【中日】井上監督、7回の走塁ミスに怒り「恥ずかしい」「あんなプレーやってたら勝てませんわ」

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中日ドラゴンズの井上一樹監督(53)が、試合の7回に起きた走塁ミスに対して強い怒りを示しました。「プロ野球選手として恥ずかしい。あんなプレーやってたら勝てませんわ」とコメントしました。

7回、1アウト一、二塁の場面で、村松開人内野手(24)が右越えのヒットを打ちましたが、二塁走者の高橋周平内野手(31)が三塁ベースで止まってしまいました。一塁をオーバーランした村松は挟まれ、その間に高橋も飛び出し、三塁と本塁の間で挟まれてアウトになりました。

「プロ野球選手である以上、ちょっとミーティングでも話したんだけど、それは恥ずかしいと思っている。『ワンアウトでしょ』っていうね。1アウトの場面で二塁走者の高橋がタッチアップを試みて、それよりも一塁走者板山は詰めていた。そして打った村松はツーベースだと確信していた」と状況を説明しました。

「しかし、全員が何を確認しきれなかったのか。『アウトカウント』なのか、『1アウトならハーフウェー』なのか。打った村松も、打った感覚では分かっていると思うけど、『前が詰まっているかどうか』確認できていたか。3人それぞれ反省すべき点がある」と話しました。

「でも、あれは説明しようとも、私たちも子供の頃から野球をしている。だから『あんなプレーやってたんでは、勝てませんわ』っていう話ですよ」とあきれた表情を見せました。

公式戦で2年に1度しか行われない福岡のペイペイドームでの試合であり、普段は頻繁にナゴヤドームでプレーしていますが、『追い方を見て』と頭を完全に越える打球ではあったと苦言を呈しました。「右翼手の近藤が、ちょっと捕れそうな雰囲気を出していたのは確かにうまかったが、『そこで慌てる必要はないでしょ』ということだった」と相手のフェイクを褒めつつ、残念な走塁ミスで、ソフトバンクを上回る9安打を放ちながらも今季12度目の完封負けとなりました。

 

▼中日 高橋周「(村松)開人にも申し訳ないし、チームにも。2度とやらないようにしていきたい。普通にハーフウェーでプレーすれば、なんてことないプレーだった」

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