Day: June 2, 2025

3連覇かかる早大か、4季ぶり優勝狙う明大か… 令和初ノーノー伊藤樹と毛利海大がエース対決

激アツな展開だ。東京6大学春季リーグの優勝の行方は早大と明大に絞られ、3日に神宮球場で優勝決定戦が行われる。リーグ創設100周年にふさわしい両校による決定戦は、昨秋に続き2季連続。天皇杯を抱くのは3連覇がかかる早大か、4季ぶりの優勝を狙う明大か-。共通している点は、首脳陣の信頼が厚い勝ち頭がいることだ。早大の伊藤樹投手(たつき、4年=仙台育英)は、負ければ優勝の可能性が消滅する明大2回戦で令和初のノーヒットノーランを達成。そこからさらに3連投で勝利を手繰り寄せ、勝ち点、勝利で明大と並んだ。逆転優勝の望みをつなぎ、小宮山悟監督(59)は「5連投になりますが、最後はたつきでピシャッと」と大一番でのエース起用を明言した。一方、明大には最優秀防御率を獲得した毛利海大投手(4年=福岡大大濠)がいる。勝ち星は伊藤樹と同じリーグトップの今季6勝を挙げ、防御率1・34をマーク。リーグ最終戦後に「明日からプレーオフ(=決定戦)に向けてやっていきたい」と戸塚俊美監督(60)の下で万全の準備を整え、先発有力候補に上がる左腕が「打倒早稲田」に導く。【平山連】

【競泳】名コーチ・平井伯昌氏が日本水連の競泳委員を辞任「長年やってきた。自分はもういい」

日本水泳連盟が2日に東京都内で開催した競泳委員会において、数々の名選手を育てた名コーチの平井伯昌氏(62)が、国際大会の選考基準などを策定する役割を担う競泳委員を辞任することが報告されました。平井氏は「長年この仕事を続けてきた。自分にはもう十分です」と言及しました。ただし、日本代表の強化に関わり続ける意欲は変わらず、今年7月にシンガポールで開催される世界選手権のコーチ役は継続する予定です。また、東洋大学の監督としてチームを率いる平井氏は、これまで競泳委員長や日本代表ヘッドコーチを歴任してきました。昨年のパリ五輪では、男子400メートル個人メドレーで2位に輝き日本勢唯一のメダルを獲得した松下知之(東洋大)を指導。また、北島康介選手や萩野公介選手、大橋悠依選手をオリンピック金メダルに導いた功績もあります。

退職の元横綱白鵬の宮城野親方「相撲の未来を世界中の人々とともに築いていく」/コメント全文

大相撲で歴代最多45度の優勝を誇る元横綱白鵬の宮城野親方(40)が、日本相撲協会を退職することが正式に決まりました。日本相撲協会は2日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、宮城野親方が9日付で退職することを発表しました。昨年、彼が指導していた旧宮城野部屋で、弟子の元前頭北青鵬による暴力事件が発覚し、監督責任を問われて2階級降格などの処分を受け、部屋は閉鎖され、その後師弟ともに伊勢ケ浜部屋へ転籍していました。部屋を再興する道筋を見出せず、退職を決意したとのことです。現在モンゴルに滞在中で、帰国後に会見を予定しています。 宮城野親方が文書で発表したコメントは以下の通りです。    ◇   ◇   ◇ 【ご報告】   日本相撲協会退職のご挨拶と今後の活動について   私、白鵬翔は日本相撲協会に辞表を提出し、本日開催された臨時理事会で6月9日付で承認されることとなりました。 これまで相撲道一筋で歩んできた力士としての人生は、多くの皆様の温かい支援と指導のおかげで成し遂げられました。心より感謝申し上げます。また、現役を退いてからは、わずかながらも弟子の育成や相撲界の未来を見据えた取り組みに尽力してまいりました。 今後は、日本が誇る「相撲」という文化をより広く、次世代に伝えるため、日本相撲協会の外からその発展に貢献していく決意を固めました。 国内外を問わず、相撲の持つ価値と魅力を新たな形で伝え、相撲の未来を世界中の人々とともに築いていく活動に力を注ぎたいと思います。 これまで支えてくださった皆様に改めて心より御礼申し上げるとともに、今後とも変わらぬご厚情とご指導を賜りますようお願い申し上げます。 現在、私はモンゴルに滞在しており、モンゴル相撲の大横綱であった故父、ジグジドゥ・ムンフバトの記念銅像除幕式に参列する予定です。父は、モンゴルで初めてオリンピック銀メダルとレスリング世界大会の銅メダルを獲得し、労働英雄賞(日本の国民栄誉賞に相当)を受賞した人物です。 私自身の真意を説明するとともに、今後の活動について、改めて記者会見の場を設け、正式にご報告させていただく予定です。 敬具 白鵬翔

