Month: June 2025

PL学園特待生にもランク分け「払っている金額が違う」元阪神の片岡篤史氏が暴露「僕は…」

1日までにフジテレビ系「ジャンクスポーツ」が放送され、元阪神の片岡篤史氏(56)が「PL学園の入学金事情」を明かした。この日のテーマは「PL学園強すぎやねん」。スタジオにはPL学園OBとして、前中日監督の立浪和義氏(55)氏、元阪神の片岡が登場した。片岡氏はPL学園野球部について、全国からスカウトされた18人だけが入学できるため「基本的には全員が特待生」と説明。だがその中にもランクがあるといい「彼なんかは『特A』ですよ」と隣に座っていた立浪氏を絡めて「特A、A、B、C、D」の順に振り分けられていると明かした。片岡氏は「僕はCランクくらい」だったといい「同じ特待生でも払っている額が違う」と振り返った。これを聞いた立浪氏は「僕も知らなかったです。全員なにも払ってないと思った」と正直に話し、片岡氏は「そりゃ払ってへんから知らんはずや」と突っ込み。MCのダウンタウン浜田雅功(62)が「そっか、立浪さんは何も払ってなかったんですね。片岡さんは?」と問いかけると、片岡氏は「学費も寮費も払ってた」と話し、リアルな名門野球部の内情にスタジオから驚きの声が上がっていた。

大の里、名古屋新会場で「伝説」を創るチャンスをつかむ…3連覇と新横綱優勝を目指して

「令和の大横綱」への第一歩を踏み出した大の里(25=二所ノ関)は、近々始まる名古屋場所での新横綱としてのデビューに向けた意気込みを語りました。記者会見は6月30日に愛知県安城市の宿泊先で開かれ、彼は3連覇と新横綱優勝に対する強い意欲を示しました。日本相撲協会は名古屋場所(7月13日初日、IGアリーナ)の新しい番付を発表。5月の夏場所後に昇進した大の里は初めて「横綱」として番付に載せられました。師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)やその師匠の元横綱隆の里と続く3代にわたり、新横綱として優勝できるかが注目されています。過去にはわずか7人しか達成したことがない3連覇を目指します。   ◇   ◇   ◇大の里は、25歳になったばかりの若々しいエネルギーを感じさせる一方、記者会見では質問者の目を見つめ、落ち着いた口調で答えるなど、すでに横綱の風格を漂わせていました。彼は、「15日間、目の前の1日を大切にすることで結果は自然と出る。新横綱としての優勝は、決して誰でもできることではないので頑張りたい」と語り、3連覇への強い思いを示しました。名古屋場所は今年から新しい会場であるIGアリーナで開催されます。これは1985年に国技館が両国に移転して以来、約40年ぶりの大会場の変更です。このような歴史的な節目での優勝を目指す大の里に大きな期待が寄せられています。 さらに、新会場での初開催となるこの節目の大会で、大の里は「名古屋で優勝を目指したい」と強調し、記者たちの関心を集めました。名古屋場所での過去の成績は完璧ではありませんが、「これまでの苦しい場所だからこそ、良い成績を残せば、自分が成長したと感じることができる」と自信を示しました。また、新横綱優勝を達成すれば、師匠の二所ノ関親方やその師匠の元鳴戸親方と同じ伝統を受け継ぐことになります。この系譜を止めることはありません。彼は「自分を貫いて頑張り続ける」という信念を胸に、暑い名古屋場所に挑むと語りました。◆IGアリーナについて: 名古屋市北区の名城公園内に新設された国内最大級のアリーナで、バスケットボールやフィギュアスケートなど多様なイベントが開催される予定です。

【ウィンブルドン】大坂なおみ、2回戦進出 4大大会初出場の伊藤あおいは惜しくも敗退

ウィンブルドンのシングルス1回戦が始まり、女子では大坂なおみ選手(フリー)がタリア・ギブソン選手(オーストラリア)を6-4、7-6で破り、ストレート勝ちで2回戦に進出しました。 一方、4大大会に初めて挑んだ伊藤あおい選手(SBCメディカルグループ)は、ロシア出身のカミラ・ラヒモワ選手に7-5、3-6、2-6の逆転で惜しくも敗れました。 男子では、3連覇を目指すカルロス・アルカラス選手(スペイン)が勝ち進んでいます。(共同)

