「重岡銀次朗選手の回復に向けた前進」

元IBF世界ミニマム級王者である重岡銀次朗選手(25歳、ワタナベ所属)が5月24日の試合後に急性硬膜下血腫のため緊急の開頭手術を受けたことに関して、彼の兄で元WBC世界同級王者の重岡優大さん(28歳、ワタナベ所属)が3日、インスタグラムのストーリーズで弟の容体について報告しました。優大さんは、家族が励ましのメッセージを書き込んだ千羽鶴の写真とともに、「今日から銀次朗は麻酔を徐々に減らしていて、少し目を開けている状態です。声をかけると口を動かしたり、あくびをしたりすることがあり、意識が少しずつ戻ってきているような感じでした。瞬きもしていました。これからさらに意識がはっきりしてくるのではないかと思います。」と述べました。
現在も集中治療室(ICU)で経過観察が続いている銀次朗選手について、「近いうちにICUから一般病棟に移ることができそうです。少し安心しました。」と報告しました。また、銀次朗選手の友人たちに対して、「銀に音声メッセージをもっと聞かせたいと思っています。すでに多くの友人が送ってくれて感謝しています。短くてもいいので、ぜひまた送ってください。毎日、銀に聞かせます。多くの方が銀を心配してくれて、みんなに愛されているのを感じ、兄として誇りに思います。引き続き銀次朗の応援をよろしくお願いします。」とメッセージを送っています。