【球宴】西武の甲斐野央が逆転!中継ぎ部門で首位に 中間発表/パ・リーグ全選手の得票数一覧

日本野球機構(NPB)は2日、「マイナビオールスターゲーム2025」(7月23日=京セラドーム大阪、同24日=横浜スタジアム)のファン投票第9回中間発表を行いました。 ついに逆転の瞬間が到来しました。中継ぎ投手部門では、初日から首位を守り続けていたソフトバンクの松本裕樹投手(29)が、西武の甲斐野央投手(28)に抜かれて首位を譲りました。 遊撃手部門では新人ながらも堂々の1位に立つ楽天の宗山塁内野手(22)に、2位のオリックス紅林弘太郎内野手(23)が9561票差で迫っています。 パ・リーグのノミネート選手一覧は以下の通りです。 【先発投手部門】 1位 西武 今井 128,549票 2位 オリックス 宮城 102,836票 3位 日本ハム 伊藤 76,663票 4位 日本ハム 山崎 64,476票 5位 ソフトバンク モイネロ 53,577票 6位 オリックス 九里 37,310票 7位 西武 隅田 23,369票 8位 オリックス...

【球宴】阪神森下翔太12球団最速30万票突破、外野手部門独走 中間発表/セ全選手得票数一覧

日本野球機構(NPB)は2日、「マイナビオールスターゲーム2025」(7月23日=京セラドーム大阪、同24日=横浜スタジアム)のファン投票第9回中間発表を行った。阪神森下翔太外野手(24)が12球団最速の30万票を突破。初日から外野手部門1位を独走し、30万4414票を獲得している。三塁手部門を独走中の阪神佐藤輝明内野手(26)30万到達まであと2万8507票の27万1493票で、2位ヤクルト茂木に19万6833票差つけている。セ・リーグのノミネート選手一覧は以下の通り。【先発投手部門】1位 阪神村上 10万5355票2位 巨人山崎 9万8163票3位 阪神才木 6万5931票4位 中日高橋宏 5万5825票5位 DeNAバウアー 4万2598票6位 中日松葉 3万2608票7位 DeNA東 2万2455票8位 広島森下 2万1525票9位 広島床田 1万5974票10位 巨人井上 1万3162票 【中継ぎ投手部門】1位 巨人大勢 16万9333票2位 阪神石井 10万4866票3位 中日清水 8万8079票4位 DeNA伊勢 4万584票5位 広島島内 3万2042票 【抑え投手部門】1位 巨人マルティネス 15万3543票2位 中日松山 14万4207票3位 阪神岩崎 9万9264票4位 DeNA入江 7万4902票5位 広島栗林 4万3630票 【捕手部門】1位 巨人甲斐 18万8541票2位 阪神坂本 9万6171票3位 DeNA山本 6万4177票4位 広島坂倉 6万1906票5位 中日木下 5万17票 【一塁手部門】1位 阪神大山 18万7783票2位 DeNAオースティン 10万6436票3位 巨人岡本 7万2072票4位 ヤクルトオスナ 7万225票5位 中日中田 4万3681票 【二塁手部門】1位 DeNA牧 18万3676票2位 阪神中野 15万3780票3位 巨人吉川 9万872票4位 中日田中 4万9226票5位 ヤクルト山田 3万8907票 【三塁手部門】1位 阪神佐藤輝 27万1493票2位 ヤクルト茂木 7万4660票3位 広島小園 6万3221票4位 DeNA宮崎 4万4425票5位 巨人坂本 3万7168票 【遊撃手部門】1位 広島矢野 15万623票2位 阪神木浪 11万7222票3位 DeNA森敬 4万8604票4位 巨人泉口 4万5615票5位 中日村松 4万5022票 【外野手部門】1位 阪神森下 30万4414票2位 阪神近本 23万1443票3位 中日上林 13万2634票4位 中日岡林 11万9744票5位 広島ファビアン 9万2060票6位 阪神前川 9万488票7位 巨人キャベッジ 8万5852票8位 DeNA佐野 7万4532票9位 広島秋山 6万2469票10位 中日細川 5万6566票