1876キロカロリーで2590円の巨大横綱バーガーが登場—バーガーキングと相撲協会のコラボレーション

日本相撲協会は30日、バーガーキングとの新たなスポンサー契約を発表しました。この協力により、バーガーキングでは7月11日から限られた期間と数量で特大の横綱バーガー「BABY BODY BURGER(ベビーボディーバーガー)」を販売開始します。この豪快なバーガーは、5枚のビーフパティに4枚のベーコン、4枚のチーズスライスが野菜とともに重なっており、総カロリーは1876キロカロリー、重さは668グラムです。価格は単品で2590円、セットでは2890円と設定され、購入した方には限定のオリジナルステッカーがプレゼントされます。バーガーキングは、「このコラボレーションを通じて、バーガーキングの認知度と体験者の増加を促進するだけでなく、日本の大切な伝統文化である『大相撲』への関心をより一層高めていきたいと考えています。これにより、未来への文化継承とファン層の拡大に貢献できればと願っています。今後のバーガーキングと日本相撲協会の活躍にどうぞご期待ください」とコメントしています。

【南北海道】北星学園大付、センバツ出場の東海大札幌を破り、3年ぶりに南北海道大会へ進出

北星学園大付属高校野球部が、今春のセンバツに出場した東海大札幌を破り、3年ぶり4回目の南北海道大会への進出を果たしました。試合は、2点差で追う3回に相手守備のミスもあり、3点を獲得して逆転。6回には同点に追いつかれましたが、9回2アウト一、三塁の場面で、相手投手の暴投により決勝点を奪いました。7回からマウンドに立った2番手の畠山大輝投手(3年)は、3イニング無失点で抑え、チームに勝利をもたらしました。「まずはホッとしています。これは自分の力ではなく、全員が応援し、守ってくれたおかげです」と、チームメイトへの感謝を語りました。彼らの母校であるのは、昨秋のドラフト4位で巨人に入団した石田充冴投手(18)が在籍していた学校です。沼山健吾監督(42)に対しては、試合後に石田選手から勝利を祝うメッセージが届いたとのことです。監督は「夏の大会は1点差の勝負が多い。それに備えて準備と練習をしてきた結果、選手たちがしっかりと実践してくれました」と満足げに語りました。

【西武】かつての「激戦地」で育った与座海人が戦後80年に思うこと 1日地元沖縄で里帰り先発

小学生の頃、みんなで学校裏の坂道を登ったことを、西武の与座海人投手(29)はしっかりと覚えている。目的地は浦添城跡だった。「今でも覚えているのは、城跡に弾痕が残っていたことです。現代では想像もつきませんよね」と話す。与座は沖縄・浦添市で育った。「前田という場所で育ちました。沖縄地上戦で最大の激戦地とされる場所です」。米軍は北谷付近から上陸し、前田の丘が防衛線となったことが語り継がれている。「テレビには映せないような映像もいくつかありました」と語る。平和な時代に生まれましたが、その平和が些細なことで崩れる可能性を感じながら育ちました。2年前に与座さんから聞いた話は今でも鮮明に覚えています。「僕の家の上には普天間基地へ向かう飛行機のルートがあるんです。高台に位置していて、ほとんどすれすれを通る感じです。オスプレイも飛んでおり、震動でテレビが揺れることもありますよ」と。与座さんは当時、「ロシアとウクライナの戦争映像を見ると、何とも言えない苦しい気持ちになることがあります」と話していました。2年が経ち、今年の7月1日、オリックス戦(那覇)での里帰り登板があります。しかし、世界の争いは依然続いています。日本は太平洋戦争から80年を迎えます。今年も、何よりも家族や友人が見守る地元でプロ野球の1軍投手として投げられることがうれしいと与座さん。「帰ってきたな、という気持ちです。独特の雰囲気や香りが漂っています」。そして一人の沖縄出身者として、「平和への願いと人命の大切さ。自分にできることは少ないかもしれないけれど、節目節目で発信できれば」と述べています。そのような思いでマウンドに立つことでしょう。【金子真仁】

