我慢できずにマウンドに行ったんですが、『もっと頭を使いなさい』と。『防げることがあるでしょう。ソフトバンクの選手たちを見てごらん、気持ちよく振っているでしょう』と試合後に明かしましたが、マウンド上では厳しい口調で指摘しました。
2回の5本のヒットのうち、うち2本は本塁打を含む、4本が直球を狙われてのものでした。「コーン、コーンと直球を打たれているんだ。そういうところは、『もう少し考えなさいよ』と。何か根拠があるのかなと思った」と配球に関して苦言を呈しました。
三浦投手は「厳しく言われました」と反省。後続を断ち切り、3回、4回は得点を許しませんでした。しかし、5回に押し出しを含む4つの四球で5点目を喫すると、再び井上監督がマウンドに上がり、三浦選手と一緒にベンチに戻りながら、「(2回に)叱責された後、0、0と抑えているんだから偶然ではないと思うよ。そこで気づいた部分があったなら反省しないと。次はお前でいこうという気持ちにさせてくれ」と伝えたことを明らかにしました。
▽中日上林選手(6回1死でソフトバンク前田純投手からチーム初安打となる右翼フェンス直撃二塁打)「泳ぎながら詰まった。打った瞬間、もし本塁打なら12球団制覇だと思ったんですけど」