青森山田で選手権V2度の檀崎竜孔容疑者を逮捕、豪州で八百長疑い「賭博の罪10件」現地報道

オーストラリア1部リーグ「Aリーグ」のウエスタン・ユナイテッドFCに所属する25歳のMF檀崎竜孔(だんざき・りく)容疑者が、オンライン賭博の罪で逮捕されていた。複数の豪メディアが一斉に伝えた。既に起訴されているという。「賭博スキャンダルの渦中にAリーグのスター選手」などの見出しで伝えられた現地報道によると、メルボルンのクラブに在籍している檀崎容疑者は、今年4月と5月に行われたAリーグの4試合で賭博不正行為に関わったとされており、捜査の末に計10件もの罪で起訴された。当局は「試合中にレッドカードやイエローカードを故意にもらい、オンライン・ベッティングの結果を不正に操作していた」と、八百長とみられる行為を指摘。賭博汚職に関する大規模な捜査の結果、警察に起訴された2人のうち1人とされている。7月末に裁判所へ出廷する予定のようだ。クラブも2日、公式サイトに声明を出した。「先週末、ウエスタン・ユナイテッドはAリーグ男子の選手1名が賭博に関する犯罪で起訴されたことを知り、ショックを受け、失望しています」「我々はこの問題を深刻に受け止め、クラブと試合の誠実さ、高潔さを損なうあらゆる行為も非難し、全ての関係当局に全面的に協力しています。事件の性質上、この件に関しては、これ以上コメントすることはできません」檀崎容疑者は、ベガルタ仙台ジュニアから青森山田中へ進学。得点王に輝く活躍で全国中学校大会を2連覇に導いた。中高一貫の青森山田高では1年から定位置を獲得。16年の全国高校サッカー選手権で悲願の初優勝に貢献した。3年時には2度目の選手権V。決勝で2得点する活躍だった。卒業後はJ1北海道コンサドーレ札幌へ。オーストラリアのブリスベン・ロアーFCやJ2のジェフユナイテッド市原・千葉、スコットランドのマザーウェルFCを渡り歩いて23年からウエスタン・ユナイテッドでプレーしていた。※初報の際に添付した画像に別人の画像がありました。お詫びいたします。

【ロッテ】コーチ陣の再配置 サブロー2軍監督が1軍ヘッドコーチに昇格 現在最下位で首位と11.5ゲーム差

ロッテは2日、チーム体制の強化を目的として以下のようにコーチ陣の配置転換を行うと発表しました。 〇旧役職: サブロー2軍監督兼統括打撃コーチ → 新役職: 1軍ヘッドコーチ。 〇旧役職: 金子誠1軍戦略コーチ → 新役職: 1軍チーフ守備走塁コーチ。 〇旧役職: 福浦和也 1・2軍統括打撃コーディネーター → 新役職: 2軍監督 (背番号「70」)。 この新体制は3日から実施されます。 松本尚樹球団本部長コメント:「交流戦を迎えるにあたり、チームの体制強化を目指して配置転換を行いました。今年はヘッドコーチを設置していませんでしたが、サブロー2軍監督を昇格させます。若手選手が多く在籍する1軍で、彼らをずっと見てきたサブローなら、選手たちの長所や実力を引き出す方法を理解していると考えています。また、得点力不足に直面している現状を打開するために多様な攻撃方法を監督に提案し、サポートしてもらいたいです。この決定は、マリーンズがこれから勝ち進むために必要であり、体制強化と直結すると判断しました。吉井監督と協議の上、実施を決めました。」...