菊池雄星が牽引する新生エンゼルス、時代を逆行するオールドスタイルへ転換

エンゼルスは、「オールドスタイル」への回帰によって球団記録を樹立しました。今シーズンは、開幕投手を務める34歳の菊池雄星投手を中心に、中4日から中5日の先発ローテーションを5人で堅守しています。シーズン81試合目となる6月27日(日本時間28日)のナショナルズ戦で、5人の先発投手のみを起用するという連続試合数記録を更新しました。かつて大谷翔平投手(現ドジャース)が在籍した2018年から2023年までは先発6人制を採用していましたが、5人制に戻し、2014年以来となるポストシーズン進出を目指して再建を進めています。   ◇   ◇   ◇主戦投手の菊池雄星を中心にエンゼルスは新たな基盤を固めています。6月27日の81試合目で、先発5人制を継続し続け球団新記録を達成しました。菊池に続く先発陣は、26歳の右腕ソリアーノ、2年目のコハノビツ、ベテラン左腕アンダーソン、通算102勝の右腕ヘンドリックスです。若手とベテランが融合し、ローテーションを崩さずにシーズンの半分以上を戦い抜いています。このシーズンに「先発5人固定」を続けているのはメジャー30球団の中でエンゼルスだけです。近年では、オープナーや先発6人制など試行錯誤を行い、投手の登板間隔を空けるチームも増えてきている中での決断です。大谷翔平が在籍していた2018年から2023年まではエンゼルスも主に先発6人制でした。しかし、昨シーズンからワシントン監督の方針により“オールドスタイル”に回帰しました。病気療養のため今季途中で指揮を離れることになりましたが、就任2年目で再建の方向性が固まりつつあります。菊池はケガを避けながら堅固な先発陣を支えています。「ケガをしないで、5日に1回投げることが何よりも価値があると思っています。他のことはあまり考えていません。」 その考えに至ったのには理由があります。「最初はそんな気持ちになれませんでしたが、7年間プレーして過去のデータを見ると、両リーグで平均50人しか規定投球回に到達しません。つまり、1チームに2人いない計算です。」経験を経て、規定投球回162に到達することの重要性を理解しました。シーズン162試合の長丁場で先発ローテーションが不安定になれば、救援陣にも負担がかかります。菊池は先発として「規定以上をしっかり投げるのが難しいことだし、価値あることだと思っています。成績を出せればなお良いですが、年間32、33試合投げることが大事だと思っています。」と言います。その言葉通り、2年連続で規定投球回に到達し、今季もその見込みがあります。チームへの貢献は選手それぞれが様々な形で行っています。数字では目立たないものの、故障なく安定して先発マウンドに立ち続ける菊池の貢献度は大きいです。シーズン半分を迎えた時点でア・リーグ西地区3位のエンゼルス。大谷が移籍して2年目、再建を進めるチームの基盤は確固たるものになっています。【斎藤庸裕】○…今季のエンゼルスは、ドラフト1巡目で指名した選手を8人も起用し、球団新記録を樹立しました。6月23日のレッドソックス戦で、ドラフト1巡目で選ばれた選手をプレーさせました。主力選手のトラウト、ウォード、アデル、中継ぎ投手のデトマーズとバックマンに加え、ネト、シャヌエル、内野手ムーアも活躍しました。「生え抜きドラ1」の8選手出場はブルワーズが1991年7月3日に記録して以来34年ぶりです。エンゼルスの再建が進行中です。

