【阪神】森下翔太「勝てば勝つほどいい」両リーグ単独トップ9度目V打で広島戦3連勝けん引

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虎の3番打者として驚くべき勝負強さを見せる阪神の森下翔太外野手(24)が、先制の2ランホームランで広島戦3連勝を達成しました。

試合初回、1アウト2塁の場面で、左腕先発の森投手が放った133キロのチェンジアップを捉え、打球は鯉党で赤く染まった左翼の2階席まで届きました。「ボールの角度が非常に良かったです。速球が得意な投手ではなかったので、頭の片隅に変化球はありました」。このホームランは、5月20日の巨人戦以来48打席ぶりの第8号となり、伊原投手を援護しました。チームの30勝のうち、両リーグ単独トップに立つ9つ目の勝利打点を記録しました。

「先制点を取ることで、試合を有利に進めることができると思います。結果は準備次第ですが、良い形で2点を取れたと思います」。森投手との対戦では昨年8月25日のマツダスタジアムでのアーチも記憶にあり、素晴らしい再現打となりました。

通算150打点目となった2ランで今季の打点を36に積み上げ、この瞬間にDeNAの牧選手と並び暫定トップとなりました。8回に4番佐藤輝明の3ランで一つ抜かれる形となりましたが、3番と4番の切磋琢磨がチームを牽引しています。今季7度目の猛打賞も記録し、この好調を維持しながら交流戦に臨みます。

エスコンフィールドが舞台だったプロ1年目の日本ハム戦では2軍降格中で出場はありませんでしたが、昨季の甲子園では打率3割8厘と良い成績を収めました。「このまま勝利を重ねられれば良いと思います。シーズンは長いので連勝記録にはこだわらず、1試合1試合を準備して臨むつもりです」。北海道での1軍初試合、今度はパ・リーグの首位チーム相手に活躍を見せることでしょう。【伊東大介】

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