宮城野親方退職、日本相撲協会が発表「9日付の退職願を受理」伊勢ケ浜親方が再開を示唆し慰留も本人の意志固く

歴代最多45回の優勝を誇る元横綱白鵬の宮城野親方(40)の退職が、日本相撲協会によって正式に承認されました。2日に都内で開かれた臨時理事会では、昨年4月から閉鎖中であった宮城野部屋と宮城野親方の退職が認められました。 会議後、佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)と西岩親方(元関脇若の里)は取材に対し、6月9日付の退職願が全会一致で受理されたことを明かしました。 同日から、年寄伊勢ケ浜こと杉野森正也が宮城野名跡を継承し、宮城野部屋の弟子たちは伊勢ケ浜部屋で引き続き指導を受けることとなります。 説明によれば、宮城野親方の退職願は出されたものの、伊勢ケ浜預かりの旧宮城野部屋の弟子たちが師匠不在となるのを避けるため、まず弟子たちの受け入れを決定し、その後で退職願が受理される形となりました。 浅香山親方(元大関魁皇)は、今年の初場所から宮城野部屋の再開について話し合っていたといい、伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)の定年退職に伴い名古屋場所から師匠が交替することもあり、八角理事長(元横綱北勝海)から「浅香山部屋での預かりを検討するように」との指示がありました。浅香山親方は「幾度も思い留まるよう話をしたが、宮城野は退職の意向を示した」と報告しました。 また、伊勢ケ浜親方も「何度も宮城野を説得し、部屋は近いうちに再開するので、もう少し辛抱してはどうかと慰留を試みたが、本人の意志が強固だった」「宮城野は自身の弟子たちのことを心配しており、伊勢ケ浜部屋での預かりを継続して欲しいと話していた」と語りました。宮城野親方の弟子たちもそれを望んでいたことが報告されました。 宮城野親方は昨年、元前頭北青鵬の暴力問題により監督責任を問われ、降格処分を受けました。部屋は閉鎖され、昨年4月に師弟ともに伊勢ケ浜部屋へ移籍していました。1年経っても部屋再開のめどが立たず、宮城野親方は退職届を提出し、角界を離れることになりました。

青森山田、21世紀初の県内公式戦での敗北—連勝記録418でストップし、県総体の連覇も24で途絶える

絶対的な王者、青森山田の県内無敵の伝説に終止符が打たれました。25度目のインターハイ出場を目指していた青森山田が、八戸学院野辺地西に1-1からのPK戦で5-6と敗北しました。これにより、全国高校総体予選の連覇記録は昨年までの「24」で止まり、県内での連勝記録も準決勝までの「418」でストップしました。27度目の優勝を目指していた青森山田は前半に先制されましたが、後半に追いつきました。1-1で延長戦に突入したものの決着はつかず、PK戦の末5-6で敗れ、連続優勝が「24」で途絶えました。1999年(平成11年)の新人戦決勝(三沢商業との対戦)以来、県内で公式戦に敗れることはなく、「21世紀」に入ってからの初の黒星となりました。八戸学院野辺地西はついに青森山田を破り、悲願の初優勝を達成しました。「青森県代表」として7月26日から福島県で開催される全国高校総体に初出場します。

【交流戦】日本ハム古林睿煬-阪神才木浩人、ロッテ石川柊太-巨人井上温大ほか/3日予告先発

3日のプロ野球の予告先発は以下の通りです。<交流戦>日本ハムの古林睿煬選手対阪神の才木浩人選手(エスコンフィールド北海道にて18時開始)楽天のヤフーレ選手対DeNAの東克樹選手(楽天モバイルパークにて18時開始)西武の隅田知一郎選手対ヤクルトのランバート選手(ベルーナドームにて18時開始)ロッテの石川柊太選手対巨人の井上温大選手(ZOZOマリンスタジアムにて18時開始)オリックスの九里亜蓮選手対広島の玉村昇悟選手(京セラドーム大阪にて18時開始)ソフトバンクの有原航平選手対中日の涌井秀章選手(みずほPayPayドームにて18時開始)