小谷正勝氏が低迷するDeNAの投手陣を分析 外国人選手と首脳陣のコミュニケーションが鍵

巨人戦での3連敗を機に再び苦境に陥ったDeNA。昨シーズンのチャンピオンチームであるはずが、今季は借金2で波に乗れていません。日刊スポーツの客員評論家である小谷正勝氏(80)が、チームの投手陣を分析し、巻き返しへの糸口を探ります。   ◇   ◇   ◇DeNAは、先発の一角であるバウアーが2軍落ちとなりました。ケイと東は防御率1点台でありながら、勝ち星に恵まれず、ケイは5勝5敗、東は6勝4敗という成績です。特に左投手の二人が更に調子を上げ、小差を乗り越えて勝つ試合を増やすことが求められます。東は開幕当初の不調を克服しつつあります。彼が好調時の内外角へのコントロールを取り戻し、チェンジアップも改善すれば、勝球感覚を取り戻せるでしょう。一方のケイは、日本では珍しい左打者との対戦に苦戦しています。良いときは右打者の懐に直球とカットボールを決めることができますが、左打者相手には外角にばかり投げてしまい、相手に狙い撃ちされています。 コーチ陣は相手が左打者を並べることを事前に察知し、対策を立てる必要があります。そのためにはブルペンでの練習を通じて、左打者の内角に投げ込むことが重要です。バウアーは様々な試みを行っていますが、タイミングを誤ってリリースポイントを狂わせています。十分にメンテナンスし、かつての実力を取り戻すことが求められます。外国人選手との会話は問題解決への鍵です。他の先発陣にも注目です。ジャクソンは来日当初は直球専門でしたが、変化球を中心に投げるようになりました。石田裕はお決まりのパターンから抜け出し、積極的に空振りを狙うべきです。ブルペン陣の重要性も増しています。森原は早急に復帰させ、中川は安定感をさらに高める必要があります。そして若手の登用にも積極的に取り組み、新たな戦力を育成していくことが求められます。特に吉野光樹という3年目の投手に注目しており、彼の高めの球の力を活用するスタイルが確立されることを期待しています。最終的に、DeNAは将来のピッチングスタッフのビジョンを示す必要があります。外国人選手に頼る現在の状態から、より一貫した戦略を打ち出さなければ、上位に安定して位置付けることは困難です。(日刊スポーツ客員評論家)

【バスケットボール】宇都宮がB1での優勝目指し、44歳の田臥勇太との契約を更新

Bリーグ1部(B1)所属の宇都宮ブレックスは、2024-25年シーズンの覇者として、元NBA選手でガードの田臥勇太(44)との契約をこれからも継続することを30日に発表しました。田臥選手は2008年にチームに加わり、24-25年シーズンにはレギュラーシーズンで9試合に出場しました。25-26年シーズンで彼はチームに18シーズン目の在籍となります。田臥選手のコメントは以下の通りです。「いつもたくさんの応援に感謝しています。2025-26シーズンもブレックスの一員としてプレーできることに、大変喜びを感じており、感謝の気持ちでいっぱいです。大切な仲間たちと共に、大好きなバスケットボールを続けていけることに感謝し、またあの素晴らしい景色を目指して、チーム全員、そしてファンの皆さんと共に2025-26シーズンも力を合わせて戦いたいと思います。」

【南北海道】センバツ出場校・東海大札幌が惜敗 「これで終わりか」との思い、9回に痛恨の暴投で決勝点を許す

今春のセンバツに出場した名門・東海大札幌は、札幌地区でその姿を消すこととなった。試合は3-3のまま緊迫した状況で迎えた9回2死一、三塁のピンチ。6回からマウンドに立っていた3年生の高橋英汰投手の暴投により、痛恨の一投で決勝点を奪われました。その裏の攻撃では、主将である3年生の山口聖夏内野手が二塁打で出塁し、犠打で1死三塁のチャンスを演出しましたが、あと一打が出ませんでした。試合後、涙を拭いきれずにいた山口選手は、「目標としていた夏の聖地への道が途絶え、自分たちの挑戦がここで終わったという実感です。高校野球はもうありませんが、後輩たちにはぜひ頑張ってほしいと思います。高校入学時からこの縦縞のユニフォームを着て試合に出ることを夢見ていました。夏の甲子園に出られたらさらに良かったですが、最高の仲間たちと出会えたことが何よりも良かった」と語りました。昨年秋の全道大会を制し、今春のセンバツにも出場した東海大札幌ですが、春季大会では札幌地区予選3回戦で酪農学園大とわの森三愛に敗れ、選抜枠で臨んだ全道大会でも準々決勝で北海に敗れる結果となりました。